24日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■ハイテク株主導でリバウンドを試す展開
■しまむら、3Q営業利益 2.0%増 465億円
■前場の注目材料:ホンダ、日産自動車と統合へ協議、来年6月めど最終合意
■ハイテク株主導でリバウンドを試す展開
24日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開になりそうだが、押し目買い意欲の強さは意識されそうだ。23日の米国市場はNYダウが66ドル高、ナスダックは192ポイント高だった。11月の米消費者信頼感指数が予想を下回ったことが重荷となった。米連邦準備理事会(FRB)の速いペースでの利下げ期待の後退による長期金利の上昇も警戒されるなか、NYダウは下落する場面もあった。ただし、ハイテク株への物色が強まるなか、終盤にかけて相場全体を押し上げる形となった。シカゴ日経225先物(3月)清算値は大阪比115円高の39305円。円相場は1ドル157円10銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買いが先行しそうだ。NYダウは自律反発の域は脱していないものの、エヌビディアやブロードコムなど半導体株の一角が買われ、半導体SOX指数の上昇率は3%を超えており、指数インパクトの大きい値がさ株が相場をけん引することが期待されよう。
日経225先物はナイトセッションで一時38870円まで売られ、25日線を割り込む場面もみられたが、下ヒゲを残す形で切り返している。節目の39000円を下回る局面では押し目買い意欲の強さが窺えるなか、ハイテク株主導でリバウンドを試す展開が意識されそうだ。もっとも、米国でもクリスマスの祝日を控えて商いは細っている。市場参加者が限られるなか、先物主導で大きく振らされやすい状況であることは意識しておきたい。いったん動きが鈍るようだと売り仕掛け的な動きが入りやすいが、その後の買い戻しを想定した押し目を狙いたいところである。
日経平均株価は25日線が支持線として意識されやすいなか、ボリンジャーバンドの+1σが位置する39400円辺りを狙った展開が期待される。アドバンテスト<6857>など値がさハイテク株にらみの展開になるだろうが、底堅さがみられるようだと、センチメントを明るくさせそうだ。
物色は米国市場の流れから値がさハイテク株の買い戻しを狙った動きが意識されやすいほか、市場参加者が限られることで、個人主体の中小型株での短期的な値幅取り狙いの動きになりそうである。個別に材料のある銘柄のほか、ビットコインなどのテーマ性のある銘柄での値幅取り狙いの動きは活発だろう。年末高への期待感が高まってくる可能性もある。
■しまむら、3Q営業利益 2.0%増 465億円
しまむら<8227>が発表した2025年2月期第3四半期業績は、売上高が前年同期比3.8%増の4978億300万円、営業利益は同2.0%増の465億5900万円だった。主力のしまむら事業で自社ブランドやサプライヤーとの共同開発ブランドの品ぞろえを拡充させた。25年2月期業績は、売上高が前期比3.9%増の6596億2200万円、営業利益は同1.9%増の563億6200万円とする期首計画を据え置いている。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(39161.34、+459.44)
・NYダウは上昇(42906.95、+66.69)
・ナスダック総合指数は上昇(19764.88、+192.29)
・1ドル=157.10-20円
・シカゴ日経先物は上昇(39305、+115)
・SOX指数は上昇(5118.75、+153.84)
・VIX指数は低下(16.78、-1.58)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・ ホンダ<7267>日産自動車と統合へ協議、来年6月めど最終合意
・ アルプスアルパイン<6770>「磁気センサー」感度10倍、量産に150億円投資
・ 大林組<1802>社長に佐藤俊美氏、海外など事業領域拡大へ
・ 豊田自動織機<6201>フォーク国内出荷再開、ディーゼル式皮切りに
・ JR九州<9142>日韓高速船から撤退、運行再開せず清算
・ 日本郵政<6178>日本郵便が提訴、ヤマトに120億円、損害賠償請求、配送委託見直しで
・ デンソー<6902>全世界で生成AI駆使、30年までに構築
・ ホンダ<7267>広東省のNEV工場稼働、年産12万台、物流要員ゼロ化
・ 住友ゴム<5110>氷上試験に冷却装置、冬タイヤ開発期間2倍
・ JFE<5411>JFEエンジニアリング社長・福田一美氏、成長投資に1000億円超
・ DMG森精機<6141>スウェーデン社と高速主軸の軸受開発
・ 日揮HD<1963>競技場の廃食油をSAFに、鹿島アントラーズと相互協力
・ ジェイテクト<6473>独イキータにベアリング欧州事業を譲渡
・ フジテック<6406>国内エレベーター刷新、浸水リスクを低減
・ 東京センチュリー<8439>システム最新化の費用課題解決を支援、富士通と
・ ミネベアミツミ<6479>グループのミツミ電機、予備電源用IC参入、月産100万個
・ 住友精化<4008>半導体向けガス増産へ、来春千葉で1.5倍
・ 東邦瓦斯<9533>JERAと、知多火力発電建設で合意書締結
