航空電子<6807>:2651円(+98円)
大幅続伸。前日に第2四半期の決算を発表している。7-9月期営業利益は54.4億円で前年同期比10.2%増となり、48億円程度の市場予想を上回る着地に。ワイヤーハーネスの収益性が改善して、粗利益率が前年同期や前四半期と比較して大きく上昇する形に。通期計画は170億円、前期比17.9%増を据え置き。携帯機器など下期にかけての不透明感は残すものの、実績値の上振れ着地を評価する動きが先行へ。
バンナムHD<7832>:3159円(+65円)
大幅反発。前日に業績予想の上方修正を発表している。上半期営業利益は従来予想の820億円から1120億円、通期では1150億円から1600億円、前期比76.4%増にそれぞれ引き上げている。通期コンセンサスは1400億円強レベルであったとみられ、想定以上の上方修正をポジティブ視する動きが先行。デジタル事業やトイホビー事業が、利益率の高い商品・サービスのヒットで大きく伸長する見込みのようだ。
KOA<6999>:1006円(-117円)
大幅反落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は4.7億円で前年同期比67.3%減となり、通期予想は従来の16億円から11.5億円、前期比65.3%減に下方修正している。日本・欧米・アジアにおける景気停滞によって、下期の抵抗器需要は減少が顕著となってきているもようだ。9月30日に続く下方修正(39億円→16億円)となる形に。年間配当金も従来計画並びに前期実績の50円から40円に引き下げ。
キヤノン電子<7739>:2371円(+114円)
大幅反発。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は82.5億円で前年同期比78.8%増となり、据え置きの通期計画92.5億円、前期比1.2%増に対する進捗率は89.2%の水準となっている。レーザースキャナユニットの増収効果などでコンポーネントが好調を牽引する形となっているようだ。通期業績の上振れ確度が高まるとともに、未定としている期末配当金のコンセンサス切り上がりにもつながる状況とみられる。
ニデック<6594>:2857円(+14.5円)
もみ合い。前日に第2四半期の決算を発表している。営業利益は607億円で前年同期比10.5%増となり、市場コンセンサスを40億円程度上振れたとみられる。HDD用回復などで精密小型モータが好調であったほか、為替の円安効果も収益押し上げ要因につながる。通期予想2400億円、前期比47.1%増を据え置き。想定比上振れ決算を受けて見直しの動きが先行へ。なお、本日の午前中に決算説明会が予定されている。
シンバイオ製薬<4582>:225円(0円)
もみ合い。注射剤ブリンシドフォビル(「IV BCV」)の、重度な免疫不全状態にある患者のアデノウイルス(AdV)感染症状に対する臨床的有効性を示すデータを公表した。第IIa相臨床試験全31例中、血中AdVの消失を達成した20例のうち19例(95%)で治験担当医師よりAdV感染症の消失または改善といった良好な臨床経過が報告された。現在AdVに対して承認されている抗ウイルス薬はなく、安全で有効な治療法の選択肢がないため、IV BCVが新たな治療選択肢になり得るとして期待されている。
S&J<5599>:885円(-2円)
続落。25年3月期第2四半期業績予想の経常利益を従来予想の1.16億円から1.80億円(54.0%増)に上方修正した。売上高はおおむね計画どおりに進捗していることから修正はなく、利益面については事務所移転に伴う内装工事の引渡しが遅れたことや、採用計画に対して一部遅れが発生したことなどの経費の発生が第3四半期以降となったことが要因としている。ただ、通期業績予想については同経費の発生が第3四半期以降に見込まれることから据え置いたため、株価へのポジティブな反応は限定的となっている。
セレンディップ<7318>:1540円(+190円)
