31日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■アドバンテストの決算反応に関心が集まる
■東京電力HD、2Q営業利益 43.9%減 1990億円
■前場の注目材料:出光興産、社長・木藤俊一、国産水素を目指し当面輸入
■アドバンテストの決算反応に関心が集まる
31日の日本株市場は、売り先行ながら底堅さが意識される相場展開になりそうだ。30日の米国市場はNYダウが91ドル安、ナスダックは104ポイント安だった。民間部門の雇用統計が予想を上回ったほか、7-9月期国内総生産(GDP)も前四半期から伸び鈍化も依然堅調な成長を示したため、ソフトランディング期待から買われる場面もみられた。ただし、見通しが予想を下回ったアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が売られたことで他の半導体株へ売りが広がったほか、スーパー・マイクロ・コンピューターの急落によってAI関連への警戒感が高まったことが嫌気された。シカゴ日経225先物清算値は大阪比195円安の39295円。円相場は1ドル153円20銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、売り優勢の展開から始まりそうだ。AMDの下げについては前日の時間外取引での下げで織り込まれている状況であろう。ただし、SOX指数は3%超の下落となっていることから、東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の一角には持ち高調整の売りが入りやすい。また、スーパー・マイクロが30%超の急落となったことで、AI関連には利益確定の売りが入りやすいだろう。日経平均株価は3日間で1360円超上昇していることもあり、戻り待ち狙いの売りも意識されそうである。
一方で、決算発表が本格化するなか、国内ではアドバンテスト<6857>の決算反応が注目されそうである。昨夕発表した2025年3月期第2四半期業績は、売上高、営業利益が中間期としての過去最高額を更新。また、先端プロセス品向けの需要が高まったことから、SoC半導体用試験装置の売上が大幅に増加した。あわせて25年3月期業績予想の上方修正を発表している。株価は最高値を更新するなかで一段高となるようだと、センチメントを明るくさせるだろう。米ハイテク株が弱いなかでアドバンテストが強い動きをみせてくるようだと、売り方も仕掛けづらくなりそうだ。
米大統領選挙を控えているほか、決算発表が本格化するなかで積極的な買いは手控えられていると考えられるが、押し目狙いの買いが入りやすい。昨日の日経平均株価はマドを空けての上昇となり、一時39400円台を回復した。ボリンジャーバンドの+1σ(39397円)を捉えてきたことで、いったんは利食いが入りやすい水準である。39000円辺りでの底堅さがみられるようだと、押し目買いの動きが強まる可能性もありそうだ。
なお、昨夕に決算を発表したところでは、アドバンテストのほかゲンキGDC<9828>、エージーピー<9377>、ドライケミ<1909>、カゴメ<2811>、マキタ<6586>、LIXIL<5938>、ウェルネット<2428>、ネットワン<7518>、北陸電力<9505>、アステラス薬<4503>、FDK<6955>などが注目される。
■東京電力HD、2Q営業利益 43.9%減 1990億円
東京電力HD<9501>が発表した2025年3月期第2四半期業績は、売上高が前年同期比4.5%減の3兆3549億5700万円、営業利益は同43.9%減の1990億1200万円だった。コンセンサス(2180億円程度)を下回る。資源価格の下落で増えた「期ずれ差益」が減少したほか、福島第一原子力発電所の事故に関わる損害賠償費用も重荷となった。なお、25年3月期通期の業績予想は、柏崎刈羽原発の再稼働時期が見通せないとして未定としている。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(39277.39、+373.71)
