以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「さなさえ」氏(ブログ:『さなさえの麗しき投資ライフ』)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2024年4月17日17時に執筆
皆様、おはこんばんちは。軟調な相場が続いていますが、そんな中でこれまで堅調と思われた半導体株の一部が崩れるなど、目まぐるしく物色テーマが変わっていくようでクラクラしちゃいますね(涙)。つくづく、「休むも相場」という相場格言は本当なんだなぁと思う今日この頃…さなさえです。
さて、夕刊フジ主催・株1GPグランドチャンピオン大会・準優勝(21年度)のアラフォー女性投資家が綴る当記事の連載も、2年目へ…はや66回目。今回も表題のコラムと共に、最近の注目株をご紹介していきます。
<国策・ペロブスカイト太陽電池関連株>
今週、米国のFRB要人達の発言などで利下げ期待に水が差されたように、これまでの株式市場の過熱感を一気に冷ますかのような調整が起きていますね。それに加えてイラクのイスラエルへの攻撃もあって地政学リスクが急激に高まってきています。果たして日経平均株価は75日線(3万7780円)付近からは反発できるのか…もしそうでなければ26週線、はたまた9月線という3万5000円台までの調整も余儀なくされるか…それでもわたしは押し目を狙いたい株を虎視眈々と精査しています(ぬらりと光る眼光)…。
さて、そんなわたしが池波正太郎的な熱い眼差し送っているのが、ペロブスカイト太陽電池関連です。3月7日付の日経新聞には「経済産業省再生可能エネルギーの電力を高く買う固定価格買い取り制度(FIT)で、軽くて曲がる次世代の太陽光発電装置『ペロブスカイト型』を優遇する」と報じ、改めて【国策】としてその関連株へと買いが入っていましたね。さらに言えば、東京都が早期実用化と普及を後押しするなど、国内においてはこの再生エネルギーへの期待値はかなり高い事がわかります。
ペロブスカイト太陽光電池は、従来のシリコン系太陽電池と違い、塗布(スピンコート)技術で安価で容易に作製できる事に加え、薄くて曲がる特性から、あらゆるところに設置が可能です。いずれこの太陽電池の、水分や酸素の影響を受けて発電効率が落ちる、熱に弱く耐用年数が短いなどの弱点がクリアになれば、日本中のビル群がこれで覆われ、さらには車や電車にまでこの電池が…なんて事もあるかもしれませんね。と、いうわけで今回は個人的に期待値が高いと見る、そんな関連株をご紹介していきます。
<さなさえが厳選!ペロブスカイト太陽電池関連株>
まずは代表的な銘柄と言えば、昨年NTTデータ<9613>と共同でフィルム型ペロブスカイト太陽電池を建物外壁に設置する国内初の実証実験を開始した事で話題となった積水化学工業<4204>です。こちらは現在も東京都とガッチリ組んで開発を進めています。続いてその実用化技術を急ピッチで推進しているカネカ<4118>は、業績の割にはチャートもしっかりしていて、株価も割安です。同じく21年4月の時点でこの事業に参入を発表しているホシデン<6804>は、同太陽電池の量産に向けて邁進中。業績もここまで良好ですし、株価もまだまだ割安ですね!
そして個人投資家を中心に人気化しているエヌ・ピー・シー<6255>と倉元製作所<5216>は、小型株ゆえもありますが、その値動きにも注目したいですね。前者は太陽電池の再生事業においても期待がありましたが、薄膜型の太陽電池の製造装置においても実績を有している事から、ここ最近はペロブスカイト太陽電池の開発においても思惑が動いているようです。また後者においては直近で同社社長が、一部メディアへのインタビューに対して半導体製造に関わる石英加工事業の拡大と共に、このペロブスカイト型太陽電池の開発に乗り出すと答えて好感されたようです。
また、ペロブスカイト電池で必要なヨウ素生産の大手である伊勢化学工業<4107>。同じくヨウ素のK&Oエナジーグループ<1663>と、その子会社へと出資している豊田通商<8015>、最後に値がさ株ではありますが、まだまだ割安感のあるINPEX<1605>は、ヨウ素だけに要チェックです。
はい、今回は以上です。
ここ最近のわたしのブログでは、上記でご紹介した株以外にも「さなさえのひとり株1GP」として月毎の『注目3銘柄』をピックアップして、毎週末にその値幅を計測しています。もちろん株以外のネタも多種多様…怖いもの見たさでもお気軽にどうぞ (笑)。ではでは。Have a nice trade.
