東証グロース市場指数 807.07　＋5.45 ／出来高2億9780万株／売買代金1172億円

東証グロース市場250指数 630.28 ＋4.52 ／出来高8791万株／売買代金705億円

本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数はともに4日続伸。値上がり銘柄数は303、値下り銘柄数は234、変わらずは52。

30日の米国株式市場は下落。ダウ平均は91.51ドル安の42141.54ドル、ナスダックは104.82ポイント安の18607.93で取引を終了した。重機メーカー、キャタピラーの下落がダウの重しとなり、寄り付き後、まちまち。民間部門の雇用統計が予想を上回ったほか、7－9月期国内総生産（GDP）も前四半期から伸び鈍化も依然堅調な成長を示したためソフトランディング期待に相場は上昇した。しかし、長期金利の上昇が警戒されたほか半導体セクターが弱く、上値が抑制され失速。終盤にかけて下落に転じ終了した。

足元の上昇に対する反動などが意識されて、グロース市場は高安まちまちで取引を開始した。プライム市場が決算発表銘柄中心の売買となったが、グロース市場の時価総額が大きい銘柄は総じてしっかりの展開に。引き続きカバー＜5253＞が買戻し優勢となったことなどから、グロース市場指数、グロース市場250指数ともに高値圏で取引を終えた。

個別では、直近IPO銘柄のSapeet＜269A＞の上げが目立ったほか、フルッタフルッタ＜2586＞も買われた。時価訴額上位銘柄では、カバーのほか、セーフィー＜4375＞、GENDA＜9166＞、ライフネット＜7157＞、シーユーシー＜9158＞などが買い優勢となった。値上がり率上位には、Birdman＜7063＞、Jストリーム＜4308＞、スタメン＜4019＞などがランクイン。

一方、時価総額上位銘柄では、タイミー＜215A＞、JTOWER＜4485＞が下落したほか、BASE＜4477＞、ティーケーピー＜3479＞は前日比変わらずとなった。値下がり率上位には、夢展望＜3185＞、ジェリービーンズグループ＜3070＞の低位銘柄がランクインしたほか、ROXX＜241A＞、マーキュリー＜5025＞などがランクイン。

東証グロース市場コア指数採用銘柄は、カバー、セーフィー、GENDA、ライフネット、シーユーシーのほか、GMOフィナンシャルゲート＜4051＞、ジーエヌアイグループ＜2160＞などが上昇した。

[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]

・値上がり率上位10位

・値下がり率上位10位