以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
-----------
※2024年8月12日14時に執筆
日経平均が4000円を超える下落となった8月5日は、「植田ショック」として歴史に刻まれるのでしょうか。その翌日の歴史的急騰を経ても尚、小型株までは完全復活とは言えませんねぇ。相場が不安定な中で、あたくし達はどう生き残るべきか問われておりますな。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
日銀の植田総裁が近いうちに利上げに踏み切るのは、春あたりから織り込み済みであったはずです。ただ、米国の雇用統計の結果や円安から急激に円高へ振れた事など悪材料が集中した事で、投資家心理が急激に悪化した可能性はあります。
外国人投資家にとっては円安から円高へ振れると利益確定した時のドルの利益が目減りしますからねぇ。売りが売りを呼び、結果的には歴史的な暴落となったのかもしれません。それでも、米FRBの利下げが確定的との情報が伝わっている事や、「植田ショック」を招いてしまった植田総裁としては追加利上げまでは踏み切れないとの思惑が広がっております。
これまでは米国の景気後退が利下げを呼び込む材料になると好感していたのに、景気後退がいよいよ本格的になれば皆一斉に売り始めましたな。米雇用統計の数字は確かに悪かったですが、株式市場の歴史を塗り替えるほどの悪材料なのかは疑問です。理由は後付けであって、史上最高値を更新後に売りのタイミングを探っていただけかもしれません。
8月5日~9日の週は31156.12円の安値から35849.77円の高値を記録する凄まじい値動きでしたが、最終的には終値35025.00円で締めくくりました。今後も警戒心を緩めずに、しっかりと上昇トレンドを維持している強いチャートの銘柄をチェックしておきたいもんですな。今回はそんな先高感のある銘柄を選んでみました。
暴落を経験しても既に暴落前の水準まで戻しているユニチカ<3103>は、しっかり上昇トレンドをキープできるか監視を強めておりますよ。8月6日発表の決算は上方修正するほどの好決算でした。PBRは1倍割れで割安感もあり、ボラティリティが大きい昨今の相場で人気化する可能性もあるか。燃料電池用電極触媒など水素関連のテーマでも注視です。
こちらもしっかり下値を切り上げている住友ファーマ<4506>は、ヘリオス<4593>と共同開発中の他家iPS細胞由来網膜色素上皮細胞「HLCR011」が材料視されている模様。網膜色素上皮裂孔を対象としたフェーズ1/2試験で被験者の組み入れを開始したとの発表で動意しました。直近1Qの決算は黒字着地しており、好調に見えます。
ITインフラ構築大手のJBCCホールディングス<9889>は、サイバーセキュリティ関連としても思惑がありますな。DX分野でも強みがあり、クラウドサービス「EcoOne」の需要が堅調な模様。
九州地区の半導体の取り扱いが好調な三井倉庫HD<9302>は、チャート(日足)の底堅さが目立ちますな。8月9日には年初来高値を更新しており、今後も下値を切り上げるか監視中。日米で景気後退懸念が広がる中で、半導体関連の行く末もチェックしておきたいです。
中国での不動産賃貸を主力とする宮越HD<6620>も、植田ショック後に下値を切り上げております。8月9日の決算発表も堅調で、7月16日に付けた高値2838円を上回る事ができればトレンドがさらに強気になる可能性もあるか。
最後は経営コンサルを手掛けるシグマクシスHD<6088>です。植田ショック当日の取引時間終了後に発表した決算が好感されて、暴落から翌日には一気にストップ高となりました。自社株買いに加えて25年3月期は過去最高益を更新する予想ですので、押し目もあればしっかりと中長期で注視したい銘柄ですな。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
----
執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
下面是由富途社區記者個人投資者「有限亭玉介」先生(博客:賺錢的股票信息「貓先生的股票沒有天花板」)撰寫的評論。 富途積極與個人信息發佈方合作,努力向投資者傳遞更多樣化的信息。
-----------
※2024年8月12日14時編寫
8月5日,日經平均下跌超過4000日元,這將被刻在歷史上作爲「植田衝擊」嗎?即使經歷了歷史性的暴漲,小型股卻仍未完全恢復呢。在市場不穩定的情況下,我們將面臨如何生存的問題。
再次表示,我是有限亭玉介,撰寫了博客「賺錢的股票信息『貓先生的股票沒有天花板』」
日本銀行總裁植田將在不久後開始加息,這應該早在春季就已經被納入考慮。然而,由於美國就業統計結果和日元走弱突然轉向日元升值等壞消息集中出現,可能導致投資者心理急劇惡化。
對於外國投資者來說,從日元走弱到日元升值的轉變會減少利潤。賣出引發更多的賣出,結果可能會導致歷史性的暴跌。儘管如此,目前有消息稱聯儲局將減息,而植田總裁引發的「植田衝擊」也使人們認爲他在追加加息之前不會行動。
過去,美國經濟衰退對於減息是一個利好因素,但是當經濟衰退變得真正嚴重時,大家紛紛開始拋售。雖然美國就業統計數據確實不好,但是否足以改寫股市歷史仍然存在疑問。原因可能是事後才找到的藉口,只是在創下歷史最高點之後尋找賣出時機罷了。
8月5日~9日的一週內,從31156.12日元的最低價上漲到35849.77日元的最高價,經歷了驚人的波動,最終以35025.00日元的收盤價結束。未來,我們還需要保持警惕,留意那些持續上漲的強勢股票,以確保穩定的上升趨勢。這次我選了一些具有先高感的股票進行觀察。
即使經歷暴跌,優衣庫<3103>已經回到了暴跌前的水平,我們仍然密切關注其是否能夠保持穩定的上升趨勢。8月6日的業績非常好,甚至進行了上調修正。PBR低於1倍,具有一定的投資價值,而且在近來波動幅度較大的市場上可能會變得受歡迎。此外,也要關注與氫相關的主題,如燃料電池電極催化劑等。
住友製藥<4506>也已經穩定回升,其與Helios<4593>正在進行的iPS細胞來源的視網膜色素上皮細胞"HLCR011"備受關注。該公司宣佈已經開始進行鍼對視網膜色素上皮孔的1/2期臨床試驗,並已開始徵募受試者,正因此而有所動力。最近一個季度的業績顯示盈利,看起來非常不錯。
IT基礎設施建設巨頭JBCC Holdings<9889>也存在着與網絡安全相關的期望。該公司在數字轉型領域也有優勢,其雲服務"EcoOne"的需求似乎穩定。
在半導體行業方面,九州地區的三井倉庫HD<9302>的業務表現良好,其日線圖顯示出穩定性。截至8月9日,該公司股價創下了年內最高紀錄,並且我們會繼續關注其是否能夠保持上升趨勢。在美國和日本經濟衰退的擔憂日益加劇之際,也要留意半導體相關行業的走勢。
中國主要從事房地產租賃業務的宮越HD<6620>也已經穩定回升。8月9日的業績表現良好,如果超過7月16日的高點2838日元,可能進一步加強上升趨勢。
最後是專注於經營諮詢的SigmaXis HD<6088>。該公司在植田衝擊事件當天收盤後發佈的業績受到好評,從暴跌到次日一舉漲停。此外,預計該公司將在2025年的第三財季創下歷史最高盈利,因此,這個股票是我們在中長期內密切關注的投資標的。
好的,雖然話有些長,但在我的博客中,我介紹了這些「當前強勢的個股和概念板塊」。如果您有空的話,請來看看吧。 我和我親愛的貓兒子「Ar」將等待您的光臨。
----
撰稿人:有限亭玉介
博客名:貓老闆的股票沒有接近頂端的概念