<7811> 中本パックス 1687 +85
大幅反発。前日に上半期決算を発表、営業利益は15.6億円で前年同期比53.0%増となり、従来予想の10億円を大幅に上回った。第1四半期は同6.9%増の水準であったため、大幅な上振れにポジティブなインパクトが先行。IT・工業材関連のスマホ用途や半導体関連の受注が増加したほか、生活資材関連で利益率の高い自社商品の販売も好調に推移したようだ。通期予想は据え置いたが、上振れが意識される状況とみられる。
<3382> 7&iHD 2335 +105
大幅続伸。カナダのクシュタール同社に対し、総額7兆円に上る1株18.19ドル(約2700円)の新たな買収提案を行ったことが分かったと報じられている。前回の提案である14.86ドルや前日終値を2割超上回る水準となっており、買収プレミアムへの期待が再燃する形になっているようだ。これまでの提案に対して同社では、企業価値の過小評価などを理由に拒否していた。
<7445> ライトオン 256 -49
急落。前日に24年8月期の決算を発表、営業損益は50億円の赤字で従来予想24億円の赤字を下振れ。純損益は減損の計上などで121億円もの大幅赤字となっている。6期連続での純損失計上となったほか、財務制限条項にも抵触する形となっている。これに伴い、ワールドと政投銀が出資するW&Dインベストメントデザインが子会社化を目指したディスカウントTOBを実施する。株式価値の大幅な希薄化も警戒視へ。
<5020> ENEOS 845 +7.4
反発。原油相場の下落で石油関連株が総じて軟調な中、逆行高の展開に。子会社のJX金属が東証へ新規上場申請を行ったと発表、買い材料視された。時価総額は7000億円超とみられ、東京メトロを上回る大型上場となるようだ。上場時期は25年3-4月となる予定。上場により同社の持ち株比率は50%未満になる見通し。上場の方向性は十分織り込み済みだが、あらためて上場資金を原資とした株主還元強化に期待も。
<8905> イオンモール 2077.5 -57.5
大幅続落。前日に上半期決算を発表、営業利益は268億円で前年同期比9.9%増となったが、第1四半期の155億円に対して6-8月期は114億円にとどまり、市場コンセンサスも10億円程度下振れる着地になっている。第1四半期決算後に株価が上昇していたことから、利食い売りの動きにつながる状況へ。中国事業が計画を下振れる推移となっているもよう。中国に関しては足元も低調な推移が続いているようだ。
<8570> イオンFS 1235 -28
大幅続落。前日に上半期決算を発表、営業利益は271億円で前年同期比33.8%増となったが、第1四半期の152億円、同65.9%増に対して、6-8月期は119億円、同7.2%増と収益は鈍化する形になっている。過度な業績上振れ期待などはやや後退の方向のようだ。国内事業において、金利上昇の影響で債権流動化益が減少、下振れとなっているもよう。なお、リボ残高の増加など営業債権の積み上げは順調のようだ。
<9787> イオンディライ 4285 +265
大幅続伸。前日に上半期決算を発表、営業利益は76.2億円で前年同期比4.8%増となり、第1四半期の同5.2%減から増益に転じた。顧客内シェア拡大や新規顧客開拓に加え、単価見直しの推進なども奏効したようだ。通期予想の160億円は据え置いた。また、中期計画も発表、27年2月期営業利益は170億円を計画するほか、株主還元策としては、配当性向50%も視野、自社株買いも機動的に検討・実施としている。
<9519> レノバ 903 -31
大幅続落。SMBC日興証券では投資判断「2」を継続し、目標株価を2850円から1100円にまで引き下げた。バイオマス発電所の運転開始遅れ、バイオマス燃料の高騰影響などから業績予想を引き下げたほか、東京ガスへの第三者割当増資による希薄化、成長ポテンシャル見直しなども考慮しているもよう。25年3月期営業利益は従来予想の149億円から19億円に引き下げ、コンセンサスの55億円程度も下回るとみている。
<1605> INPEX 2107 -66
大幅反落。本日は同社をはじめ石油関連株が下落率上位に顔を連ねる展開になっている。前日のNY原油先物相場は大幅に反落、WTI先物11月限は前日比3.6%の下落となっている。中国の需要減少懸念や米EIAが原油価格の見通しを引き下げたことが意識されたとみられ、利益確定売りが集まっているようだ。また、中東情勢に関しても、レバノン停戦に向けた動きが散見されつつあるとの見方も出てきているようだ。
<2918> わらべ日洋 2106 -224
