ファンペップ<4881>は9日、皮膚潰瘍を対象疾患として開発中の機能性ペプチド「SR-0379」について、早期の承認取得を目指し、追加第3相臨床試験(SR0379-JP-SU-02試験、以下02試験)の治験計画届を12月6日に独立行政法人医薬品医療機器総合機構(以下、PMDA)に提出したと発表。
今後、PMDAの所定の調査終了後に、02試験を開始する予定である。
SR-0379 は、20個のアミノ酸からなる機能性ペプチドの開発化合物である。
皮膚のバリア機能が欠損して様々な細菌が創面に付着している皮膚潰瘍の治療には、細菌、感染のコントロールが重要である。SR-0379は、血管新生や肉芽形成促進による創傷治癒促進作用に加え、抗菌活性を併せ持つ点が強みとなっている。また、簡便な投与方法(常温保存可能なスプレー剤)であることから、幅広い皮膚潰瘍の患者に使用されることが期待される。
SR-0379の開発により、高齢化社会を迎え重要性が増している褥瘡や糖尿病性潰瘍等の皮膚潰瘍の早期回復を促進し、患者のQOL向上に貢献することを目指す。
SR-0379の開発は、現在、塩野義製薬<4507>との共同開発により日本で進めている。
Fanpepp(4881)於9日宣佈,針對皮膚潰瘍開發中的功能性肽「SR-0379」已於12月6日向獨立行政法人藥品醫療設備綜合機構(PMDA)提交了追加第三階段臨床試驗(SR0379-JP-SU-02試驗,以下簡稱02試驗)的臨床試驗計劃。
今後,計劃在PMDA的規定調查結束後,啓動02試驗。
SR-0379是由20種氨基酸組成的功能性肽的開發化合物。
在治療因皮膚屏障功能缺失而附着多種細菌的皮膚潰瘍時,控制細菌和感染非常重要。SR-0379的優勢在於其具有促進血管生成和肉芽形成的創傷癒合作用,同時還有抗菌活性。此外,由於其便捷的給藥方式(常溫保存的噴霧劑),也期望能夠爲廣泛的皮膚潰瘍患者所使用。
通過開發SR-0379,旨在促進迎接老齡化社會後愈加重要的褥瘡和糖尿病性潰瘍等皮膚潰瘍的早期恢復,從而提升患者的生活質量(QOL)。
SR-0379的開發目前正在與鹽野義製藥(4507)進行共同開發。