■株主還元
ジーニー<6562>は創業以来、今後の事業展開と財務体質強化のために必要な内部留保の確保を優先しているため、配当を実施していない。株主への利益還元については、経営上の重要課題と設定しているが、収益力強化や事業基盤整備のための投資に充当することにより事業拡大を目指すことが、将来における安定的かつ継続的な利益還元につながると考えている。
配当以外の還元策として、自社株式の取得を2021年8月より1年間実施し310千株を取得したほか、2024年7月にソフトバンクより5,625千株を取得した。また、2022年3月より「ジーニー・プレミアム優待倶楽部」による株主優待制度を実施している。中長期的に保有する株主の拡大を図ることを目的として、2024年以降は株主優待の進呈基準を変更し、毎年3月末日現在の同社株主名簿に記載または記録された6単元(600株)以上保有の株主を対象に、保有株式数に応じた株主優待ポイントを進呈する。株主は貯めたポイントで、米やブランド牛などのこだわりグルメ、スイーツや飲料類、銘酒、家電製品など5,000種類以上の商品から選んで交換できる仕組みである。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
股東回報
自成立以來,匯能公司(ジーニー<6562>)優先確保了內部留存以支持未來業務拓展和財務實力強化,因此尚未實施分紅派息。儘管將股東利益返還視爲經營上的重要課題,但認爲通過加大盈利能力和投資於業務基礎設施建設來擴大業務以實現未來穩定和持續的股東利益返還。
除分紅外,公司自2021年8月起通過回購自家股票購買了31萬股,於2024年7月收購了來自SoftBank的5,625千股。此外,自2022年3月起,通過「匯能溢價優待俱樂部」實施股東優待制度。爲促進中長揸股東的擴展,計劃自2024年起修改股東優待發放標準,對於持有同公司股份數量6手(600股)以上的股東,將根據持股數量發放相應的股東優待積分。股東可以使用積累的積分,從超過5,000種商品中選擇包括美國產產品、優質牛肉、甜點和飲料、名酒、消費電子-半導體等商品進行兌換。
(編輯:FISCO分析師村瀬智一)