9日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり16銘柄、値下がり207銘柄、変わらず2銘柄となった。
日経平均は大幅続落。778.15円安の35613.32円（出来高概算9億4614万株）で前場の取引を終えている。前週末6日の米国市場でダウ平均は410.34ドル安の40345.41ドル、ナスダックは436.83ポイント安の16690.83で取引を終了。8月雇用統計の結果が強弱まちまちとなったため小幅高で寄り付いたが、過去2カ月の雇用者数の下方修正を受け、労働市場や景気の減速懸念が広がり相場は下げに転じた。半導体のエヌビディア（NVDA）などの値動きの影響でナスダックも下落。連邦準備制度理事会（FRB）のウォラー理事が雇用統計の結果を受けて政策修正の必要性に言及し、大幅な利下げも支持する姿勢を表明したため警戒感が一層強まり、終盤にかけて下げ幅を拡大し終了した。前週末の米国株が下落した流れを引き継ぎ、本日の日経平均は売りが先行して始まった。米国の主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数（SOX）が前日比4.51％安となったことで国内半導体関連株安につながった。寄り付き後も下げ幅を広げて心理的な節目の36000円を割り込むと、取引時間中としては約1カ月ぶりに3万5000円台で推移した。米国の景気後退に対する懸念が国内の投資家心理を悪化するなか、為替の円高進行なども重しとなっている。
値下がり寄与トップは東エレク＜8035＞、同2位はファーストリテ＜9983＞となり、2銘柄で日経平均を約235円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップはレーザーテック＜6920＞で7.57％安、同2位はルネサス＜6723＞で6.68％安だった。
一方、値上がり寄与トップはコナミG＜9766＞、同2位は7＆iHD＜3382＞となり、2銘柄で日経平均を約14円押し上げた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップはメルカリ＜4385＞で2.86％高、同2位は7＆iHDで2.62％高だった。
*11:30現在
日経平均株価 35613.32(-778.15)
値上がり銘柄数 16(寄与度+29.79)
値下がり銘柄数 207(寄与度-807.94)
変わらず銘柄数 2
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
＜9766＞ コナミG 13390 265 8.66
＜3382＞ 7＆iHD 2190 56 5.49
＜9735＞ セコム 10940 160 5.23
＜4543＞ テルモ 2656 10 2.62
＜4385＞ メルカリ 2442 68 2.22
＜2502＞ アサヒGHD 5496 56 1.83
＜4568＞ 第一三共 5662 16 1.57
＜7912＞ 大日本印刷 5135 31 0.51
＜4151＞ 協和キリン 3216 14 0.46
＜7911＞ TOPPAN 4200 26 0.42
＜8267＞ イオン 3848 10 0.33
＜2002＞ 日清粉G 1879 7 0.23
＜4188＞ 三菱ケミカルG 905 9 0.14
＜1801＞ 大成建設 6516 9 0.06
＜4689＞ LINE ヤフー 396 1 0.01
＜9602＞ 東宝 5851 2 0.01
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
＜8035＞ 東エレク 20580 -1420 -139.26
＜9983＞ ファーストリテ 43120 -980 -96.11
＜6857＞ アドバンテ 5671 -197 -51.52
＜4063＞ 信越化 5558 -176 -28.77
＜9984＞ ソフトバンクG 7579 -129 -25.30
＜6920＞ レーザーテック 21550 -1765 -23.08
＜6954＞ ファナック 3765 -132 -21.58
＜7203＞ トヨタ自動車 2457 -125.5 -20.51
＜6762＞ TDK 8952 -190 -18.63
＜6146＞ ディスコ 32550 -2100 -13.73
＜6367＞ ダイキン工業 16920 -385 -12.59
＜6758＞ ソニーG 12860 -335 -10.95
＜6971＞ 京セラ 1690 -40.5 -10.59
＜8766＞ 東京海上HD 5041 -203 -9.95
