12日の日経平均は大幅に4日続伸。476.91円高の39849.14円(出来高概算19億3000万株)で取引を終えた。前日の米国市場はハイテク株を中心に買われたことから、この流れを引き継ぐ格好から買いが先行して始まり、前場中盤には40091.55円まで上値を伸ばし、取引時間中としては10月15日以来約2カ月ぶりに4万円の大台を回復した。また、円相場が1ドル=152円台と円安が進んだことも輸出関連株などに好影響を及ぼした。ただし、大台回復に伴う達成感なども入ったが、4万円を挟んでの底堅い値動きが続いた。
東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1000を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、鉄鋼と金属製品を除く31業種が上昇。石油石炭、サービス、電気機器、電気ガスの上昇が目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテス<6857>、ファーストリテ<9983>、リクルートHD<6098>、ソフトバンクG<9984>が堅調だった半面、信越化<4063>、コナミG<9766>、7&iHD<3382>、安川電<6506>が軟化した。
前日の米国市場は、11月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想と一致したことで、12月のFOMCでの利下げ観測が高まり、ハイテク株を中心に買われ、ナスダック総合指数は初めて2万に乗せた。東京市場でもリスク選好ムードが広がったほか、「日銀は、追加利上げを急ぐ状況にはない」などと海外メディアが伝えるなか、円安が進んだことも投資マインドを上向かせた。
日経平均は一時4万円を突破した。来週のFOMCの結果待ちのなかで明日も手掛けにくいところであるが、CPIの結果を受けて利下げは確実視されている。今晩の米国では卸売物価指数(PPI)が発表されるが、予想通りの内容となれば、より利下げ観測が強まろう。また、明日は先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)となる。日経平均株価は11月のSQ値を突破してきたことで、センチメントは明るいだろう。SQ通過で需給が軽くなることで、年末高を意識したトレンド形成が期待されてきそうだ。
12日的日經平均大幅連續上漲4天。以上漲476.91日元,收於39849.14日元(成交量概算19300萬股)結束交易。前一天的美國市場因以高科技股爲主的買盤,繼承了這種趨勢,買入先行開始,在前場中盤時上升至40091.55日元,成爲自10月15日以來交易時間中約兩個月以來首次恢復4萬元的大關。此外,美元兌日元匯率在152日元區間的日元貶值,對出口相關股等也產生了良好的影響。不過,伴隨着大關的恢復也有達成感,但圍繞4萬元的堅固價格波動仍在持續。
東證主板的漲落個股中,上漲的個股數量超過1000,佔整體的60%以上。按行業分類,除了鋼鐵和金屬製品外,其餘31個行業均上漲。石油煤、服務、電子設備、電氣燃氣的上漲尤爲顯著。在對指數影響較大的個股中,Advantest<6857>、Fast Retailing<9983>、Recruit HD<6098>、SoftBank G<9984>表現穩健,而信越化<4063>、Konami G<9766>、7&i HD<3382>、安川電<6506>則有所走軟。
前一天的美國市場,由於11月的美國消費者物價指數(CPI)與市場預期相符,12月FOMC的減息預期上升,以高科技股爲主的買盤湧現,納斯達克綜合指數首次突破2萬。東京市場上風險偏好情緒也在擴散,此外,海外媒體報道"日本銀行沒有急於追加加息的情況",日元貶值也提升了投資者的信心。
日經平均一度突破4萬元。在期待下週FOMC的結果時,明天的操作會比較困難,但根據CPI的結果,減息被認爲是確定的。今晚美國將發佈批發物價指數(PPI),若內容符合預期,將進一步加強減息的預期。此外,明天將進行期貨和單腿期權特殊清算指數計算(重大SQ)。日經平均股價突破了11月的SQ值,情緒應該是樂觀的。通過SQ的通過,供需或將有所放鬆,年末上漲的趨勢形成可望展開。