ティアンドエスグループ<4055>は15日、取締役会においてエクステージの株式を取得し子会社化することについて基本合意書を締結することを決定したと発表した。
ティアンドエスグループは更なる成長を遂げるために、ビジネスモデルに応じた損益マネジメント、人材マネジメントを通じ、機動的できめの細かい経営の実現を企図し、本年6月1日より持株会社体制に移行した。
同社を取り巻くビジネス環境は、同社の主要領域である半導体分野、重電、社会インフラ等のシステム開発を中心に、極めて旺盛な需要が創出されている。このような中、顧客の要望に応えるためには、優秀なエンジニアリソースの確保拡充が不可欠と考えている。
エクステージは、2008年に設立され、ソフトウェアの企画、開発、制作、販売、保守管理及びコンサルティング等の業務を主軸に優秀なエンジニアを抱え、独自のソリューションを含め顧客のニーズにきめ細かく応えてきた。
ティアンドエスグループでも、これまでに半導体関連のソフトウェア開発等の分野で協業を進めており、エクステージとの統合は、両社及び今後のグループ全体の事業展開における最適解と考えている。
ティアンドエスグループでは、中期経営計画の要素のひとつとして、M&Aによる成長戦略を掲げており、また、持株会社体制への移行と併せ、効果的な施策を展開していくという。エクステージを迎えることで、同社グループのエンジニアリソースの質と量を向上させ、より一層のソリューション提供の加速的な拡大を図ることが出来ると判断し、株式取得に向けた基本合意書を締結するに至った。
本株式取得が予定通り実行された場合、エクステージ社は2025年9月期第2四半期よりティアンドエスグループの連結子会社となる。
天波和S集團<4055>於15日宣佈,決定在董事會上簽署關於收購Exstage股票並實現子公司化的基本協議。
爲實現進一步增長,天波和S集團計劃通過根據業務模式進行損益管理和人才管理,實現靈活細緻的經營,並於今年6月1日開始轉變爲持股公司體制。
該公司周圍的業務環境在公司的主要領域,如半導體領域,重電,社會基礎設施等系統開發爲中心,產生了極其旺盛的需求。在這種情況下,爲了滿足客戶需求,他們認爲充分保障和擴充優秀的工程師資源是必不可少的。
Exstage成立於2008年,主要從事軟件的規劃、開發、製作、銷售、維護管理和諮詢等業務,擁有優秀的工程師隊伍,迄今爲止一直以滿足客戶需求爲首要任務,包括提供獨特解決方案。
天波和S集團也已經在半導體相關的軟件開發等領域展開合作,他們認爲與Exstage的整合是兩家公司及未來整個集團業務發展的最佳解決方案。
作爲中期經營計劃的一部分,天波和S集團將採取併購成長戰略,並通過過渡至持股公司體制,同時實施有效措施。通過引入Exstage,他們認爲可以提升公司集團的工程師資源質量和數量,加速擴大解決方案提供範圍,並據此決定簽署收購股份的基本協議。
如果本次股票收購按計劃執行,Exstage公司將從2025年第2季度開始成爲天波和S集團的合併子公司。