コーユーレンティア<7081>は13日、2024年12月期第3四半期(24年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.6%増の236.35億円、営業利益が同22.6%減の16.47億円、経常利益が同22.0%減の16.80億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同26.6%減の9.32億円となった。
レンタル関連事業の売上高は前年同期比1.8%増の136.98億円、セグメント利益は同18.4%減の12.31億円となった。建設現場向け市場では、東北地区や九州地区で前期の大型設備投資案件の反動減により苦戦しているものの、主要拠点である関東地区や関西地区においては、再開発等の大型案件を中心に売上が堅調に推移した。イベント向け市場では、レギュラー案件の受注率は変わらないものの、台風等の自然災害によるイベントの中止や、予定していた案件の失注等が影響し、売上は低調に推移した。法人向け市場では、コロナ関連の大型BPO案件が漸次終了したことに加え、第2四半期までの大型BPO案件の失注が影響し、売上は厳しい状況となった。常設オフィス向け市場では、ファシリティ・マネジメントサービス(オフィスや工場、病院等の移転業務)において、閑散期に積極的に営業活動を行ったが、案件の獲得数を伸ばすことができず、売上計画に対して未達となった。一方でリユース販売では、大型の買取案件が売上の増加に繋がった。
スペースデザイン事業の売上高は前年同期比16.2%増の44.41億円、セグメント利益は同16.4%減の1.37億円となった。ファニチャーレンタル業務(マンションギャラリー内のFF&E)では、ウェブや新カタログを通した営業活動の効果や商品の値上げ効果により業績の向上に貢献した。イメ-ジング業務(映像・音響)では、LEDビジョンを用いた映像音響演出サービスが順調に推移し、前年から引き続き好調を維持している。モデルルームのビルダー業務では、主要顧客の物件数の減少の影響が大きく苦戦を強いられた。ライフデザイン業務(インテリアオプション販売等)では、付加価値の高い商品の販売が順調に推移した。また、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に出展するパビリオン関連売上が増収に大きく寄与した。
物販事業の売上高は前年同期比4.2%減の25.14億円、セグメント利益は同44.7%減の0.61億円となった。郵政向け市場では、前期においての特需案件の反動減が見られたが、第1四半期での新紙幣対応の現金自動出入金機関連の販売が売上高に寄与した。官公庁向け市場では、地方自治体の庁舎移転に伴うサービスが好調に推移した。
ICT事業の売上高は前年同期比2.9%増の29.80億円、セグメント利益は同37.0%減の2.16億円となった。レンタルサービスでは、ICT関連商品の売上が堅調に推移したが、特定顧客向け案件の縮小により、全体の売上は伸び悩んだ。工事、運搬サービスでは、業務提携先案件の売上が貢献し、好調に推移した。コピーカウンターサービスでは、需要の低迷の影響を受けて、売上が減少傾向にある。
2024年12月期通期の連結業績予想については、同日、業績予想の修正を発表した。売上高が前期比0.1%増(前回予想と変わらず)の310.00億円、営業利益が同24.3%減(前回予想比28.8%減)の18.50億円、経常利益が同25.4%減(同28.8%減)の18.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同22.1%減(同24.2%減)の12.50億円としている。
科優連維特<7081>於13日發佈了2024年12月期第3季度(24年1月-9月)的合併業績。營業收入同比增長3.6%至236.35億日元,營業利潤下降22.6%至16.47億日元,經常利潤下降22.0%至16.80億日元,歸屬於母公司股東的當季淨利潤下降26.6%至9.32億日元。
租賃相關業務的營業收入同比增長1.8%至136.98億日元,業務利潤下降18.4%至12.31億日元。在建築工地市場中,由於前期大型設備投資項目的減少,在東北地區和九州地區遭遇困難,但在主要基地關東地區和關西地區,銷售以重新開發等大型項目爲主保持穩健增長。活動市場方面,常規項目的中標率沒有變化,但因颱風等自然災害導致的活動取消以及原定項目丟標等影響,銷售疲軟。在企業市場,隨着與新冠疫情相關的大型BPO項目逐步結束,以及直到第二季度爲止的大型BPO項目丟標的影響,銷售形勢嚴峻。在常設辦公市場,雖然在冷清期間積極開展業務活動,但未能增加項目數量,未能達到銷售計劃。而在二次銷售方面,大型回購案件促使銷售額增加。
空間設計業務的營業收入同比增長16.2%至44.41億日元,業務利潤下降16.4%至1.37億日元。在傢俱租賃業務(公寓畫廊內的FF&E)方面,通過網絡和新課程目錄的銷售活動效果以及商品漲價效果推動了業績改善。在影音業務方面,利用LED屏幕進行影音表現服務的業務發展順利,持續保持良好狀態。在樣板間建設業務方面,主要客戶物件數量減少對業務的影響很大,面臨嚴峻挑戰。在生活設計業務(包括室內單腿期權銷售等)方面,高附加值商品的銷售呈良好趨勢。此外,將參加2025年日本國際博覽會(大阪·關西世博)的館相關銷售額大幅貢獻了收入增長。
零售業務的營業收入同比減少4.2%至25.14億日元,業務利潤下降44.7%至0.61億日元。在郵政市場,雖然看到了前期特需案件減少的反彈,但第一季度的新鈔對現金自動存取款機相關銷售貢獻較大。在政府機關市場,地方自治機關的辦公室搬遷服務呈良好態勢。
ICT業務的營業收入同比增長2.9%至29.80億日元,業務利潤下降37.0%至2.16億日元。在租賃服務方面,雖然ICT相關商品銷售保持穩健增長,但特定客戶案件的減少使整體銷售增長乏力。在工程、運輸服務方面,與業務合作伙伴案件的銷售增長貢獻頗大,業務發展良好。在複印計數器服務方面,受需求低迷影響,銷售額呈下降趨勢。
對2024年12月期全年的合併業績預期,公司於當日發佈了業績預期的修正。預計營業收入將與去年相比增長0.1%至310.00億日元,預計營業利潤將同比下降24.3%至18.50億日元,預計經常利潤將同比下降25.4%至18.50億日元,預計歸屬於母公司股東的當季淨利潤將同比下降22.1%至12.50億日元。