NEXYZ.Group<4346>は、初期投資0円で設備を導入できるサービス「ネクシーズZERO」の提供を行い、子会社のブランジスタ<6176>がメディア・プロモーション事業を展開する。セグメントは、「ネクシーズZERO」を展開するエンベデッド・ファイナンス事業(24年9月期売上高構成比80.4%)とメディア・プロモーション事業(同19.6%)の2つに分かれている。
「ネクシーズZERO」では、LED照明など最新設備を初期投資0円で提供している。例えば、同サービスでLED照明を導入すると、導入する企業は現地調査から施工、アフターケアまでそろって月々固定の料金のみで店舗・施設をまるごとLED化できる。LED照明は一例にすぎず、同社では世界200メーカー50万点以上の製品ラインナップを提供しているため、顧客は様々な最新設備を初期投資0円で導入できる。飲食店/工場/ホテルでは空調設備・冷蔵機器・水回り設備・決済機器・環境設備、神奈川県箱根町ではLED防犯灯切替など、企業から自治体・公共施設まで幅広く対応している。また、アメリカ合衆国国防総省と契約締結し、沖縄米軍基地に最新設備を導入している。
「ネクシーズZERO」の導入件数は107,391件を超えており、10万件はコンビニの2倍以上の数値となる。また、売上の内訳は、約9割が追加注文や紹介、WEB問合せからで新規営業は11.5%にとどまっている。直近は、金融機関とのパートナー提携を加速させて紹介案件を積極的に獲得しており、提携金融機関パートナーは100社を超えている。金融機関案件の特長として、1契約当たり売上が通常の1.37倍、解約率が半分以下になる有効性がある。また、金融機関からの紹介では、同社の営業人員が同行して営業を行っており、顧客の生の声はしっかりとヒアリングするように努めている。
メディア・プロモーション事業では、「アクセルジャパン」のプロモーション支援、メディア事業を展開しているが、特にアクセルジャパンが主力となる。「アクセルジャパン」も初期費用0円、毎月40万円~で有名タレントを活用したプロモーションが実施できる。同社は、電子雑誌「旅色」を18年運営し、出演俳優330名以上と芸能事務所との強固な関係を築いてきた。長年のキャスティング・クリエイティブ・営業力の強みをアクセルジャパンに活用できているようで、競合サービスとは圧倒的な差をつけて成長している。また、毎月ストック収益を獲得できるため、同社・企業・タレント全てが価値を感じるビジネスモデルとなっている。
2024年9月期の売上高は前期比11.6%増の24,497百万円、営業利益が同55.2%増の1,189百万円で着地した。エンベデッド・ファイナンス事業では、金融機関とのパートナー関係を強化・拡大してきたことで案件紹介が着実に増加、売上高が創業来最高値を更新した。メディア・プロモーション事業では、「アクセルジャパン」が全国規模での販売を実現、主力電子雑誌「旅色」の宿泊施設や飲食店などの民間企業からの広告掲載売上も増加して、売上高・利益ともに2期連続で最高を更新した。2025年9月期の売上高は前期比4.1%増の25,500百万円、営業利益が同26.1%増の1,500百万円を見込んでいる。
日本の99.7%が中小企業と認識されている中で、同社は中小企業の成長を後押ししている。今後エンベデッド・ファイナンス事業は、農業設備・工業設備へとラインナップを強化し、中小企業の設備投資市場規模17兆円をターゲットに事業を展開していく。注目しておくべき点は、売上計上について一括計上と分割計上があるが、2024年9月末時点でリース債権が約32億円ある。安定収入である債権を積み上げつつ市場動向をみながら流動化実行を判断するが、流動化した場合の利益の追加見込みは約10億円になるため、流動化の実行局面には注目しておきたい。また、メディア・プロモーション事業では、「アクセルジャパン」はいまだ広告経由の申し込みがほとんどで、プッシュ型の営業を実施していない。全国に多数存在する潜在顧客にアプローチするプッシュ型営業を強化することで、未開拓の潜在顧客を拡大させていき、売上高・利益の拡大を図っていく。そのほか、株主還元では、1株当たりの配当金は20円の予想、将来的な成長投資と財務健全性に留意して長期的に安定した配当を実施する方針。エンベデッド・ファイナンス事業&メディア・プロモーション事業の両輪で業績の拡大基調が続きそうな同社の今後に注目しておきたい。