・ INPEX<1605>新潟でブルー水素製造、基本設計の準備開始
・ 東邦亜鉛<5707>75億円調達、財務基盤改善で再生へ
・ 日本郵船<9101>ENEOSHDと、環境価値付き船舶燃料供給
・ 帝人<3401>スペイン在宅医療サービス会社株売却
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 日銀金融政策決定会合議事要旨(10月30・31日分)
<海外>
・09:30 豪準備銀行12月理事会議事要旨
關注以下三點在24日的交易。
■科技股主導嘗試反彈的局面
■島村,第三季度營業利潤增長2.0%,達到465億日元
■前場關注材料:本田與日產汽車(ADR)進行合併談判,預計在明年6月達成最終協議
■科技股主導嘗試反彈的局面
24日的日股市場可能會出現一種停滯的局面,但買入的意願將被重視。23日的美國市場,道瓊斯指數上漲66美元,納斯達克上漲192積分。11月的美國消費者信心指數低於預期,這是一個負擔。由於市場對聯儲局(FRB)快速減息的預期減退,長期利率上升也引發了警惕,導致道瓊斯指數曾出現下跌的情況。然而,由於對科技股的關注加強,市場整體在尾盤被拉升。芝加哥日經225期貨(3月)結算價比大阪高115日元,爲39305日元。日元兌美元的匯率維持在157.10日元左右。
日經平均股價有可能會因跟隨芝加哥期貨而稍微出現買入行爲。儘管道瓊斯指數並未脫離自我反彈的領域,但英偉達和博通等半導體股票的一部分被買入,半導體SOX指數的上漲幅度超過了3%,具有較大指數影響的股票預計將推動市場。
日經225期貨在夜盤一度跌至38870日元,甚至有跌破25日均線的情況,但最終以留出下影線的形式回升。在下破39000日元的關鍵區域時,強烈的買入意願顯而易見,預計將以科技股爲主導進行反彈。不過,美國市場在聖誕假期臨近時,交易量也有所減少。在市場參與者有限的情況下,期貨主導下的波動很大,須對此保持警惕。一旦活動變得遲緩,容易引發賣出操作,但我希望能夠鎖定之後的買入回補,尋找合適的買入機會。
日經平均股價在25日均線作爲支撐位的情況下,預計將以布林帶+1σ所處的39400日元附近展開走勢。屆時,像優達測試(6857)等以價值而知名的科技股可能會成爲重點,但如果能表現出穩定性,可能會提升市場的情緒。
物色方面,很可能會受到美國市場走向的影響,關注價值高的科技股的回補動作。此外,由於市場參與者有限,這可能會轉向以個人爲主體的澳洲中小股的短期波動狙擊。此外,具有個別消息的股票以及比特幣等主題性股票的波動動作可能會很活躍。年末上漲的期待感也可能會增加。
■島村,第三季度營業利潤增長2.0%,達到465億日元
しまむら<8227>公佈的2025年2月期第三季度業績顯示,營業收入同比增長3.8%,達到4978億300萬元,營業利潤同比增長2.0%,達到465億5900萬元。主力的しまむら業務擴大了自有品牌和供應商共同開發品牌的產品陣容。2025年2月期業績計劃保持不變,營業收入較上期增加3.9%,達到6596億2200萬元,營業利潤增加1.9%,達到563億6200萬元。
■前場關注材料
・日經平均指數上漲(39161.34,+459.44)
・道瓊斯指數上漲(42906.95,+66.69)
・納斯達克綜合指數上漲(19764.88,+192.29)
・1美元=157.10-20日元
・芝加哥日經期貨上漲(39305,+115)
・SOX指數上漲(5118.75,+153.84)
・VIX指數下跌(16.78,-1.58)
・活躍的股票回購
・東證要求提高企業價值
・ 本田<7267>與日產汽車(ADR)進行合併討論,預計明年6月達成最終協議
・ 阿爾卑斯阿爾派<6770>「磁傳感器」靈敏度提高10倍,計劃投入150億日元進行量產
・ 大林組<1802>社長佐藤俊美氏,將擴大境外等業務領域
・ 豐田自動織機<6201>國內出貨重新開始,以柴油式爲首
・ JR九州<9142>退出日韓高速船,不再恢復運營進行清算
・ 日本郵政<6178>日本郵便提起訴訟,要求向黑貓賠償120億日元,因配送委託的重新審查
・ 電裝<6902>將在全球範圍內運用生成AI,計劃到2030年完成構建
・ 本田<7267>廣東省的新能源車工廠開始運營,年產12萬台,物流人員實現零化
・ 住友橡膠<5110>在冰上測試中使用冷卻裝置,冬季輪胎開發週期增加一倍
・ JFE<5411>JFE工程社長福田一美氏,計劃在成長投資中投入超過1000億日元
・ DMG森精機<6141>與瑞典公司開發高速主軸的軸承
・ 日揮HD<1963>將場館的廢油轉化爲SAF,與鹿島鹿角相互合作
・ 傑克特<6473>將軸承歐洲業務轉讓給德國伊基塔
・ 藤機<6406>國內電梯升級,降低浸水風險
・ 東京世紀<8439>支持系統最新化的費用問題解決,與富士通合作
・ 美力貝爾美<6479>集團的美力電機,進入備用電源用IC,月產100萬件
・ 住友精化<4008>計劃提高半導體用氣體的產量,明春在千葉達1.5倍
・ 東邦瓦斯<9533>與JERA就知多火力發電的建設簽訂了協議
・ INPEX<1605>在新潟製造藍氫,開始基本設計的準備
・ 東邦亜鉛<5707>籌集75億日元,改善財務基礎以實現再生
・ 日本郵船<9101>與ENEOSHD合作,供應具有環境價值的船舶燃料
・ 帝人<3401>出售西班牙居家醫療服務公司的股份
☆前場活動日程
<國內>
・08:50 日本銀行金融政策決定會議紀要(10月30・31日分)
<境外>
・09:30 澳洲儲備銀行12月理事會議紀要