20日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■底堅さを見極めつつマド埋めを意識
■ビリングシス、24/12上方修正 営業利益 6.16億円←4.89億円
■前場の注目材料:TOPPAN、米社の軟包装事業を2713億円で買収
■底堅さを見極めつつマド埋めを意識
20日の日本株市場は、やや売り先行から始まることになりそうだが、下値の堅さは意識されそうだ。19日の米国市場はNYダウが15ドル高、ナスダックは19ポイント安だった。米連邦公開市場委員会(FOMC)で米連邦準備制度理事会(FRB)が追加利下げペースの減速を示したことを受けた前日の急落は行き過ぎとの見方から買い戻しの動きが先行した。ただし、7-9月期国内総生産(GDP)は上方修正され、新規失業保険申請者数も減少と経済活動の拡大が示されたことで長期金利が上昇、相場の重荷となり伸び悩んだ。シカゴ日経225先物(3月)清算値は大阪比60円安の39020円。円相場は1ドル157円50銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや売りが先行しそうだ。NYダウは一時460ドルを超える上昇をみせたが、終盤にかけて弱含む格好となり、小幅な上昇にとどまっていた。前日の大幅な下げに対するリバウンドは鈍く、アク抜け感は見極めにくいところである。日経225先物はナイトセッションで39000円を上回っての推移となり、底堅さが意識されやすいものの、積極的な売買は手控えられそうだ。
昨日の日経平均株価は一時200日線、75日線を割り込んだ後は買い戻しの動きとなり、25日線水準を回復した。25日線水準が支持線として意識されるようだと、前日に空けたマド埋めとなる39000円近辺を捉えてくる局面はありそうだ。また、為替市場では1ドル=157円台半ばと円安が進んでいる。前日の日銀会合で追加利上げに慎重な姿勢が示されたことで、日米金利差を狙った資金流入への思惑が強まりやすいほか、自動車や機械など輸出関連への物色も意識されそうである。
底堅さを見極めつつ、押し目狙いのスタンスに向かわせよう。また、米国ではFOMCが通過したことで、海外投資家はクリスマス休暇に入る。商いが細ることで、インデックスに絡んだ商いに大きく振らされやすい面はありそうだ。また、個人主体の売買に向かいやすく、個別に材料のある銘柄やテーマ性のある銘柄での短期的な値幅取り狙いの動きに向かわせよう。
■ビリングシス、24/12上方修正 営業利益 6.16億円←4.89億円
ビリングシス<3623>は2024年12月期の業績予想の修正を発表。売上高は39.55億円から42.10億円、営業利益を4.89億円から6.16億円に上方修正した。円安の継続や日経平均株価の上昇基調が続いたことなど、株価・為替相場の変動が大きかったことから、クイック入金サービスの取次件数は通期にわたり堅調に推移。スマホマルチ決済サービスの「Wechat Pay」や「Alipay+」は円安等の影響により訪日外国人数が過去最高を更新し、インバウンド需要が着実に回復している。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(42342.24、+15.37)
・1ドル=157.30-40円
・VIX指数は低下(24.09、-3.53)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・TOPPAN<7911>米社の軟包装事業を2713億円で買収
・村田製作所<6981>インドでMLCC生産、スマホ向け需要獲得
・曙ブレーキ工業<7238>ファンドが筆頭株主に、社長に長岡氏
・日本製鉄<5401>双日と、カナダ鉄鉱石開発に参画
・三菱ケミG<4188>合成石英粉を増産、九州事業所の能力増強
・KADOKAWA<9468>ソニーGが500億円で株追加取得、筆頭株主に
・前田工繊<7821>犀工房を買収、幼稚園・保育園向け商流拡大へ
・ホッカンHD<5902>グループの北海製缶、群馬にライン新設、飲料向けプリフォーム2割増強
・ニーズウェル<3992>決算資料AI自動生成、精度90%
・霞ヶ関キャピタル<3498>「賃貸型冷凍冷蔵倉庫」着工、千葉・習志野市で
・共栄セキュリティ<7058>ネオ・アメニティー子会社化
・日産自<7201>ホンダと、経営統合交渉、日産のリストラ完遂が焦点に
・オカダアイヨン<6294>建機アタッチメントの営業・保守で拠点増強
・NTT<9432>光電融合デバイス普及、クラウド大手に照準
・ソフトバンク<9434>光海底ケーブル運用開始、1万km、アジア太平洋地域結ぶ
・NEC<6701>生成AI活用基盤、地域医療向け提供
・住友電気工業<5802>新潟・柏崎でRF電池2基目受注
・グンゼ<3002>循環型工場に20億円投資、27-28年に脱墨装置など導入
