■株主還元策
城南進学研究社＜4720＞は株主還元を経営上の重要課題と位置付け、2024年3月期まで4期連続で親会社株主に帰属する当期純損失を計上してきたなかでも、1株当たり5.0円の安定配当を実施してきたが、2025年3月期は財務状況を鑑み、内部留保の蓄積を優先する必要があると判断し、無配予定であることを発表した。ただし、早期に復配したい意向であり、親会社株主に帰属する当期純利益が順調に回復すれば、2026年3月期に復配の可能性があると弊社では見ている。
一方、株主優待は継続しているが内容を一部変更した。従来は毎年3月末、9月末に100株以上保有する株主に対してQUOカード500円分を贈呈していたが、2024年4月以降は毎年3月末に100株以上保有、かつ1年以上継続保有する株主に対してQUOカード1,000円分を贈呈することにした。変更理由は、中長期の株式保有を促進すること、及び業務の合理化（QUOカード発送費用の削減等）による。
（執筆：フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲）
股東回報策略
城南進學研究社＜4720＞將股東回報視爲經營重要課題，即使在2024年3月期一直在計入歸屬於母公司股東的當期淨損失中，也一直實施每股穩定的5.0日元股息，但考慮到財務狀況，2025年3月期必須優先考慮內部保留盈餘，因此宣佈不進行派息。但我們有意儘早恢復派息，並認爲如果母公司股東的當期淨利潤持續恢復良好，那麼在2026年3月期可能恢復派息。
另一方面，股東優惠仍在繼續，但內容進行了部分更改。以往每年3月末和9月末贈送500元QUO卡給持有100股以上的股東，但自2024年4月開始，僅向持有100股以上且已持有1年以上的股東贈送1000元QUO卡。更改原因是促進中長期持股及業務合理化（減少QUO卡發行費等）。
（撰寫：FISCO客座分析師佐藤讓）