・1ドル=153.20-30円
・米原油先物は上昇(68.61、+1.40)
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・出光興産<5019>社長・木藤俊一、国産水素を目指し当面輸入
・住友化学<4005>成長軌道へ回帰、石化関連、構造改革で成果
・三菱電機<6503>送配電に日米160億円、製品供給力を拡大
・スズキ<7269>トヨタと協業深化、SUV型EVをOEM供給
・京セラ<6971>KDDI株の一部売却、5000億円調達
・南海電鉄<9044>26年4月めど鉄道分社化、不動産を成長の主軸に
・アルプスアルパイン<6770>アイルランドでの車載部品生産、27年度めど終了
・スズキ<7269>インド4輪子会社を集約
・ローム<6963>オーディオ向けデジアナ変換回路チップの量産開始、音質で差別化
・竹田iPHD<7875>社長・木全幸治氏、半導体・海外事業で攻勢
・NEC<6701>丸喜産業と、AIで廃プラ配合・調色、初心者も作業時間半減
・TIS<3626>SaaS提供開始、自動で商談結果報告
・大王製紙<3880>自動運転トラックで輸送、高速道路実証
・カーリット<4275>群馬で第3期工事に着手、過塩素酸アンモニウム増産
・大林組<1802>タイのオフィスビルでWELL認証取得
・KHネオケム<4189>製薬などに「糖鎖」応用、研究情報を積極発信
・大成建設<1801>超高層ビルで風力発電、チャレナジーなど3社で、来年4月から実証
・三菱マテリアル<5711>リサイクル金属の提案加速、ブランド第1弾
・東洋紡<3101>資源循環スキーム構築、工程用フィルムをリサイクル
・旭化成<3407>独立新会社、薬物送達基剤活用、がん治療法確立へ
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 9月鉱工業生産(前月比予想:+0.8%、8月:-3.3%)
<海外>
・09:30 豪・9月小売売上高(前月比予想:+0.3%、8月:+0.7%)
・10:30 中・10月製造業PMI(予想:49.9、9月:49.8)
・10:30 中・10月非製造業PMI(予想:50.3、9月:50.0)
我想在第31次盤前交易中注意以下3點。
■愛德萬測試的財務業績吸引了人們的興趣
■東京電力公司 HD,第二季度營業利潤下降43.9%,至1990億日元
■前樓引人注目的材料:出光興產總裁木戶俊一暫時以國產氫爲目標進口
■愛德萬測試的財務業績吸引了人們的興趣
31日的日本股市很可能是一個市場發展,儘管銷售已提前完成,但人們仍意識到穩健性。30日,紐約道瓊斯指數在美國市場下跌91美元,納斯達克指數貶值104點。除了私營部門的就業統計數據超出預期外,由於上一季度增長放緩,7月9日財年的國內生產總值(GDP)也顯示出穩步增長,因此在某些情況下,由於軟着陸的預期,國內生產總值(GDP)被收購。但是,由於出售了Advanced Micro Devices(AMD),其前景低於預期,而且由於超級微型計算機的急劇下跌,對人工智能相關事項的謹慎情緒有所增強,這一事實令人反感,這一事實令人厭惡。芝加哥日經225指數期貨結算價爲39295日元,比大阪低195日元。日元匯率徘徊在每美元153日元20日元。
日經平均指數可能會從銷售主導地位的發展開始,其形式是下跌,轉而支持芝加哥期貨。AMD的下跌可能是前一天加班交易下降的因素。但是,由於SOX指數下跌了3%以上,調整後的銷售額很容易進入高科技股票,其價值對指數具有重大影響,例如TOEREC<8035>。此外,由於Super Micro暴跌了30%以上,因此利潤決定銷售將更容易進入人工智能相關市場。日經平均股價在3天內也上漲了1360日元以上,因此似乎還將考慮以等待回報爲目標的銷售額。