・鹿島<1812>試験人員の7割削減可能に、ダム堤体工事の締め固め効率管理
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 11月全国消費者物価コア指数(前年比予想:+2.6%、10月:+2.3%)
<海外>
・10:00 中・1年物ローンプライムレート
在20日前的交易中,我希望關注以下三個要點。
■在識別底部堅韌性的同時,關注缺口的填補
■BillingSys,24/12上調財務預測,營業利潤6.16億日元←4.89億日元
■前場的關注材料:TOPPAN,以2713億日元收購美國公司的軟包裝業務
■在識別底部堅韌性的同時,關注缺口的填補
20日的日股市場可能會略微以賣出爲先,但下方堅韌性可能會受到關注。19日的美國市場上,紐約道瓊斯指數上漲了15美元,納斯達克下跌了19點。由於美聯邦公開市場委員會(FOMC)顯示聯儲局(FRB)將減緩額外減息的步伐,因此前一天的加速下跌被視爲過度,從而引發買入回補的動作。然而,7-9月份的國內生產總值(GDP)上調,新申請失業保險人數減少,顯示出經濟活動的擴張,導致長期利率上升,給市場帶來壓力,表現疲弱。芝加哥日經225期貨(3月)結算價爲39020日元,比大阪下跌60日元。日元匯率在157.50日元附近波動。
日經平均股價呈現出與芝加哥期貨持平的狀態,賣出可能會略微領先。紐約道瓊斯指數一度上漲超過460美元,但在尾盤時出現弱化,僅小幅上漲。對於前一日的大幅下跌的反彈動作緩慢,市場清空感難以判斷。日經225期貨在夜盤交易中維持在39000日元以上,底部堅韌性容易受到關注,但積極的買賣可能會受到抑制。
昨天日經平均股價在一度跌破200日線和75日線後,出現了買入回補的走勢,恢復了25日線水平。如果25日線的水平能作爲支撐位被關注,那麼可能會朝着前一天留下的39000日元附近的缺口填補而去。此外,在外匯市場上,1美元兌換157日元的中間價顯示出日元貶值。由於前一天的日本央行會議上顯示出對額外加息的謹慎態度,使得針對日美利差的資金流入預期增加,汽車和機械等出口相關的投資也可能會受到關注。
在判斷底部堅挺的同時,計劃尋找買入點。此外,由於美國FOMC的通過,境外投資者將進入聖誕假期。由於交易活動的減少,與指數相關的交易可能會大幅波動。此外,更容易向個人主導的買賣方向發展,針對有特定材料的個股或具主題性的個股,短期內的價差交易可能會增加。
■BillingSys,24/12上調財務預測,營業利潤6.16億日元←4.89億日元
比靈系統<3623>公佈了2024年12月期的業績預測修正。營業收入由39.55億日元上調至42.10億日元,營業利潤由4.89億日元上調至6.16億日元。由於日元貶值持續和日經平均股價上漲趨勢的延續,股票和外匯市場的波動較大,因此,快速入金服務的轉介數量在整個財年內保持了良好表現。「微信支付」和「Alipay+」等智能手機多重支付服務受日元貶值等因素的影響,訪日外國人數創造了歷史新高,入境需求穩步恢復。
■前場關注材料
・道瓊斯指數上漲(42342.24,+15.37)
・1美元=157.30-40日元
・VIX指數下降(24.09,-3.53)
・活躍的股票回購
・東證要求提高企業價值
・TOPPAN<7911>以2713億日元收購美國公司的軟包裝業務
・村田製作所<6981>在印度生產MLCC,獲取智能手機需求
・曙特斯拉-基礎制動工業<7238>基金成爲第一大股東,長岡氏擔任社長
・日本製鐵<5401>與雙日合作,參股加拿大鐵礦石開發
・三菱化學集團<4188>增加合成石英粉生產,擴充九州事業所的能力
・KADOKAWA<9468>索尼集團以500億日元追加增持,成爲第一大股東
・前田工紡<7821>收購犀工房,擴大幼兒園和保育園的商業流通
・北海制罐,隸屬於霍卡HD<5902>集團,在群馬新設生產線,飲料用預製件增加20%
・尼茲威爾<3992>業績資料AI自動生成,準確率90%
・霞關資本<3498>開始施工 "租賃型冷凍冷藏倉庫",位於千葉・習志野市
・共榮安防-半導體<7058>收購新型便利設施
・日產汽車<7201>與本田進行經營整合談判,重點在於日產的重組完成
・岡田愛恩<6294>在建機附件的銷售和維護方面增強據點
・NTT<9432>光電融合設備普及,目標是雲計算巨頭
・軟銀<9434>開始光纜海底電纜的運營,長達1萬公里,連接亞太地區
・NEC<6701>利用生成AI的平台,面向地域醫療提供
・住友電氣工業<5802>在新潟・柏崎獲得第二個RF電池訂單
・軍澤<3002>向循環型工廠投資20億日元,計劃在27-28年引進脫墨設備等
・鹿島<1812>實現試驗人員減少7成,提升大壩堤體施工的夯實效率管理
☆前場活動日程
<國內>
・08:30 11月全國消費者物價核心指數(同比預測:+2.6%,10月:+2.3%)
<境外>
・10:00 中國 1年期貸款基準利率