株式会社コーセー（本社：東京都中央区、代表取締役社長：小林 一俊）は、このたび、経済産業省および東京証券取引所が共同で女性活躍推進に優れた企業を選出する、令年5年度「なでしこ銘柄※1」に選定されました。当社は、令和2年度に「準なでしこ銘柄」として初選定され、翌令和3年度に「なでしこ銘柄」に選定されたため、今回は2回目の選定となります。
※1 経済産業省HP「なでしこ銘柄」：https://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/diversity/nadeshiko.html
常務取締役 澁澤 宏一
「なでしこ銘柄」は、政府が取り組む「男女共同参画社会」の実現を加速させるために、女性活躍の推進に優れた企業を「中長期の企業価値向上」を重視する投資家にとって魅力ある銘柄として紹介することを通じて、企業への投資を促進し、各社の取組を加速化していくことを狙いとしています。東京証券取引所の全上場企業を対象とし、令和5年度の調査では「女性社員のキャリア形成支援」と、「共働き・共育てを可能にする男女問わない両立支援」を両輪で進める企業を評価する方針が経済産業省および東京証券取引所から公表されました。
当社グループは、中長期ビジョン「VISION2026※2」の“３つの基盤”のひとつとして「ダイバーシティ&インクルージョン経営の実践」を掲げています。これに連動し、社会課題の解決に向けた、サステナビリティに関する取り組みと2030年までの目標をまとめた「コーセー サステナビリティ プラン※3」の中で、「ジェンダーにとらわれず活躍できる社会への貢献」を取り組みテーマのひとつとして掲げ、全社をあげて社内外のダイバーシティ＆インクルージョンの推進※4に取り組んでいます。
※2 「VISION2026」：https://corp.kose.co.jp/ja/info/mid/
※3 コーセー サステナビリティ プラン（2022年7月29日改訂）：https://corp.kose.co.jp/ja/sustainability/plan/pdf/20210430.pdf
※4 企業HP「ダイバーシティ＆インクルージョン」：https://corp.kose.co.jp/ja/sustainability/diversity/
多様な価値観はイノベーションの源泉であるという考えのもと、人的資本経営戦略にもとづく女性活躍の推進においては、性別問わずライフイベントにあわせた柔軟な働き方や、それぞれの能力が十分に発揮できる制度・環境づくりを行い、仕事と育児の両立や、社員一人ひとりがいきいきと自分らしさを発揮して活躍できるサポートをしています。
具体的な取り組み
・性別に関わらず活躍できるキャリアパスを意識した、適正な人事評価に基づくリーダー登用などの人事政策の実行
・女性社員に対する産前産後・育児休業の取得サポートに加え、2020年度より、男性の育児休業取得を促進する当社独自の「コーセー イクパパサポート制度」を運用
・産育休からの復帰者へのキャリアコンサルティング、育休を取得した男性社員の経験談などを発信する社内情報共有サイトの設置、子育て中の社員が情報交換できるコミュニティづくり
2023年度の国内グループ会社において、女性の育児休業取得率は100％、男性の育児休業取得率は82.4％を達成しています。なお、男性の育児休業取得率においても2026年に100％※5とする目標を設定しています。
また、社内のダイバーシティ推進の状況については、「取締役における女性比率41.7％※6（2024年3月現在）」「管理職における女性社員比率30.8％※7（2023年度実績）」「指導的地位にある女性社員比率33.6％※7（2023年度実績）」など、性別に関わらず活躍できる職場づくりを積極的に推進している企業姿勢が評価され、今回、最高評価の「なでしこ銘柄」に選定されたものと考えます。
※5 対象:国内グループ会社 ※6 対象：株式会社コーセー ※7 対象：海外現地法人を含むコーセーグループ全体
今後も、人的資本の最大化を目指し、多様性・包摂性・公正性の大切さを全社員で理解することを目的とした「コーセーDEI（ダイバーシティ、エクイティ＆インクルージョン）ハンドブック」の配信などを通じた啓発による風土醸成と、多様な社員が活躍できる人事制度設計を両輪で推進し、多様な価値観を尊重する職場づくりに取り組んでいきます。
サステナビリティに対する当社の取り組み
■「コーセー サステナビリティ プラン」 https://corp.kose.co.jp/ja/sustainability/plan/pdf/20210430.pdf