同時,隨着財務業績公佈的全面展開,愛德萬測試<6857>的財務業績反應可能會引起國內的關注。昨晚公佈的截至2025/3財年第二季度的銷售和營業利潤創歷史新高。此外,由於對先進工藝產品的需求增加,SoC半導體測試設備的銷售急劇增加。同時,已經宣佈向上修正截至3月25日的財年的收益預測。如果股價在創下新高時似乎上漲了一步,那將提振市場情緒。如果愛德萬測試似乎表現出強勁的走勢,而美國高科技股卻疲軟,那麼似乎很難建立銷售方式。
除了爲美國總統大選做準備外,人們認爲隨着財務業績的全面公佈,激進的購買被抑制了,但以推入爲目的的購買很容易。昨日的日經平均指數大幅上漲,暫時回升至39400日元的水平。由於它佔領了布林帶的+1σ(39397日元),因此處於易於獲利的水平。如果看似穩固在39,000日元左右,那麼推動性買盤運動似乎有可能加劇。
此外,除了昨晚公佈財務業績的愛德萬測試外,元氣GDC <9828>、AGP <9377>、幹化學 <1909>、Kagome <2811>、牧田 <6586>、驪住<5938>、wellnet <2428>、淨資產<7518>、北陸電力 <9505>、安斯泰來製藥 <4503> >、FDK <6955> 等備受關注。
■東京電力公司 HD,第二季度營業利潤下降43.9%,至1990億日元
東京電力公司HD公佈的截至2025/3財年的第二季度業績<9501>爲3,3549.57億日元,較去年同期下降4.5%,營業利潤爲191.2億日元,較去年同期下降43.9%。它低於共識(約218億日元)。除了因資源價格下跌而增加的 「計劃外利潤」 減少外,與福島第一核電站事故相關的損害賠償費用也成爲負擔。請注意,由於無法預測柏崎-刈羽核電站將重啓,因此截至3月25日的財年的全年收益預測尚未確定。
■正面引人注目的材料
・日經平均指數上漲(39277.39,+373.71)
・1 美元 = 153.20-30 日元
・美國原油期貨上漲(68.61,+1.40)
・美國的通貨膨脹平息期望
・積極的股票回購
・要求東京證券交易所提高企業價值
・出光興產 <5019> 社長木頭俊一將暫時進口國產氫氣
・住友化學 <4005> 重回增長軌跡,推動石化相關結構改革
・三菱電機 <6503>將日美之間的輸電和配電產品供應能力擴大了160億日元
・鈴木<7269>深化與豐田的合作,將作爲整車廠供應SUV型電動車
・京瓷<6971>部分出售KDDI股票以籌集5000億日元
・南海電氣鐵道<9044>26年4月分拆鐵路,以房地產爲增長主軸
・愛爾蘭阿爾卑斯阿爾派(6770)的汽車零部件生產在第27財年左右結束
・鈴木 <7269> 在印度合併四輪子公司
・開始批量生產用於ROM <6963>音頻的數模轉換電路芯片,音質差異化
・武田iPhD <7875> 社長木又浩司在半導體/海外業務方面大放異彩
・NEC <6701> Maruki Sangyo 和 AI 使用 AI 對廢塑料進行混合和着色,即使是初學者也能將工作時間縮短一半
・TIS <3626> SaaS服務啓動,商務談判結果自動上報
・大王制紙 <3880>使用自動駕駛卡車運輸、高速公路演示
・Carlit <4275> 在群馬縣開始第三階段施工,提高高氯酸銨產量
・小林製藥株式會社 <1802> 獲得了泰國辦公大樓的WELL認證
・KH Neochem <4189> 將 「糖鏈」 應用於藥品等,並積極傳播研究信息
・從明年4月起,在大成株式會社<1801>摩天大樓演示風力發電,包括風力發電和挑戰賽等
・三菱材料 <5711> 加快了第一品牌再生金屬的提案
・東洋寶 <3101>制定資源回收計劃和回收工藝薄膜
・朝日化成 <3407> 獨立新公司利用藥物遞送基地建立癌症治療機構
☆ 前臺活動時間表
<國內>
・9月8點50分工業生產(同比預測:+ 0.8%,8月:-3.3%)
<海外>
・09:30 澳大利亞9月零售額(同比預測:+0.3%,8月:+0.7%)
・10月中旬製造業採購經理人指數 10:30(預測值:49.9,9月:49.8)
・10月中旬非製造業採購經理人指數 10:30(預測值:50.3,9月:50.0)