大幅続落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は42.6億円で前年同期比5.2%減となり、従来計画線上での着地となっている。一方、通期予想は従来の45億円から36億円、前期比43.6%減にまで下方修正している。国内食品関連事業において米飯群で計画を下回る売上推移となっており、下期も継続する見込みのもよう。また、新設した入間工場の初期赤字も想定以上に大きい状況のようだ。
中本PAX 1687 +85
大幅反彈。前一日公佈上半年業績,營業利潤達到15.6億日元,同比增長53.0%,遠超先前的10億日元預期。由於第一季度增長了6.9%,因此大幅上調預期產生積極影響。由於手機和半導體領域的訂單增加,以及銷售自家產品的高利潤率在生活用品領域表現良好,據稱業績持續強勁。雖然全年展望沒有提升,但市場普遍認爲存在上調空間。
7&iHD 2335 +105
大幅上揚。據報道,日本7i集團(CUSHMAN & WAKEFIELD)向加拿大庫斯塔爾集團(Kushner Companies)提出了總額達7萬億日元的新收購要約,每股價格18.19美元(約2700日元)。這一提議比上次的14.86美元和前一日的收盤價高出20%以上,重新點燃對收購溢價的期待。庫斯塔爾公司之前拒絕了此前的提議,理由包括低估企業價值。
RAITOON 256 -49
急速下跌。上一交易日公佈了截至24年8月的業績,營業虧損達到50億日元,遠低於原先的24億日元預期虧損。淨損失達到121億日元,其中包括減值準備等,虧損規模相當大。這是連續第6個財季出現淨虧損,同時已觸及財務限制條款。因此,由於這一情況,由百世集團(WandD Investment Design)和政策銀行共同出資的子公司將實施低溢價的TOB以實現子公司化。根據交易,股票價值可能會大幅稀釋。
ENEOS 845 +7.4
反彈。在原油價格下跌的情況下,石油相關股票普遍疲弱,但逆市上漲。旗下的JX Metal宣佈向東京證券交易所提交新上市申請,被視爲買入信號。據估計,其市值將超過7000億日元,成爲超過東京地鐵的大型上市公司。預計上市時間爲25年3-4月期。雖然上市方向已充分考慮,但再次上市後,預計將進一步強化股東回報。
百世集團股2057.5 -57.5
大幅下跌。前日公佈上半年業績,營業利潤爲268億日元,同比增長9.9%,但6-8月季度僅爲114億日元,僅佔第一季度的155億日元,低於市場一致預期約10億日元。由於股價在第一季度業績公佈後上漲,引發了獲利了結賣壓。中國業務似乎下滑超預期。目前中國市場狀況仍然保持低迷。
百世集團FS1235 -28
大幅下跌。前日公佈上半年業績,營業利潤爲271億日元,同比增長33.8%,但6-8月季度僅爲119億日元,同比增長7.2%,收入增速放緩。市場對業績過度上行預期略微回落。在國內業務中,受到利率上升影響,債權流動性收益減少,低於預期。此外,隨着分期付款餘額增加等,經營債權積累似乎順利。
百世集團迪拉伊4285 +265
大幅上漲。前日公佈上半年業績,營業利潤爲76.2億日元,同比增長4.8%,從第一季度的下滑轉爲增長。客戶份額擴大、新客戶開發以及定價調整推進等均發揮了作用。全年預期保持在160億日元不變。此外,還公佈了中期計劃,預計27年2月期營業利潤爲170億日元,考慮分紅比例50%和靈活考慮及實施自家股回購等股東回報措施。
樂諾903 -31
大幅下跌。SMBC日興證券維持投資等級爲「2」,將目標股價從2850日元下調至1100日元。考慮到生物質發電廠的開工延遲、生物質燃料價格上漲等因素,下調了業績預期,同時考慮到向東京燃氣第三方賦值增資帶來的稀釋效應、成長潛力修正等。預計25年3月期營業利潤將從之前預測的149億日元下調至19億日元,預計低於市場一致預期的55億日元左右。
<1605>INPEX 2107 -66
大幅下跌。本日是石油股以及其他相關股票大幅下跌的情況。前一天的紐約原油期貨價格大幅下跌,WTI期貨11月合約的跌幅達到前一天的3.6%。據認爲,受到中國需求減少擔憂以及美國EIA下調原油價格預期的影響,投資者開始意識到這一點,利潤回吐賣出壓力正在積聚。此外,關於中東局勢,人們開始認爲已經出現了朝着黎巴嫩停火的動向。
<2918>わらべ日洋 2106 -224
大幅下跌。前一天發佈了上半年業績報告,營業利潤爲426億日元,同比下降了5.2%,與之前的計劃持平。然而,全年預期由之前的450億日元下調至360億日元,較前一年同期下調了43.6%。在國內食品相關業務中,米飯銷售低於計劃,並且預計在下半年仍將持續下滑。此外,新設立的入間工廠的初期虧損情況也比預期的要嚴重。