ロードスターキャピタル<3482>は、オフィスビル等への不動産投資事業を中心に、不動産賃貸事業、不動産アセットマネジメント事業、不動産特化型のクラウドファンディング事業等を展開している。収益基盤を複数有していることで安定した業績成長を可能にしている。販売用不動産の販売などによって利益を大きく積み上げることができるというビジネスモデル上の特徴を有することに加えて、アセットマネジメント事業はストック型収益モデルであり、このことも同社業績の堅牢性を強固にしている。
2024年12月期第3四半期の累計業績は、売上高が前年同期比1.9%増の24,299百万円、営業利益が同34.7%増の9,501百万円となり増収、大幅増益となった。トップラインに関しては、不動産賃貸、アセットマネジメント、クラウドファンディングがそろって増収と好調だったことが全体売上高を押し上げた。また、2024年7月には株式会社ひらまつが運営するホテル6件を譲受しており、このことも増収に寄与した。利益面に関しては、高利益率の販売用不動産を複数売却したことに加えて、旺盛なインバウンド需要で賃貸事業の利益率が改善したことやアセットマネジメント事業とクラウドファンディング事業が順調に伸びたことなどを受け、トップラインの伸びを上回る成長を見せた。これらにより、営業利益率は前年同期比プラス9.5ポイントの39.1%と急伸。通期業績予想に対する営業利益進捗率も82.1%と想定を上回って好調に推移している。
2024年12月期の通期業績予想に関しては、売上高で前期比31.1%増の37,658百万円、営業利益で同40.2%増の11,567百万円を見込んでいる。大幅な増収増益の見通しであり、期初の業績予想から変更はない。期末に向けても販売用不動産の売却を予定しているほか、その他の事業に関しても総じて好調に推移することを見込んでいる。配当に関しては、配当性向17%を目安に安定的かつ継続的な利益還元を実施していく方針であり、2024年12月期通期は1株当たり70.0円(配当利回り2.89%)を予定している。
中長期の成長戦略に関しては、コーポレートファンディング事業(不動産投資、不動産賃貸、ホテル運営)を経営基盤としながら、アセットマネジメント事業とクラウドファンディング事業の規模拡大によって企業価値を向上させる。2024年12月期に売上高30,000百万円、税前利益10,000百万円、ROE30%以上、配当性向17%以上、自己保有資産残高75,000百万円、AUM(運用資産残高)200,000百万円、OwnersBook投資額20,000百万円の達成を目指す。不動産投資事業に関しては長期保有による価値の向上が大前提ではあるものの、足元で販売用不動産の残高が過去最高水準に積み上がるなか、今後も順調に利益が積み上がっていくものと弊社は見ている。実際、2024年3月期第3四半期末時点の販売用不動産残高は前期末比46.2%増の80,599百万円、物件数は同6件増の25件に増加しており含み益が拡大している状況だ。利益が伸長していくなかで株主還元もより拡充されていくものと弊社は見ている。
路德斯塔資本股份公司<3482>主要從事房地產投資業務,包括辦公樓等房地產投資業務,房地產租賃業務,房地產資產管理業務以及房地產專業衆籌業務等。通過擁有多個收入來源,實現了穩定的業績增長。該公司具有通過銷售用房地產等獲得大額利潤的商業模式特點,而資產管理業務採用存量型收益模型,這也使公司的業績更爲穩固。
2024年12月期第3季度累計業績顯示,營業收入同比增長1.9%,達到24,299百萬日元,營業利潤同比增長34.7%,達到9,501百萬日元,收入大幅增長,利潤大幅提高。就收入方面而言,房地產租賃、資產管理、衆籌業務都實現了增收,表現良好,全面推動了整體營業收入的增長。此外,2024年7月該公司通過收購日商Hiramatsu經營的6家酒店,進一步促進了收入增長。在利潤方面,除了通過高利潤率的銷售用房地產出售,還獲得了多項利潤,如熱門的入境需求改善了租賃業務的利潤率,資產管理和衆籌業務也表現強勁,超過了收入增長。因此,營業利潤率同比提高了9.5個百分點,達到39.1%。對全年業績預測的營業利潤進展率也達到了82.1%,超出預期並表現良好。
關於2024年12月期的全年業績預測,預計營業收入將同比增長31.1%,達到37,658百萬日元,預計營業利潤將同比增長40.2%,達到11,567百萬日元。這是一項大幅增長的預測,與年初的業績預測保持一致。在期末,公司還計劃出售銷售用房地產,同時預計其他業務總體上也將保持良好發展勢頭。至於分紅,公司實施穩定且持續的利潤回報政策,以17%的分紅比率爲指導,預計2024年12月期全年每股派發70.0日元(分紅率2.89%)。
關於中長期的增長戰略,路德斯塔資本公司將通過擴大資產管理業務和房地產衆籌業務規模,提升企業價值,並以企業融資業務(房地產投資、房地產租賃、酒店運營)作爲經營基礎。公司的目標是在2024年12月期實現營收300,000百萬日元,稅前利潤10,000百萬日元,ROE超過30%,分紅比率超過17%,自有資產餘額75,000百萬日元,AUM(資產管理規模)200,000百萬日元,OwnersBook投資額20,000百萬日元。雖然房地產投資業務以長揸爲基礎,但公司認爲銷售用房地產餘額創下歷史新高,未來利潤仍將穩步增長。實際上,截至2024年3月第3季度末,銷售用房地產餘額同比增長46.2%,達80,599百萬日元,物件數量增加了6個,達到25個,潛在盈利也在擴大。隨着利潤的增長,股東回報將進一步增加。