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執筆者名:さなさえ
ブログ名:『さなさえの麗しき投資ライフ』
以下是個人投資者 “Sanasae”(博客:“Sanasae的美好投資生活”)在FISCO社交記者上撰寫的評論。在FISCO,我們正在努力通過與積極傳播信息的個人合作,向投資者傳播更多樣化的信息。
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※寫於 2024/4/17 17:00
大家早上好,晚上好。市場仍然疲軟,但是在這種情況下,一些迄今爲止被認爲表現強勁的半導體股票已經暴跌,看來購物主題正在迅速變化,讓我淚流滿面(眼淚)。大約在今天的這個時候,我認爲市場價格格言 “剩下的就是市場價格” 是正確的... 僅此而已。
順便說一句,這篇文章的連載由一位曾在富士雄寬主辦的Stock 1GP大冠軍錦標賽(FY21財年)中獲得亞軍的Arafo女性投資者詳細闡述,現已進入第二年... 第66次。這次,除了標題專欄外,我還將介紹最近的著名股票。
<國家政策/鈣鈦礦太陽能電池相關股票>
本週,由於聯儲局高級官員的聲明等降低了對降息的預期,正在進行調整,似乎立刻緩解了迄今爲止股市過熱的感覺。除此之外,由於伊拉克對以色列的襲擊,地緣政治風險迅速增加。日經平均指數真的能從75日線(37,780日元)附近反彈嗎... 否則,是否會被迫調整至第26周線的35,000日元區間或9月線... 即便如此,我仍在積極審查我想吸引注意力的股票(閃亮的眼睛)...
現在,我要發送的是池波正太郎對鈣鈦礦太陽能電池的熱情凝視。《日經新聞》3月7日報道說,“經濟產業省將對在固定價格購買可再生能源電力的固定價格購買制度(FIT)下輕便靈活的下一代光伏發電設備 “鈣鈦礦型” 給予優惠待遇,” 並再次將購買這些相關股票作爲 [國家政策]。此外,可以看出,由於東京都政府支持儘早實際應用和傳播,國內對這種可再生能源的期望相當高。
與傳統的硅基太陽能電池不同,鈣鈦礦太陽能電池價格低廉,易於使用塗層(旋塗塗層)技術製造,並且由於其薄而可彎曲的特性,可以安裝在任何地方。最終,如果這些太陽能電池的薄弱環節,例如由於溼氣或氧氣的影響而導致的發電效率下降,以及易受熱和使用壽命短,日本各地的建築物都將受到影響,甚至汽車和火車也可能有這些電池...因此,這次我要介紹我個人認爲期望很高的相關股票。
<由 Sanasae 精心挑選!鈣鈦礦太陽能電池相關股票>
首先,代表品牌是積水化學(4204),自去年日本開始與NTT DATA<9613>合作在建築物外牆上安裝薄膜型鈣鈦礦太陽能電池的首次演示測試以來,該品牌成爲熱門話題。該項目仍在與東京都政府密切合作開發中。接下來,正在快速推廣其實用應用技術的Kaneka <418> 儘管表現不佳,但走勢良好,股價也被低估了。Hosiden(6804)也宣佈從21/4開始進入該業務,並正在推動相同太陽能電池的批量生產。到目前爲止表現不錯,股價仍被低估!
此外,主要受個人投資者歡迎的NPC(6255)和倉本製作所(5216)也是小盤股,但我也想關注它們的價格走勢。前者在太陽能電池回收業務中也有望實現,但由於它在薄膜太陽能電池的製造設備方面也有良好的記錄,因此最近對鈣鈦礦太陽能電池開發的猜測似乎正在流動。另外,關於後者,該公司總裁最近在回應一些媒體的採訪時回答說,隨着半導體制造所涉及的石英加工業務的擴大,他們正在着手開發這種鈣鈦礦型太陽能電池,看來受到了好評。
此外,伊勢化學工業公司(4107)是鈣鈦礦電池所需碘的主要生產商。同樣擁有碘的K&O Energy Group(1663)和投資其子公司的豐田通商(8015)和最後一隻昂貴的股票但仍有低估感的INPEX(1605)只需要檢查碘即可。
是的,僅此而已。
在我最近的博客中,除了上面介紹的股票外,我還將每個月的 “3只值得注意的股票” 選爲 “Sanasae的單人股1GP”,並在每個週末衡量價格區間。當然,除了股票以外,還有各種各樣的故事... 即使你看到一些可怕的東西,也可以隨意這樣做(笑)。那好吧。交易愉快。
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作者姓名:Sana Sae
博客名稱:“Sanasae的美好投資生活”