11日午前10時すぎの日経平均株価は、前日比880円程度安い3万6150円前後で推移する。午前9時54分には、同985円92銭安の3万6042円35銭を付けた。トランプ米大統領が米FOXニュースのインタビューで、関税政策による米景気への影響について「少し時間はかかるが必ず素晴らしい事態になる」としたうえで、経済は「過渡期にある」とリセッション容認と受け取れる発言をした。現地10日の米国株式市場では、米政府が景気に配慮した政策を実行するとの期待感が後退、リスク回避姿勢が強まりNYダウ・ナスダック総合指数ともに大幅下落。日本株もその流れを受け売りが先行したほか、円高も重しとなっている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、10日の大阪取引所清算値比605円安の3万6475円だった。
業種別では、全33業種が下落している。住友電工<5802.T>、フジクラ<5803.T>などの非鉄金属株や、三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株が下落。大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株や、MS&AD<8725.T>、東京海上<8766.T>などの保険株も安い。バンナム<7832.T>、任天堂<7974.T>などのその他製品株や、日立<6501.T>、ソニーG<6758.T>などの電気機器株も軟調。帝人<3401.T>、東レ<3402.T>などの繊維株や、出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株、OLC<4661.T>、リクルートH<6098.T>などのサービス株も弱い。
個別では、学情<2301.T>、SREHD<2980.T>、IHI<7013.T>、サンリオ<8136.T>、NEC<6701.T>が下落。半面、GMO<9449.T>、アインHD<9627.T>、ライドリC<2585.T>、山パン<2212.T>、Bガレージ<3180.T>などが上昇している。
東京外国為替市場では午前10時時点で、ドル・円が1ドル=146円台の後半(10日は147円58−60銭)、ユーロ・円が1ユーロ=159円台の前半(同159円72−76銭)で取引されている。
提供:ウエルスアドバイザー社
11日上午10點過後,日經平均股價下跌約880日元,維持在36650日元左右。上午9點54分,出現了985日元92錢的下跌,跌至36042日元35錢。特朗普美國總統在接受美國福克斯新聞網採訪時表示,關稅政策對美國經濟的影響 "會花一些時間,但一定會是美好的局面",並指出經濟正處於 "過渡期",這一發言可被理解爲對經濟衰退的容忍。在當地10日的美股市場上,市場對美國政府將實施關注經濟的政策的期待感下降,風險迴避情緒加劇,納斯達克綜合指數和紐約道瓊斯工業平均指數均大幅下跌。日股也受到此趨勢影響,賣出行爲先行,日元升值也造成一定壓力。芝加哥日經平均期貨的日元清算價爲10日大阪交易所的清算價下跌605日元,報36475日元。
在行業板塊方面,所有33個行業均出現下跌。住友電工<5802.T>、富士紖<5803.T>等非鐵金屬股,以及三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>等銀行股均出現下跌。大和證券G<8601.T>、野村<8604.T>等證券商品期貨股,以及MS&AD<8725.T>、東京海上<8766.T>等保險股也表現不佳。萬代南夢宮<7832.T>、任天堂(ADR)<7974.T>等其他產品股,以及日立<6501.T>、索尼G<6758.T>等電子設備股也顯得疲軟。帝人<3401.T>、東麗工業(ADR)<3402.T>等纖維股,以及出光興產<5019.T>、ENEOS<5020.T>等石油和煤炭產品股、OLC<4661.T>、Recruit H<6098.T>等服務股也較爲疲軟。
個股方面,學情<2301.T>、SRHD<2980.T>、IHI<7013.T>、三麗鷗<8136.T>、NEC<6701.T>等股票下跌。另一方面,GMO<9449.T>、愛因HD<9627.T>、Ride LI C<2585.T>、山崎麪包<2212.T>、B車庫<3180.T>等股票則有所上漲。
在東京匯率期貨市場,上午10點時,美元兌日元爲1美元=146日元后半段(10日爲147日元58-60錢),歐元兌日元爲1歐元=159日元前半段(同爲159日元72-76錢)。
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