2024年9月24日
SBIファーマ株式会社
SBIホールディングス株式会社の子会社で5-アミノレブリン酸(5-ALA)(※)を利用した医薬品等の研究・開発等を行っているSBIファーマ株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役執行役員社長:北尾吉孝)は、「アラグリオ顆粒剤分包1.5g」および「アラグリオ内用剤1.5g」(以下、「アラグリオ」)(販売元:日本化薬株式会社)の用法変更に関する製造販売承認事項一部変更承認を取得しましたので、お知らせいたします。
本変更は、国内第III相臨床試験(SPP2C102試験:jRCT2061210055)の試験成績に基づき、2024年1月に医薬品製造販売承認事項一部変更承認申請を行い、承認されました。
これにより、現在の用法(膀胱鏡挿入3時間前[範囲:2~4時間前]に、水に溶解して経口投与)が「膀胱鏡挿入2~8時間前に、水に溶解して経口投与」に変更されました。手術前のアラグリオの投与タイミングが柔軟になり、利便性の向上が期待されます。
今後も当社は、皆様の健康で豊かな毎日に貢献できるよう研究・開発に尽力し、膀胱がんの治療に取り組んでおられるより多くの患者様および医療従事者の皆様に、アラグリオを有益に活用していただけるよう一層努力してまいります。
(※) 5-アミノレブリン酸は体内のミトコンドリアで作られるアミノ酸のひとつです。5-アミノレブリン酸は、がん細胞に取り込まれると、その主要代謝産物であるプロトポルフィリンIXが蓄積します。このプロトポルフィリンIXに励起光が照射されると蛍光発光する性質を利用し、がんを可視化することで、がんの術中診断薬として実用化されており、さらなる開発が進められています。
以上
2024年9月24日
SBI製藥股份有限公司
作爲SBI控股株式會社的子公司,SBI製藥股份有限公司(總部:日本東京港區,執行董事社長:北尾吉孝)進行基於5-氨基左旋酸(5-ALA)(※)的藥品等研究和開發工作,已經獲得有關「Arugurio顆粒劑分包1.5g」和「Arugurio內服劑1.5g」(以下簡稱「Arugurio」)(銷售商:日本化學藥品股份有限公司)用法變更的製造銷售許可部分更改批准,特此通知。
根據國內第III相臨床試驗(SPP2C102試驗:jRCT2061210055)的試驗結果,在2024年1月進行了醫藥品製造銷售批准事項部分更改申請,並獲得了批准。
因此,當前的用法(膀胱鏡插入前3小時[區間:2~4小時前],溶解於水中口服)已更改爲「膀胱鏡插入前2~8小時,溶解於水中口服」。Arugurio的投藥時機在手術前更加靈活,預期將提高便利性。
未來,我們將繼續致力於研究和開發,爲大家健康幸福的每一天貢獻力量,努力讓更多患者和醫療工作者能夠更好地有效利用Arugurio來治療膀胱癌。
(※)5-氨基左旋酸是在體內線粒體中產生的一種氨基酸。當5-氨基左旋酸被癌細胞攝取時,其主要代謝產物卟啉IX會積累。利用卟啉IX吸收光線後發出熒光的特性,利用可視化方式對癌症進行診斷,使癌症成爲手術中的診斷藥物,並且正在進一步推動其開發。
以上。