品川リフラクトリーズ<5351>は16日、先端機材セクターの成長戦略について発表した。
子会社である品川ファインセラミックス(品川FC)が生産基盤の整備と生産能力の拡大に向けた設備投資を実施することを決定し、同社は2024年11月7日開催の取締役会において設備投資の実施を承認した。今回、新工場建設のための事業用地に関する定期借地契約の締結が完了した。
品川FCは、半導体製造装置をはじめとした先端産業分野への事業拡大を目標とする「先端機材セクター」の中核企業であり、国内におけるファインセラミックス製品の製造販売を担っている。今回の投資は、現行の第6次中期経営計画(2024~2026年度)の3か年で30億円を投じ、「製品生産能力の強化」「製品品質の向上」「生産コストの低減」など様々な効果が見込めるものとなる。
第6次中期経営計画期間においては、半導体製造装置関連市場における成長を目指しているが、次期第7次中期経営計画(2027~2030年度)においては、今回の投資により整備された生産基盤をベースにさらなる成長投資を行うことによって、同社グループが新成長分野と位置付けている「航空宇宙・エネルギー関連」などへの本格参入を目指す。これらの成長戦略により、2030年度の「先端機材セクター」の売上高は、2023年度の35億円から、2.6倍の90億円に伸ばすことを計画している。
品川Reed's Inc<5351>於16日發佈了關於先進設備板塊的增長戰略。
其子公司品川精細陶瓷(品川FC)決定實施爲生產基礎設施整備和生產能力擴大的設備投資,並在2024年11月7日的董事會上批准了該設備投資的實施。此次已完成了新工廠施工用地的定期租賃合同的簽署。
品川FC是以半導體制造設備爲首的先進工業領域的核心企業,承擔在國內生產和銷售精細陶瓷產品的任務。這次投資是在現行第六次中期經營計劃(2024~2026年度)內投入30億日元,並可預期帶來「產品生產能力的增強」、「產品質量的提高」、「生產成本的降低」等多種效果。
在第六次中期經營計劃期間,目標是實現半導體制造設備相關市場的增長,而在即將到來的第七次中期經營計劃(2027~2030年度)中,將以此次投資所整備的生產基礎爲基礎,進一步進行增長投資,打算正式進入該公司群定位的新成長領域「航空航天・能源相關」等。通過這些成長戰略,計劃在2030年度將「先進設備板塊」的營業收入從2023年度的35億日元提高至2.6倍的90億日元。