サイバーリンクス<3683>は12日、2024年12月期第3四半期(24年1月-9月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比3.8%増の114.64億円、営業利益は同0.3%増の7.35億円、経常利益は同2.0%減の7.42億円、親会社に帰属する四半期純利益は同95.3%増の4.45億円となった。
流通クラウド事業の売上高は前年同期比3.4%増の34.91億円、セグメント利益(経常利益)は同29.7%減の4.95億円となった。卸売業向けEDIサービス「クラウドEDI-Platform」や小売業向けEDIサービス「BXNOAH」等のクラウドサービス提供拡大により定常収入が増加した。一方、給与水準の引き上げや開発力及び営業力強化のための採用に伴う労務費の増加、ソフトウェア償却費の増加等により減益となった。主力サービスの食品小売業向け基幹システム「@rms」について、2024年5月に、新バージョン「@rmsV6」としてリリースした。既に複数の中大規模顧客より受注を獲得している。また、2024年2月よりパーソナル人工知能を開発するSENSY株式会社と業務提携を開始し、同社の「@rms自動発注」と同社のAIを掛け合わせることにより需要予測の精度向上を実現した「AI自動発注」を2024年7月にリリースした。さらに、「C2Platform」の商談支援サービスについて、一般社団法人日本加工食品卸協会及び大手食品卸売業5社との実証実験が完了した。実証実験を通じて得られた知見をもとに、引き続き加工食品卸売業界向けへの展開に向けた取組を進めていくとしている。
官公庁クラウド事業の売上高は同5.2%減の48.94億円、セグメント利益(経常利益)は同1.2%減の2.93億円となった。医療分野において大型のシステム更新案件の貢献があったものの、前年同期より防災工事案件やネットワーク工事案件が減少したことにより減収減益となった。一方、文書管理システム「ActiveCity」の受注が好調であるほか、前期にリリースした自治体専用の電子認証サービス「マイナサイン」が、三田市のスマート図書館サービスや市民健康アプリサービスにおける本人確認サービスとして採用されるなど、自治体DX関連サービスの進展により、定常収入は増加した。
トラスト事業の売上高は同122.3%増の0.62億円、セグメント損失(経常損失)は0.67億円(前年同期は0.82億円の損失)となった。デジタル証明書発行サービス「CloudCerts」のサービス提供拡大により増収となった。「CloudCerts」は、2024年3月より、国家資格保持の証明書のデジタル化としては国内初の取組として、公益社団法人日本薬剤師会が発行する「薬剤師資格証」の発行を開始した。また、2024年8月より、近畿大学が実施している外国語課外講座の修了証の発行を開始した。さらに、小規模利用ユーザーに対応したスタンダード版のリリースや展示会に出展するなど、今後のさらなるサービス展開に向けた取組に注力した。
モバイルネットワーク事業の売上高は同21.7%増の30.15億円、セグメント利益(経常利益)は8,313.3%増の2.06億円となった。高価格帯端末の売行が好調であったことや、端末販売に係るインセンティブ収入が前年同期よりも増加したため、増収増益となった。
2024年12月期通期の連結業績予想について、売上高が前期比7.0%増の160.73億円、営業利益が同11.0%増の11.55億円、経常利益が同9.3%増の11.62億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同60.4%増の7.14億円とする期初計画を据え置いている。
CyberLink公司<3683>於12日公佈了2024財年第3季度(24年1月-9月)的合併業績。營業收入爲去年同期增長3.8%至114.64億日元,營業利潤增長0.3%至7.35億日元,經常利潤下降2.0%至7.42億日元,歸屬母公司的季度淨利潤增長95.3%至4.45億日元。
流通雲業務的營業收入爲去年同期增長3.4%至34.91億日元,部門利潤(經常利潤)下降29.7%至4.95億日元。通過擴大批發貿易業務向EDI服務「雲EDI-Platform」和零售業務向EDI服務「BXNOAH」等雲服務的提供,持續收入有所增加。然而,由於提高薪資水平、加強開發和銷售力量導致的勞務成本增加以及軟件攤銷費用的增加等,利潤下降。關於主要服務食品零售業向基幹系統「@rms」,於2024年5月發佈新版本「@rmsV6」。已經取得了多家中大型客戶的訂單。此外,從2024年2月開始開發個人ai芯片的SENSY公司並啓動業務合作,通過結合其公司的「@rms自動訂購」和該公司的人工智能,於2024年7月發佈了「AI自動訂購」,以提高需求預測精度。另外,「C2Platform」商談支援服務已完成與日本食品批發業協會和5家大型食品批發企業的驗證實驗。根據實驗獲得的見解,將繼續推進針對加工食品批發業界的拓展工作。
政府機關雲業務的營業收入下降了5.2%至48.94億日元,部門利潤(經常利潤)下降了1.2%至2.93億日元。在醫療領域,儘管對大型系統更新項目做出了貢獻,但由於防災工程和網絡工程的減少,導致收入和利潤下降。另一方面,文件管理系統「ActiveCity」的訂單情況良好,以及前期推出的自治體專用電子認證服務「マイナサイン」被三田市的智能圖書館服務和市民健康應用服務採用爲本人認證服務等,自治體數字化服務的進展,穩定收入增加了。
信託業務的營業收入增長了122.3%至0.62億日元,部門虧損(經常虧損)爲0.67億日元(去年同期爲0.82億日元虧損)。由於數字證書發行服務「CloudCerts」的服務擴展,收入增加。 「CloudCerts」從2024年3月開始,作爲國內首個實現國家資格持有證書數字化的行動,公益社團法人日本藥劑師協會開始發行「藥劑師資格證」的證書。此外,從2024年8月開始,近畿大學開始發行外語課外課程結業證書。此外,針對小型用戶推出了標準版,並參加展會等,全力以赴推動未來更多服務的展開。
移動網絡業務的營業收入增長了21.7%至30.15億日元,部門利潤(經常利潤)增長了8313.3%至2.06億日元。由於銷售高價位終端表現良好以及與終端銷售有關的激勵收入較去年同期有所增加,導致收入和利潤增加。
2024年12月期望全年財務預測中,預計銷售額爲160.73億日元,比上一期預測增長7.0%,預計營業利潤增長11.0%,爲11.55億日元,預計經常利潤增長9.3%,爲11.62億日元,股東的當期淨利潤預計增長60.4%,爲7.14億日元,在期初計劃上保持不變。