Veritas In Silico <130A>は23日、Liverpool ChiroChem (LCC)と、RNA標的低分子医薬品の共同開発及び商業化契約を締結したことを発表した。
同社は、2024年7月よりLCCが保有する化学プラットフォームPACETMより1,000種を超える新たなキラルフラグメントについて、同社の創薬プラットフォームibVISを利用して、がん疾患、希少疾患、中枢神経系疾患、感染症への適応を想定した10個のmRNA標的に対するスクリーニング分析を実施し、良好な結果を得ている。今後は、LCCと同社の共同創薬事業として、ヒット化合物より有望なリガンド(新薬の候補となる物質)を得るために、10個のmRNA標的を中心に、開発プロジェクトを選択して、世界最新かつ最高峰レベルのアセット(フラグメント化合物)の創出、さらには将来の商業化を目指す。
今回の契約締結は、同社の成長戦略にてKPIに設定している「新規契約の獲得」に該当するもので、2024年12月13日付「2024年12月期 通期業績予想の修正に関するお知らせ」で公表した「来年度(2025年12月期)に獲得する新規契約(目標4件)」の1件目達成となる。なお今回の契約締結においては、契約一時金の授受を行わない取り決めとしたため、本件契約締結に伴う収益等は発生しない。
Veritas In Silico <130A>於23日宣佈與Liverpool ChiroChem (LCC)簽署了RNA靶點低分子藥品的共同開發及商業化協議。
該公司計劃從2024年7月起,利用LCC所持有的化學平台PACETM,對1000種以上的新型手性片段進行篩選分析,旨在癌症疾病、罕見疾病、中樞神經系統疾病、感染症等10個mRNA靶點方面取得良好結果。未來,將與LCC共同開展藥物研發業務,圍繞這10個mRNA靶點選擇開發項目,以獲取更有希望的配體(新藥候選物),創造全球最新、最高水平的資產(片段化合物),並進一步向將來的商業化目標邁進。
此次合同的簽署符合公司在成長戰略中設定的KPI「新合同的獲取」,將成爲2024年12月13日公佈的「2024年12月期 期末業績預測修正個股公告」中提到的「明年度(2025年12月期)獲取的新合同(目標4件)」的第一件。同時,由於此次合同簽署決定不進行合同一次性費用的支付,因此相關收益等不會產生。