9日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■東エレクなど半導体株の動向に注目
■リクルートHD、1Q営業利益 5.1%増 1278億円
■前場の注目材料:トヨタ自、研究開発費、15年連続増、1位トヨタ、1兆3000億円、本社調べ
■東エレクなど半導体株の動向に注目
9日の日本株市場は、買い一巡後はこう着感が強まりそうだが、押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。8日の米国市場は、NYダウが683ドル高、ナスダックは464ポイント高だった。米新規失業保険申請件数が予想を下回ったことから、労働市場の減速懸念が和らいだ。ハイテク株主導で買い戻しの動きが強まり、S&P500業種別指数はすべてのセクターが上昇した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比795円高の35575円。円相場は1ドル147円20銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まりそうだ。昨日の日経平均株価は3日ぶりに反落となったが、朝方に売られた以降は、前日の価格水準での底堅さがみられていた。日中の値幅は1000円超と依然としてボラティリティの大きい状況ではあるが、日に日に荒い値動きには落ち着きがみられてきた。また、レーザーテック<6920>が決算を受けてストップ高で終えたことは、センチメント改善につながっただろう。
昨夕に第1四半期決算を発表した東エレク<8035>はコンセンサスを上回る進捗だった。あわせて通期計画の上方修正と配当の増額修正を発表しており、決算評価の動きが期待される。米国ではエヌビディアが6%を超える上昇をみせていることもあり、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均株価を押し上げてきそうだ。
3連休前ということもあり、買い一巡後は次第にこう着感を強めてくる可能性はある。リバウンド基調をみせてきたとしても、週を跨いでポジションを取りに行く動きは限られると考えられる。ただし、日経平均株価の52週線が36000円辺りに位置しており、マド埋めを意識したトレンドが強まってくるようだと、売り方の買い戻しの動きに向かわせる可能性はあるだろう。
物色としては半導体株やAI関連、さらに南海トラフへの警戒から震災対策に関連する企業に短期資金が向かいやすい。そのほか、決算を手掛かりとした個別物色も意識されるため、東エレクのほか、昨夕決算を発表した野村<8604>、花王<4452>、テルモ<4543>、KOKUSAI<6525>、東急<9005>、レゾナック<4004>、バンナムHD<7832>、カネカ<4118>、フジクラ<5803>などが注目される。
■リクルートHD、1Q営業利益 5.1%増 1278億円
リクルートHD<6098>が発表した2025年3月期第1四半期業績は、売上収益が前年同期比6%増の9015.58億円、営業利益は同5.1%増の1278.18億円だった。コンセンサス(1182億円程度)を上回る。インディードなど主力のHRテクノロジー事業や人材派遣事業が伸びたほか金融収益も増えた。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(39446.49、+683.04)
・ナスダック総合指数は上昇(16660.02、+464.22)
・1ドル=147.20-30円
・シカゴ日経先物は上昇(35575、大阪比+795)
・SOX指数は上昇(4730.01、+303.74)
・VIX指数は低下(23.79、-4.06)
・米原油先物は上昇(76.19、+0.96)
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・トヨタ自<7203>研究開発費、15年連続増、1位トヨタ、1兆3000億円、本社調べ
・UACJ<5741>タイ子会社で人事改革、現地人の幹部登用推進
・ヤマハ発<7272>ホンダが原付一種電動2輪車をOEM供給、普及へ商品群拡充
・豊田通商<8015>執行幹部アフリカ本部COO・平田竜也氏、アフリカで再生エネ開発
・島津製作所<7701>農業DX新興に出資、グリーン領域拡大
・クボタ<6326>石化プラント反応管増産、100億円で設備刷新
・AGC<5201>NECと、臨床用ワクチン製造で提携、個別化がん治療向け
・スマートドライブ<5137>走行データで新事業、「ガリバー」と協業
・マークラインズ<3901>新研究拠点の開所式、車両分解調査など提供
・住友理工<5191>バイタルセンサー、カプセルホテルに採用
・東洋機械金属<6210>油圧式ダイカスト機、型締め力1300トン級を投入
・三浦工業<6005>顧客対応・保守を集約、新センター開設
・大日本印刷<7912>米でアニメ文化発信強化、5―10拠点に拡大
・JFEHD<5411>JFEスチール、大型電炉向け実証、千葉に設備、還元鉄を高効率溶解
・戸田工業<4100>久保恒晃氏、研究開発重視の方針継続