大幅反発。自動車部品ダクト等の樹脂成型品の開発・製造を行うエクセル・グループの株式を取得し子会社化すると発表し好感されている。エクセルは国内5社及び海外4社の計9社で構成されており、同社設立後最大のM&Aとなる。イワヰに続き、機能・技術を軸としたロールアップ型M&Aで、樹脂成型により軽量で静音性能に優れた自動車内外装品を開発製造する三井屋工業との親和性は高く、シナジー効果が期待できる上、海外生産拠点を有するエクセルのグループ参加で同社のグローバル化は非連続的に進化するという。
航空電子<6807>:2651日元(+98日元)
大幅續升。前一日公佈了第2季度業績報告。7-9月季度營業利潤爲54.4億日元,比去年同期增長10.2%,超過市場預期的約48億日元。受益於線束的收益性改善,毛利率較去年同期和前一季度大幅上升。全年計劃爲170億日元,同比增長17.9%。儘管對下半年的手機等設備存在不確定性,但市場對業績超預期的情況持積極態度。
萬代HD<7832>:3159日元(+65日元)
大幅反彈。前一日公佈了盈利預期的上調。上半年營業利潤從原先預期的820億日元上調至1120億日元,全年從1150億日元上調至1600億日元,同比增長76.4%。全年一般市場預期約爲1400億日元,市場積極看待超出預期的盈利預期上調。數字業務和玩具愛好業務預計將因高利潤率商品和服務的熱銷而大幅增長。
KOA<6999>:1006日元(-117日元)
大幅下跌。前一日公佈了上半年業績報告,營業利潤爲4.7億日元,同比下降67.3%,全年預期從原先的16億日元下調至11.5億日元,同比下降65.3%。受到日本、歐美和亞洲經濟停滯的影響,下半年電阻器需求明顯減少。並且在9月30日繼續下調預期(39億日元→16億日元)。年度股利也從原先計劃和上年同期的50日元下調至40日元。
佳能電子<7739>:2371日元(+114日元)
大幅反彈。前一日公佈了第3季度業績報告,累計營業利潤爲82.5億日元,同比增長78.8%,全年計劃爲92.5億日元,同比增長1.2%,實際完成率達89.2%。受激光掃描裝置等帶來的增收效應,零部件表現良好引領發展。隨着全年業績上調的確定性增加,將有助於未決的期末股利一致性增加的局面。
日本電產<6594>:2857日元(+14.5日元)
盤整。前一天已公佈了第二季度業績。營業利潤爲607億日元,同比增長10.5%,據推測超出市場共識約40億日元。精密小型馬達在HDD恢復等方面表現強勁,而日元貶值效應也成爲收入增長的因素。全年預測爲2400億日元,同比增長47.1%。由於預期比上升的業績,市場開始對其進行修正。值得一提的是,今天上午有業績會議計劃舉行。
新用藥<4582>:225日元(0日元)
公佈了注射劑布林西多福韋("IV BCV")對重度免疫缺陷患者腺病毒(AdV)感染症狀的臨床有效性數據。在第IIa期臨床試驗的31例患者中,其中20例達到了血液中AdV的消失,其中19例(95%)的臨床主治醫報告了AdV感染症的消失或改善等良好臨床過程。目前尚無一種針對AdV的抗病毒藥物,也沒有安全有效的治療選擇,因此期望IV BCV能成爲新的治療選擇。
S&J<5599>:885日元(-2日元)
繼續下跌。25年3月期第二季度經常利潤預期從之前的1.16億日元上調至1.80億日元(增長54.0%)。銷售收入基本按計劃進行,因此不會調整,而利潤方面,主要是由於辦公室遷移導致的內部裝修工作延遲和招聘計劃出現部分延誤等費用發生在第三季度以後導致。然而,由於預計這些費用將在第三季度後發生,對全年業績預期沒有調整,因此市場對其積極反應有限。
賽連迪<7318>:1540日元(+190日元)
大幅反彈。收購汽車零件風道等樹脂成型品的開發和生產,宣佈收購Excel Group的股票並使其成爲子公司,受到市場好評。Excel由國內5家和境外4家共9家公司組成,是該公司成立後規模最大的併購。繼巖井之後,通過以功能和技術爲軸心的併購擴張策略,與專門開發生產以樹脂成型爲特色的汽車內外裝品,重量輕且具有優異靜音性能的三井屋工業有很高的契合度,預計將帶來協同效應,並通過Excel擁有的海外生產基地參與集團化,使該公司的全球化進程不斷演進。