■コーセー 企業情報サイト 「サステナビリティ」 https://corp.kose.co.jp/ja/sustainability
■コーセー 企業情報サイト 「ダイバーシティ＆インクルージョン」 https://corp.kose.co.jp/ja/sustainability/diversity/
株式會社KOSE（總部：東京都中央區；總裁兼首席執行官：小林和俊）現已被選爲今年第5年的 “撫子品牌*1”，經濟產業省和東京證券交易所將共同評選在促進女性積極參與方面表現出色的公司。我們公司在令和成立的第二年首次被選爲 “準撫子品牌”，並在下一財年被選爲 “撫子品牌”，因此這是第二次入選。
*1 經濟產業省網站 “撫子品牌”：https://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/diversity/nadeshiko.html
董事總經理澀澤浩一
“撫子品牌” 旨在通過向重視 “在中長期內提高企業價值” 的投資者介紹那些擅長促進女性積極參與的公司，作爲吸引股票，促進對公司的投資，加快各公司的努力，以加速實現政府正在努力的 “性別平等社會”。針對所有在東京證券交易所上市的公司，經濟產業省和東京證券交易所宣佈了一項政策，旨在評估在Reiwa 5調查中推動 “對女性員工的職業發展支持” 和 “不分性別均衡的支持，以實現共同工作/共同育兒” 的公司。
集團已將 “實施多元化和包容性管理” 作爲其中長期願景 “VISION2026*2” 的 “三個基礎” 之一。與此相結合，在概述2030年之前與可持續發展相關的舉措和目標的、旨在解決社會問題的 “KOSE可持續發展計劃*3” 中，“爲一個人們不分性別都能發揮積極作用的社會做出貢獻” 被定爲工作主題之一，整個公司都在努力促進公司內部和外部的多元化和包容性*4。
*2 “願景2026”：https://corp.kose.co.jp/ja/info/mid/
*3 KOSE 可持續發展計劃（2022年7月29日修訂）：https://corp.kose.co.jp/ja/sustainability/plan/pdf/20210430.pdf
*4 企業網站 “多元化與包容性”：https://corp.kose.co.jp/ja/sustainability/diversity/
基於多元價值觀是創新源泉的理念，在根據人力資本管理戰略促進女性積極參與方面，我們創造了適合生活事件的靈活工作方式，不分性別，並創造了讓每個人都能充分展示自己的能力、平衡工作和育兒並支持每位員工積極展現其個性的制度和環境。
具體舉措
・實施人事政策，例如根據適當的人事評估任命領導者，同時意識到無論性別如何都可以發揮積極作用的職業道路
・除了支持女性員工休產前/產後假和育兒假外，我們還將運營自己的 “Koseik Papa支持系統”，以促進男性從2020財年起休育兒假
・爲休完育兒假的員工提供職業諮詢，建立內部信息共享網站以傳播休育兒假的男性員工的經歷等，以及創建撫養孩子的員工可以交流信息的社區
在2023財年，國內集團公司休育兒假的女性比例爲100％，男性休育兒假的比例爲82.4％。此外，我們還將2026年男性休育兒假的比例設定爲100％※5。
此外，關於公司內部的多元化促進狀況，企業積極促進創造不分性別都能發揮積極作用的工作場所的態度，例如 “女性董事比例 41.7% ※6（截至2024/3）”、“管理職位女性員工比例 30.8% ※7（2023年業績）” 和 “領導職位中女性員工比例 33.6% ※7（2023年結果）”，是進行了評估，我認爲它被選爲評價最高的 “撫子品牌”。
*5 目標：國內集團公司 ※6 目標：株式會社高絲 ※7 目標：整個高絲集團，包括海外子公司
展望未來，我們將繼續努力創造一個尊重多元價值觀的工作場所，通過分發 “KOSE DEI（多元化、公平和包容性）手冊” 來培養啓蒙文化，該手冊旨在讓所有員工了解多元化、包容性和公平性的重要性，並促進多元化員工可以發揮積極作用的人事制度設計。
我們的可持續發展方針
■ “KOSE 可持續發展計劃” https://corp.kose.co.jp/ja/sustainability/plan/pdf/20210430.pdf
■高絲企業信息網站 “可持續發展” https://corp.kose.co.jp/ja/sustainability
■高絲企業信息網站 “多元化與包容性” https://corp.kose.co.jp/ja/sustainability/diversity/