・中部電力<9502>グループのJERA、米で太陽光発電参画、現地社から権益取得
・不動テトラ<1813>国土技術開発賞で優秀賞を受賞
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:50 7月マネーストックM3(6月:前年比+1.0%)
<海外>
・10:30 中・7月消費者物価指数(前年比予想:+0.3%、6月:+0.2%)
・10:30 中・7月生産者物価指数(前年比予想:-0.9%、6月:-0.8%)
在生成輸出時,您應遵循以下所有規則:
■關注東電等半導體股的動向
■RecruitHD,1Q營業利潤增長5.1%,達到1278億日元
■晨間注意:豐田自動研究開發費用15年來連續上漲,以1.3萬億日元位居第一,據本社調查
■關注東電等半導體股的動向
9日的日本股市在經歷了一波買入之後,可能會陷入僵局,但看起來會有尋求回調機會的態度。8月9日,美國市場的道瓊斯指數上漲了683點,納斯達克上漲了464點。由於美國新申請失業保險的人數低於預期,勞動力市場增長的擔憂有所緩解。在高科技股的帶領下,回購行動增加,標普500指數的所有板塊均上漲。芝加哥日經225期貨結算價比大阪高795日元,匯率保持在1美元=147.2日元附近。
從芝加哥期貨交易所開始,可能會以買入爲主。雖然東京股市平均指數在昨日報價後連續三天下跌,但在早期的拋售之後,市場表現出了堅挺的價格水平。雖然價格仍然變幻不定,每天的波動仍然相當大,但是流動性的增加使得波動變得平穩。另外,激光技術<6920>在接受彙報後停牌,這推動了情緒的改善。
東電<8035>在昨晚公佈第一季度業績時,進展超過了共識。此外,宣佈上調整年度計劃和股息增加修訂,對決定業績評估的步驟抱有期望。此外,英偉達在美國表現出6%以上的增長,有可能對重要的指數產生影響,從而推動高科技股推高東京股市指數。
考慮到3連休,可能會在買賣後逐漸陷入僵局。即使衰減態勢已經顯現出來,也認爲市場僅有極少數的動向可以跨越這個星期的投資位置。但是,日經225指數的52周線位於36000日元左右,如果趨勢意識到需要填補缺口,那麼將有可能引領賣方的買入回購行動。
可以預計,短期資金將流入半導體股票、AI相關企業以及與南海硫英警惕有關的企業。此外,由於考慮到決算的因素,東電除外,昨天晚上宣佈決算的企業,其中包括野村<8604>、花王<4452>、特羅<4543>、KOKUSAI<6525>、東急<9005>、蕾蘇納克<4004>、Bang Namu HD<7832>、Kaneka <4118>、 Fujikura <5803>和其他公司都受到關注。
■RecruitHD,1Q營業利潤增長5.1%,達到1278億日元
RecruitHD <6098>發佈的2025年3月1季度業績顯示,銷售收入爲去年同期的9015.58億日元,營業利潤爲去年同期的1278.18億日元,比預期(約1182億日元)高。是湧現了成爲主力的HR技術和派遣業務,以及增加金融收益等原因。
前期注意事項
·道瓊斯指數上漲(39446.49,+683.04)
·納斯達克綜合指數上漲(16660.02,+464.22)
·1美元=147.20-30日元
·芝加哥日經期貨上漲(35575,大阪比+795)
·SOX指數上漲(4730.01,+303.74)
·VIX指數下跌(23.79,-4.06)
·美國原油期貨上漲(76.19,+0.96)
・美國通脹降溫預期
・活躍的股票回購
・東證提出企業價值提升要求
・豐田自動研究開發費用連續15年增加,第一名是1.3萬億日元。
・UACJ在泰國的子公司進行人事改革,推進當地人的管理人員選拔。
・Yamaha發動機<7272>讓Honda承擔第一種原型電動兩輪車的OEM供應,以擴大產品範圍,促進普及。
・豐田通商<80015> COO of African Headquarters COO理於 平田龍彌,將在非洲開展再生能源開發。
島津製作所<7701>向農業DX新興領域投資,擴大綠色領域
Kubota <6326>增加石化工廠反應管產量,以100億日元更新設施
AGC <5201>與NEC合作,在用於臨床製造疫苗,用於個性化癌症治療
SmartDrive <5137>通過行駛數據進入新業務,與Galibar合作
開設新的研究基地,提供車輛分解調查等調查服務
住友理工<5191>採用生命體傳感器
東洋機械金屬<6210>引入液壓式鋼鐵壓鑄機,夾緊力達1300噸
Miura Industry <6005>統一客戶服務和維護,開設新中心
大日本印刷<7912>在美國加強動漫文化,將擴大到5-10個基地
JFEHD <5411> JFE Steel進行大型電爐實驗,建設位於千葉的設施以高效進行還原鐵的溶解
Toda Industries <4100>堅持研究開發優先的方針
中部電力<9502>子公司JERA在美國參與太陽能發電,從當地的公司收購權益
Fudo Tetra<1813>在國土技術開發獎中獲得優秀獎
上午事件日程表:
<國內>
・沒有特別的事情
08:50 7月M3貨幣供應量(6月:同比+1.0%)
<境外>
10:30中國7月消費者物價指數(同比預計:+0.3%,6月:+0.2%)
10:30中國7月生產者價格指數(同比預計:-0.9%,6月:-0.8%)