＜6988＞ 日東電工 11010 -295 -9.64
＜6981＞ 村田製作所 2711 -120 -9.42
＜6902＞ デンソー 2003 -69.5 -9.09
＜7267＞ ホンダ 1483 -45 -8.83
＜2801＞ キッコーマン 1573 -54 -8.83
＜4704＞ トレンドマイクロ 8426 -254 -8.30
截至收市時的日經平均成分股上漲16只，下跌207只，持平2只。
日經平均大幅下跌。上午交易結束時，日經平均下跌778.15日元，報35613.32日元（成交量約爲9.4614億股）。上週六，道瓊斯指數下跌410.34點，報40345.41點，納斯達克指數下跌436.83點，報16690.83點。由於8月份就業統計數據的強弱不一，小幅上漲後擔憂勞動市場和經濟放緩蔓延，市場轉向下跌。納斯達克指數也下跌受到半導體領域英偉達（NVDA）等股價走勢的影響。聯邦儲備理事會（FRB）的沃拉理事在就業統計結果出爐後談到了政策調整的必要性，並表明支持大規模減息的立場，進一步增加了警惕感，導致最終下跌幅度擴大。緊隨上週末美國股市下跌的趨勢，今天的日經平均先跌爲主。由於美國主要半導體相關股份構成的費城半導體指數（SOX）下跌4.51％，國內半導體相關股票跟隨下跌。開盤後，隨着跌幅擴大並突破心理關口36000日元，交易時間內約1個月以來首次回落到3.5萬日元區間。在對美國經濟衰退的擔憂加劇國內投資者心理惡化的背景下，日元升值等因素也成爲壓力。
按倒掛貢獻而言，東麗<8035>排名第一，第二位是First Retail<9983>，這兩隻股票使日經平均下跌約235日元。此外，日經平均成分股的跌幅排名前兩位是Laser Tec<6920>下跌7.57％，Renesas<6723>下跌6.68％。
另一方面，貢獻增長的前兩位是Konami G<9766>和7&i HD<3382>，這兩隻股票使日經平均上漲約14日元。此外，日經平均成分股的漲幅排名前兩位是Mercari<4385>上漲2.86％，7&i HD上漲2.62％。
*截至11:30
日經平均股價 35613.32（下跌778.15）
上漲股數 16（貢獻度+29.79）
下跌股數 207（貢獻度-807.94）
持平的股票數爲2只
上漲前幾位
代碼 名稱 最新價格 漲跌幅 貢獻度
＜9766＞ 科樂美 13390 265 8.66
＜3382＞ 7&iHD 2190 56 5.49
＜9735＞ 西科姆 10940 160 5.23
＜4543＞ Terumo 2656 10 2.62
＜4385＞ Mercari 2442 68 2.22
＜2502＞ 朝日GHD 5496 56 1.83
＜4568＞ 第一三共 5662 16 1.57
＜7912＞ 大日本印刷 5135 31 0.51
＜4151＞ 協和Kirin 3216 14 0.46
＜7911＞ TOPPAN 4200 26 0.42
＜8267＞ 永旺 3848 10 0.33
＜2002＞ 日清粉G 1879 7 0.23
＜4188＞ 三菱化學G 905 9 0.14
＜1801＞ 大成建設 6516 9 0.06
＜4689＞ LINE 雅虎 396 1 0.01
＜9602＞ 東寶 5851 2 0.01
跌幅排名前列的股票爲：
代碼 名稱 最新價格 漲跌幅 貢獻度
＜8035＞ 東電 20580 -1420 -139.26
＜9983＞ 第一企業 43120 -980 -96.11
＜6857＞ 先鋒 5671 -197 -51.52
＜4063＞ 信越化 下跌5558 -176 -28.77
＜9984＞ 軟銀G 下跌7579 -129 -25.30
＜6920＞ 激光技術 下跌21550 -1765 -23.08
＜6954＞ 發那科 下跌3765 -132 -21.58
＜7203＞ 豐田汽車 下跌2457 -125.5 -20.51
＜6762＞ TDK 下跌8952 -190 -18.63
＜6146＞ DSM 下跌32550 -2100 -13.73
＜6367＞ 大金工業 下跌16920 -385 -12.59
＜6758＞ 索尼G 12860 -335 -10.95
＜6971＞ 京瓷 1690 -40.5 -10.59
＜8766＞ 東京海上HD 5041 -203 -9.95
＜6988＞ 日東電工 11010 -295 -9.64
＜6981＞ 村田製作所 2711 -120 -9.42
＜6902＞ 電裝 2003 -69.5 -9.09
＜7267＞ 本田 1483 -45 -8.83
＜2801＞ 亨氏 1573 -54 -8.83
＜4704＞ Trend Micro 8426 -254 -8.30
