12日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■買い一巡後はこう着感の強い相場展開
■リクルートHD、2Q営業利益 13.4%増 2697億円
■前場の注目材料:東海理化、金型のDX拡大、設計自動化でコスト減
■買い一巡後はこう着感の強い相場展開
12日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。11日の米国市場はNYダウが304ドル高、ナスダックは11ポイント高だった。トランプ政権による政策期待の買いが継続した。ベテランズデーの祝日で債券市場が休場のため、材料難のなかでローテーションにより小型株が買われた一方、ハイテク株が売られナスダックは一時下落に転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比85円高の39635円。円相場は1ドル153円70銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い優勢の展開から始まりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時39560円まで売られる場面もみられたが、プラス圏をキープしており、同水準に位置するボリンジャーバンドの+1σが支持線として機能していた。節目の39500円接近では押し目待ち狙いのスタンスに向かわせそうだ。
一方で、米国では半導体株の弱さが目立っており、SOX指数は2.5%の下落となった。米商務省が台湾積体電路製造(TSMC)に対して、AIなどに使用する先端半導体の中国企業への出荷停止を命じたと報じられたことが嫌気された。これを受けてエヌビディアなど他の半導体株に売りが広がっていることから、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への重荷となる可能性がある。ハイテク株が弱い値動きとなるなかでは、日経平均株価はこう着感を強めそうだ。半面、ファーストリテ<9983>には、米系証券で格上げが観測されており、下支えとして意識される可能性はある。
そのため、ハイテク株の動向を横目でにらみながらの展開になりそうだ。古河電<5801>が連日でストップ高を付け、住友電<5802>が最高値を更新するなど、AI関連への物色に広がりをみせてきていることはセンチメントを明るくさせる。そのほか、決算を手掛かりとした個別対応が意識されやすく、昨夕決算を発表したところでは、アコム<8572>、日産化<4021>、シチズン<7762>、ワコールHD<3591>、鴻池運輸<9025>、日化薬<4272>、アルバック<6728>、MTG<7806>、ケイアイスター<3465>、アース製薬<4985>、フォスター電<6794>、パーソルHD<2181>などの動向が注目されよう。
■リクルートHD、2Q営業利益 13.4%増 2697億円
リクルートHD<6098>が発表した2025年3月期第2四半期業績は、売上収益が前年同期比5.4%増の1兆7987億500万円、営業利益は同13.4%増の2697億800万円だった。HRテクノロジー事業、マッチング&ソリューション事業、人材派遣事業のすべてが増収となった。コンセンサス(2550億円程度)は上回った。2025年3月期の営業利益は3900億円から4427億円に上方修正した。コンセンサス(4840億円程度)には届かず。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(39533.32、+32.95)
・NYダウは上昇(44293.13、+304.14)
・ナスダック総合指数は上昇(19298.76、+11.99)
・1ドル=153.60-70円
・シカゴ日経先物は上昇(39635、+85)
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・東海理化<6995>金型のDX拡大、設計自動化でコスト減
・不二越<6474>真空脱脂洗浄装置を投入、高効率ヒートポンプで消費電力半減
・中国電力<9504>島根2号機、来月7日に13年ぶり再稼働
・ノジマ<7419>VAIO子会社化、BツーB事業を拡充
・東北電力<9506>女川原発2号機、年内に営業運転、再発防止策を徹底
・鹿島<1812>鉄骨柱の全自動溶接ロボ開発、熟練者と同等に
・大林組<1802>都市型DC参入、都心で総額1000億円投資
・伊藤忠<8001>事業承継の米新興に出資、中小支援モデル日本展開
・長瀬産業<8012>原材料の混合・撹拌可視化、シミュレーションソフト開発
・カヤバ<7242>知多鋼業にTOB、買収額約170億円
・カナデビア<7004>洋上風力で損失15億円、一部案件を断念
・助川電気工業<7711>溶融アルミポンプ小型化、車用ギガキャスト視野
・技研製作所<6289>欧米で圧入機技術支援、ソフト提供拡大
・イリソ電子工業<6908>秋田工場を竣工、コネクター生産
・NEC<6701>宇宙・防衛を安定収益基盤に、経済安保高まり追い風
・サンケン電気<6707>テレビ・白物家電向けダイオード量産開始
・三洋化成工業<4471>潤滑油添加剤を増産、燃費改善で需要増
・関西電力<9503>火力戦略が岐路、姫路皮切りに脱炭素シフト
・三菱ケミG<4188>半導体精密洗浄を強化、福島に工場新設
・カネカ<4118>苫東工場に新設備、医療用カテーテルの生産2倍
