四電工＜1939＞は31日、株式分割および株式分割に伴う定款の一部変更ならびに2025年3月期の配当予想の修正を発表。

9月30日最終の株主名簿に記載または記録された株主の所有普通株式1株につき3株の割合をもって分割する。今回の分割により増加する株式数は、32,510,940株で、株式分割後の発行可能株式総数は120,000,000株となる。同社は、株式の投資単位当たりの金額を引き下げることにより、株式の流動性を高め、投資家層の拡大を図る。同株式分割に伴い、会社法第184条第2項の規定に基づき、同社定款第6条の発行可能株式総数を、4千万株から１億2千万株に変更する。効力発生日は10月1日である。

同社は、2025年3月期第1四半期（2024年4月-6月）決算における堅調な利益伸長に鑑み、4月26日に公表した2025年3月期の配当予想を修正する。中間配当は、株式分割前の株式が対象となり、前回予想より5円増配の75円に修正する。期末配当は、25円に修正する。株式分割前の1株当たり配当金に換算すると75円となり、5円の増配となる。年間配当金は、実質的に10円の増配となる。