日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は2日、前日比+3.10(上昇率12.53%)の27.85と上昇した。なお、高値は33.64、安値は27.50。昨日の米株式市場で主要指数が下落した流れを受け、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落して始まった。中東の地政学リスクの高まりが懸念される中、今日は取引開始後も日経225先物の戻りが鈍く大幅安となったことから、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは昨日の水準を大幅に上回って推移した。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
日經平均波動率指數(投資者對未來市場波動程度的預期)2日上漲3.10(上漲率12.53%)至27.85。最高價爲33.64,最低價爲27.50。受昨日美股市場主要指數下跌影響,東京市場今日開盤即遭拋售,日經225期貨下跌。受中東地緣政治風險升高擔憂影響,今日交易開始後,日經225期貨回落乏力,急跌導致市場普遍警惕波動性上升,日經VI明顯高於昨日水平。
【什麼是日經平均波動率(VI)】
日經平均波動率是衡量日經平均股價一個月內波動幅度的指標。它有一個特點,即在日經平均股價急劇下跌時急速上升,而且通常與日經平均股價呈弱相反關係。另外,其數值上升後會回歸到一定的範圍(大約在20到30之間)。
日經平均VI是市場預期未來1個月日經平均股價變動(波動)的數值。日經平均股價在急劇下跌時會急劇上漲,與通常的反向相關性較弱。另一方面,數值在急劇上升後,也具有回歸到一定範圍(大約20~30)的特點。