・戸田建設<1860>ロボ活用コンサル事業を開始、工場・オフィス向けに
・東ソー<4042>GaNスパッタターゲット材を山形で生産開始、パワー半導体向け
・富士フイルム<4901>EUV向け材料の生産拡充
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 10月マネーストックM3(9月:前年比:+0.8%)
<海外>
・特になし
關於12日前半場的交易,我們需要關注以下三個方面。
買入一輪後市場走勢強烈呈現僵持感
瑞穗控股、第2季營業利潤增長13.4%至2697億日元
上午市場關注點:東海理化、金型數字化擴大、設計自動化降低成本
買入一輪後市場走勢強烈呈現僵持感
12日的日本股市,開始時以買盤開盤後,市場走勢似乎呈現僵持感。美國市場在11日紐約道瓊斯指數上漲304點,納斯達克上漲11點。由於特朗普政府政策期望的買盤持續,退伍軍人節假日使得債券市場關閉,小盤股在資料匱乏的情況下得到購買,但高科技股被拋售,納斯達克一度下跌。芝加哥日經225期貨結算價比大阪高85日元,達到39635日元。日元匯率維持在1美元兌換153.70日元。
日經平均股價從芝加哥期貨稍微上漲的態勢開始,似乎將以稍微買盤優勢的走勢開始。日經225期貨在夜間交易中一度下跌到39560日元,但保持在正值區間,並且位於相似水平的布林帶+1σ起到支撐作用。接近里程碑的39500日元附近,可能會轉向觀望低點策略。
與此同時,在美國半導體股走弱明顯,SOX指數下跌2.5%。據報道,美國商務部命令台積電停止向中國企業出口用於人工智能等先進半導體,引發了市場擔憂。在此情況下,英偉達等其他半導體股遭遇拋售,可能給指數帶來較大壓力,成爲科技股的重擔。在科技股走弱的情況下,日經平均股價可能表現出明顯的僵持感。另一方面,富士通電訊<9983>有望獲得美系證券上調評級,可能作爲支撐因素受到關注。
因此,在留意着高科技股的走勢的同時,市場發展可能會進展順利。古河電<5801>連續幾天都漲停,住友電<5802>創下歷史最高價,AI相關領域的追捧擴散,這種跡象正向情緒。此外,以業績爲線索的個股反應容易受到關注,如昨晚公佈業績的公司包括:Acom<8572>、Nichirin Chemical<4021>、Citizen<7762>、Wacoal Holdings<3591>、Konichi Transport<9025>、Nikkaki<4272>、Aruback<6728>、MTG<7806>、Kei-Ai-Star<3465>、Earth Pharmaceutical<4985>、Foster Electric<6794>、Persol Holdings<2181>等,它們的走勢也將備受關注。
■Recruit HD,第二季度營業利潤增長13.4%,達2697億日元
Recruit HD<6098>發佈的2025年3月期第二季度業績顯示,營業收入同比增長5.4%至1兆7987億5000萬元,營業利潤同比增長13.4%至2697億8000萬元。人力資源技術業務、匹配和解決方案業務、人才派遣業務均實現收入增長。高於市場預期(約2550億日元)。2025年3月期營業利潤上調至3900億日元至4427億日元。未達到市場預期(約4840億日元)。
前期注意事項
・日經平均上漲(39533.32,+32.95)
・道瓊斯指數上漲(44293.13,+304.14)
・納斯達克綜合指數上漲(19298.76,+11.99)
・1美元=153.60-70日元
·芝加哥日經期貨上漲(39635、+85)
・活躍的股票回購
・東證提出企業價值提升要求
·東海理化<6995>金型的DX擴大,通過設計自動化降低成本
·不二越<6474>投入真空脫脂洗滌設備,通過高效率熱泵實現電力消耗減半
·中國電力<9504>島根2號機,將於下月7日重新啓動,距離上次運行已13年
·諾吉馬<7419>收購VAIO,擴展B2B業務
·東北電力<9506>女川原子能發電廠2號機,預計在年底投入商業運行,全面實施防止再次發生措施
・鹿島<1812>開發全自動焊接機器人,可與熟練工人相媲美
・大林組<1802>進入城市型數據中心,在市中心投資總額1000億日元
・伊藤忠<8001>投資於美國新興企業進行業務繼承,推廣中小企業支持模式到日本
・長瀨產業<8012>可視化原料混合攪拌,開發模擬軟件
・KYB<7242>對知多鋼業發起要約收購,約合資金額約170億日元
・KANADEVIA<7004>在海上風力項目中損失15億日元,放棄部分項目
・助川電氣工業<7711>實現熔鋁泵小型化,考慮用於汽車用巨型鑄體
・技研製作所<6289>在歐美提供壓裝機技術支持,擴大軟件供應
・伊裏索電子工業<6908>竣工,連接器生產
・NEC<6701>穩定收益基礎爲太空和國防,經濟安保加強,迎來順風
・三健電氣<6707>開始量產電視和白色家電用的二極管
・三洋化成工業<4471>增加潤滑油添加劑產量,因燃油效率提高需求增加
・關西電力<9503>火力戰略岔路口,從姬路開始實施去碳化戰略
・三菱化學G<4188>加強半導體精密清洗,在福島新設工廠
・Kaneka<4118>在苫東工廠新增設備,醫療導管產量翻倍
・戸田建設<1860>啓動機器人諮詢業務,面向工廠和辦公室
・東ソ<4042>GaN濺射靶材在山形開始生產,用於功率半導體
・富士膠片<4901>擴大EUV材料生產
上午事件日程表:
<國內>
・沒有特別的事情
・08:50 十月貨幣存量M3(九月:同比:+0.8%)
<境外>
・暫無特別說明