NEXYZ.Group<4346>提供無需初期投資0日元即可導入設備的服務「ネクシーズZERO」,其子公司Blangista<6176>正在開展媒體與推廣業務。該業務分爲兩部分:提供「ネクシーズZERO」的嵌入式金融業務(2024年9月期營業收入佔比80.4%)和媒體推廣業務(同19.6%)。
「ネクシーズZERO」以初期投資0日元的價格提供最新的設備,如LED照明。例如,使用該服務安裝LED照明的企業,可以在進行現場調查、施工和售後服務的同時,僅需固定月費用即可將整個店鋪和設施全面轉換爲LED照明。LED照明只是一個例子,該公司提供來自全球200個製造商的超過50萬種產品,使客戶能夠以初期投資0日元引進各種最新設備。餐飲業/工廠/酒店提供空調設備、冷藏設備、水管設備、支付設備和環境設備,神奈川縣箱根町則提供LED防盜燈的更換,企業、地方政府及公共設施等均可得到廣泛的支持。此外,還與美國國防部簽訂合同,向沖繩美軍基地導入最新設備。
「ネクシーズZERO」的導入數量已超過107,391件,超過10萬件數量是便利店的兩倍以上。此外,銷售收入的構成中約9成來自附加訂單、介紹和網絡諮詢,新客戶銷售僅佔11.5%。近期,加快與金融機構的合作伙伴關係,積極獲取介紹業務,合作金融機構的數量已超過100家。金融機構案件的特點是,每個合同的銷售收入通常是正常的1.37倍,解約率低於一半。此外,通過金融機構的介紹,公司銷售人員會陪同進行銷售,努力傾聽客戶的真實聲音。
在媒體推廣業務中,正在開展對「アクセルジャパン」的推廣支持及媒體業務,尤其以「アクセルジャパン」爲主力。「アクセルジャパン」也可以做到初期費用0日元,每月40萬日元起的利用知名藝人的推廣。該公司自2018年運營電子雜誌「旅色」,與330多位演員及經紀公司建立了穩固關係。其長期在選角、創意及銷售力方面的優勢似乎已經在「アクセルジャパン」身上得以應用,因此與競爭服務形成了明顯差異並實現了成長。此外,由於每月可以獲得持續收益,形成了公司、企業與藝人三方共贏的商業模式。
預計2024年9月期的營業收入爲前期比增加11.6%至24,497百萬元,營業利潤爲同增加55.2%至1,189百萬元。在嵌入式金融業務中,由於與金融機構加強和擴大合作關係,案件介紹穩步增加,營業收入創下創業以來的新高。在媒體推廣業務中,「アクセルジャパン」實現了全國範圍的銷售,主流電子雜誌「旅色」也從民間企業的住宿設施和餐飲店獲得的廣告收入增加,因此營業收入和利潤連續兩期創下新高。預計2025年9月期的營業收入將比前期增加4.1%,達到25,500百萬元,營業利潤預計爲同增加26.1%至1,500百萬元。
在日本,中小企業被認爲佔99.7%。該公司正在推動中小企業的發展。未來,嵌入式金融業務將增強農業設備和工業設備的產品線,面向中小企業的設備投資市場規模爲17萬億日元。需要注意的是,營業收入覈算可以分爲一次性覈算和分期覈算,截止2024年9月末,租賃債權約爲32億日元。在積累穩定收入的債權的同時,觀察市場動態以判斷流動化的執行,但流動化後的利潤增加預計約爲10億日元,因此流動化的實施過程值得關注。此外,在媒體推廣業務中,「アクセルジャパン」至今幾乎只通過廣告申請,尚未執行推送型的銷售。通過加強對全國衆多潛在客戶的推送型銷售接觸,將擴大未開發的潛在客戶,提高營業收入和利潤。此外,股東回報方面,預計每股分紅爲20日元,未來將在注重成長投資與財務健康性基礎上實施長期穩定的分紅政策。嵌入式金融業務和媒體推廣業務的雙輪驅動似乎還將延續公司的增長趨勢,值得關注其未來發展。