大日本印刷株式会社(DNP)は、関西地区の主要拠点である「なんばSSビル」を含む4つの拠点を集約・再編し、「JYOタワー」(大阪市中央区)に移転します(2024年10月下旬に移転完了の予定)。これによって大阪府内に分散していた各事業分野の営業・企画部門が集結し、社外のパートナーとの連携や事業分野を横断した社内の取り組みを強化して、社会課題を解決するとともに、人々の期待に応える新しい価値の創出を加速させていきます。
エントランス(左)、JYOタワー外観(右)
新拠点「JYOタワー」内のDNPオフィスの特長
○行動指針「対話と協働」を推進し、多様なパートナーとのコラボレーションを促進
・ 「なんばSSビル」にあったコラボレーション施設「P&Iラボ・大阪」を「JYOタワー」に移設し、2024年12月2日(月)にリニューアルオープンします。DNP独自の「P&I(Printing & Information:印刷と情報)の掛け合わせの強み」コーナーを新設し、さまざまな企業・団体との「対話」の機会を広げ、多様な課題を引き出すことで「協働=コラボレーション」につなげていきます。50名程度のセミナーやワークショップにも柔軟に対応できる施設です。
「P&Iラボ・大阪」完成イメージ
・ 「P&Iラボ・大阪」では、DNPの環境配慮製品を意匠に組み込んだ空間づくりをしています。印刷の製造工程で出る用紙の端材を活用した「紙再生ボード」*1を活用した什器のほか、各工場の廃棄物の一部を再資源化したパネルと、ネットフェンス(ひし形金網)にデザイン性を持たせた「インターフェンス」*2を組み合わせた再生材サンプルウォールを導入します。実際の空間での利用を通じて、製品・サービスの機能向上や新企画の創出につなげます。
「P&Iラボ・大阪」多目的ルームのイメージ(右奥の壁が再生材サンプルウォール)
・ DNPとパートナーが未来を共創するためのミーティングスペースを設置します。定員20名程度で、デザインシンキングによるビジネス開発など、新しい価値をつくり出す「対話と協働」を行う空間です。
未来を共創するためのミーティングスペース
○社内の連携を強化し、「オールDNP」の総合力発揮による価値創造を加速
・ 社員がいつでも利用可能な共創エリアを設置します。部門の垣根を越えた社内連携を促進し、「P&I」の強みを掛け合わせたイノベーションの創出を促します。
・ テレワークの恒常化を想定してフリーアドレス対応エリアを増やすなど、働き方改革および業務改革をさらに促進します。
○社員が企画・設計に参加することで、エンゲージメントを向上
・ 社員が愛着と納得感をもって新オフィスを利用できるよう、有志社員が入居部門の企画・設計に参加しました。JYOタワーでは、共創エリアの内装・設計・名称の選定、食堂の座席エリアやオフィスのコンセプト設計などに社員が参加しました。また、2024年8月にBPO部門がなんばSSビルから移転したOAPタワーでは、シンボルスペースのコンセプト設計や名称の選定などに社員が参加しました。
・ 2025年2月には約200坪の社員食堂がオープンする予定です。有名店とのコラボレーションメニューやDNPのオリジナルメニュー、季節のメニューなどを充実させて、社員が健康かつ心豊かに働ける環境をつくります。
■「なんばSSビル」からの移転概要
- 営業・企画スタッフ部門:なんばSSビル、大阪メトロ南堀江ビル、住友生命OBPプラザビル、船場ミッドキューブの計4拠点の社員と機能をJYOビルに集約します。社員フロアは21階~29階で、入居部門の社員は約1,400人です。
- BPO部門(DNPコアライズ):なんばSSビルからOAPタワーに移転。2024年8月に完了。
- 製造部門(デジタル印刷):なんばSSビルから寝屋川工場に移転。2024年9月に設備再稼働。
*DNPの紙再生ボード →
*インターフェンス →
※記載された内容などは発表日現在のものです。今後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
大日本印刷股份有限公司(DNP)將彙總和重組包括關西地區主要基地「難波SS大廈」在內的4個基地,搬遷至「JYO塔」(日本大阪市中央區)(計劃於2024年10月下旬完成搬遷)。通過這一舉措,大阪府內各業務領域的營銷和策劃部門將集中起來,加強與外部合作伙伴的合作,跨越業務領域的公司內部舉措,以加快解決社會問題,並滿足人們的期待,加速創造新價值。
入口(左)、JYO塔外觀(右)
新基地「JYO塔」內的DNP辦公室特點
○推動行動指南「對話與合作」,促進與各種合作伙伴的協作
・ 將位於「難波SS大廈」的協作設施「P&I實驗室·大阪」搬遷至「JYO塔」,並於2024年12月2日(星期一)重新開放。新設DNP獨有的「P&I(Printing & Information:印刷與信息)聯接」。特別設立角落,拓展各企業團體的「對話」機會,通過提出各種問題來擴大「合作=協作」的範圍。這是一個可靈活應對約50人規模的研討會和工作坊的設施。
「P&I Lab・大阪」完成形象
・ 「P&I Lab・大阪」正在結合DNP環保產品的設計開展空間設計。利用印刷製造過程中產生的廢紙端材,將「紙再生板」*1用於傢俱製作,同時還採用部分工廠廢棄物再資源化的面板,以及在網狀圍欄(菱形金屬網)上賦予設計性的「Interfence」*2相結合,引入再生材樣板牆。通過在實際空間中的使用,促進產品和服務功能的提升以及新企劃的創造。
「P&I Lab・大阪」多功能室的形象(右後的牆是再生材樣板牆)
・ DNP與合作伙伴將建立共創未來的會議空間。容納約20人,是一個通過設計思維進行業務開發等,創造新價值的「對話與合作」空間。
爲了共創未來的會議空間
○加強公司內部協作,通過「全DNP」整體實力發揮,加速價值創造。
・將爲員工設立可隨時使用的共創區域,促進跨部門內部協作,推動結合「P&I」優勢的創新。
・考慮到遠程辦公的常態化,將增加自由地址區域,進一步推動工作方式改革和業務改革。
○員工參與規劃和設計以提高員工參與度。
・爲了讓員工以情懷和認同感使用新辦公室,一些自願的員工參與了入駐部門的規劃和設計。在JYO塔架,員工參與了共創區域的內部裝飾、設計、命名等工作,還參與了食堂座位區域和辦公室概念設計等工作。此外,在2024年8月,BPO部門從難波SS大廈搬遷至OAP塔架,員工參與了標的空間的概念設計和命名等工作。
・預計在2025年2月開設約200坪的員工餐廳。豐富有名店合作菜單、DNP原創菜單、季節菜單等,創造健康且富有活力的工作環境。
■從「難波SS大廈」搬遷概述
- 營業和企劃人員部門:將整合難波SS大廈、大阪地鐵南堀江大廈、住友生命OBP廣場大廈、船場迷你方塊的四個基地的員工和功能至JYO大廈。員工樓層爲21至29層,入駐部門員工約1400人。
- BPO部門(DNP合資公司):從難波SS大廈搬遷至OAP塔架。預計於2024年8月完成。
- 製造部門(數字印刷):從難波SS大廈搬遷至寢屋川工廠。2024年9月重新投入運營。
*DNP的紙再生板 →
*干涉 →
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