エリアリンク<8914>は29日、2024年12月期第3四半期(24年1月-9月)決算を発表した。売上高は前年同期比12.9%増の192.96億円、営業利益は同12.7%増の37.81億円、経常利益は同7.3%増の35.74億円、四半期純利益は同6.7%増の24.94億円となった。
ストレージ事業の売上高は前年同期比12.3%増の146.68億円、営業利益は同15.8%増の39.76億円となった。ストレージ運用は、同社が展開するトランクルームのブランド「ハローストレージ」の稼働率は、新規出店室数が増加したものの前期末比1.72ポイント減の86.57%となり、引き続き高い水準を維持した。高稼働率の要因は主に、データ分析による出店精度の向上、及び出店現場を小型化したことや商品の認知度が向上したこと等により成約数を堅調に獲得できたことによる。ストレージ事業は、2023年2月14日に公表した「中期経営計画23-25」に記載のとおり、2023年12月期は4,700室の出店目標に対して5,800室(既存物件の増設430室含む)、2024年12月期は10,400室の出店目標に対して当第3四半期累計期間は7,490室(既存物件の増設381室含む)の結果となった。総室数は毎年定期的に発生する閉店等の影響もあり、前期末比6,255室増の107,634室となった。成約については、データベースの構築による新規出店現場の精度向上や小型化、また広報活動の強化によるストレージ商品の認知度向上等の影響により、需要を取り込むことで堅調に稼働室数を伸ばした。収益性については、出店形態を引き続き収益性の高い自社出店を中心にしていることに加えて、キャンペーンのコントロールによる値引き率の抑制や一部賃料の見直し、効率的な広告活動の影響等により、ストレージ運用は増益の結果となった。ストレージ流動化は、アセット屋内型ストレージ「土地付きストレージ」の販売9件を計上した。
土地権利整備事業の売上高は同16.9%増の34.84億円、営業利益は同8.8%減の5.31億円となった。仕入れについては、引き続き良質物件の仕入れに注力し、在庫額は前期末比11.56億円減の26.53億円となった。
その他運用サービス事業の売上高は同9.0%増の11.42億円、営業利益は同29.2%増の3.18億円となった。アセット事業、オフィス事業等の賃料収入を収益基盤とする事業で構成されている。アセット事業は、保有・管理物件が高稼働を維持し、増収増益となった。オフィス事業は、2023年2月に新規オープンした2物件の稼働が順調に推移し、増収増益となった。
2024年12月期通期の業績予想について、売上高は前期比8.6%増の244.00億円、営業利益は同11.9%増の46.50億円、経常利益は同11.4%増の45.20億円、当期純利益は同9.2%増の30.80億円とする期初計画を据え置いている。
また同日、2024年12月期の期末配当金について、配当方針の変更(配当性向30%から35%へ)に伴い、直近の配当予想より1株当たり4.50円増配の23.50円とすることを発表した。
華夏聯合<8914>於29日發佈了2024年12月期第3季度(24年1月-9月)的業績。營業收入同比增長12.9%,達到192.96億日元,營業利潤同比增長12.7%,達到37.81億日元,經常利潤同比增長7.3%,達到35.74億日元,季度淨利潤同比增長6.7%,達到24.94億日元。
存儲業務的營業收入同比增長12.3%,達到146.68億日元,營業利潤同比增長15.8%,達到39.76億日元。存儲運營中,該公司經營的「Hello Storage」品牌的倉儲室利用率雖然有新開展店鋪數量的增加,但較上期末降低1.72個百分點至86.57%,依然保持高水平。高利用率的主要原因是通過數據分析提高倉儲定位精準度,以及減小店鋪現場和提高商品知名度等因素取得了穩定的成交量。存儲業務按照2023年2月14日公佈的「中期經營計劃23-25」的規劃,2023年12月季目標是增設到4,700個房間(包括增加430個現有物業),2024年12月季目標是增設到10,400個房間,而截至本第3季度累計期間爲7,490個房間(包括增加381個現有物業)。總房間數每年會受到定期關閉等影響,比上期末增加6,255個房間至107,634個。成交方面,通過建立數據庫提升新店開發現場的準確性和減小規模,以及加強宣傳活動提升存儲商品的知名度等影響,順利吸引需求從而穩健地增加經營房間數。收益方面,繼續以盈利豐厚的自營店鋪爲主,加上控制活動的促銷折扣率、部分租金調整以及有效廣告活動的影響等,存儲運營取得了增益。存儲流通業務記錄了9個資產室內存儲「具備土地」的銷售。
土地權利整理業務的營業收入同比增長16.9%,達到34.84億日元,營業利潤同比減少8.8%,降至5.31億日元。採購方面,繼續專注於優質物業的採購,庫存金額比上期末減少11.56億日元,降至26.53億日元。
其他運營服務業務的營業收入同比增長9.0%,達到11.42億日元,營業利潤同比增長29.2%,達到3.18億日元。資產業務、辦公室業務等租金收入作爲收益基礎的業務組成。資產業務通過持有和管理物業保持高利用率,實現了增收增益。辦公室業務是指於2023年2月新開了2項房產,運營順利推進,也取得了增收增益。
關於2024年12月期望的年度業績預測,銷售收入計劃復保持期初計劃相同爲244.00億元,同比增長8.6%,經營利潤計劃同比增長11.9%至46.50億元,經常性利潤計劃同比增加11.4%至45.20億元,淨利潤計劃同比增加9.2%至30.80億元。
此外,同日宣佈,針對2024年12月期的期末分紅方案調整(由分紅比率30%提高至35%),決定將每股分紅從最近的財務預測增加4.50日元至23.50日元。