マクセル<6810>は28日、2023年から量産を始めたセラミックパッケージ型全固体電池「PSB401010H」を電源とした、産業機器のバックアップ用全固体電池モジュールを開発したことを発表した。
今回、二次電池であるセラミックパッケージ型全固体電池「PSB401010H」を最大5個搭載し電源としたモジュールを開発した。充電回路や昇圧回路を搭載し、さらに全固体電池の安全性・長寿命とセラミックパッケージ型全固体電池の耐熱性を活かしたモジュールとなっており、一次電池からの置き換えや産業機器の新製品への搭載が可能である。
10年以上の寿命が期待できる全固体電池モジュールを搭載し、産業用ロボットやPLCなどの産業機器を使うエンドユーザーの電池交換作業による手間や生産性低下を抑えることができる。
同社は、これからもアナログコア技術を活用し、多くの社会課題を解決するため、既存の電池では使用できなかった領域の用途にも使用できる、長寿命、高耐熱、高出力、大容量の4つの軸で、高性能かつ信頼性の高い全固体電池やモジュールの開発を進めていく。
日本電池公司日前宣佈,將從2023年開始量產採用陶瓷封裝的固態電池"PSB401010H"作爲電源,開發了用於工業設備備用電源的固態電池模塊。
本次開發了最多可搭載5個採用陶瓷封裝的固態電池"PSB401010H"作爲電源的模塊。這些模塊配備了充電電路和升壓電路,利用固態電池的安全性和長壽命以及陶瓷封裝的固態電池的耐熱特性,可以替換一次電池並可安裝在工業設備的新產品上。
配備可預期使用壽命超過10年的固態電池模塊,可以減少工業機器人、PLC等工業設備終端用戶的電池更換工作帶來的麻煩和生產效率降低。
該公司將繼續利用模擬核心技術,通過具有長壽命、高耐熱性、高輸出、大容量等四個軸方面的高性能和可靠性的固態電池和模塊開發,解決許多社會問題,並應用於現有電池無法使用的領域。