■買い優勢の展開も週ベースでは小幅な下落
今週の新興市場は小幅下落。同時期の騰落率は、日経平均が-2.74%だったのに対して、グロース市場指数は-0.10%、グロース市場250指数は-0.21%と新興市場は底堅い展開となった。連休明けは、米国市場で中小型中心に構成されているラッセル2000指数が引き続き上昇したことが刺激材料となり、グロース市場の主力株やバイオ関連銘柄を中心に買い優勢の展開に。東証グロース市場指数、東証グロース250指数ともに200日移動平均線を上回る場面も見られた。ただ、世界的に半導体株が下落したことで、投資家のマインドが低下。上昇していたグロース市場も利益確定が先行し、週ベースでは小幅な下落となった。
時価総額上位銘柄では、週末に6%超下落したJTOWER<4485>が上場来安値を更新したほか、買い優勢だったジーエヌアイグループ<2160>も週末売りに押された。ispace<9348>はほぼ横ばいで動意に欠ける展開。また、上場来高値圏で公募増資を発表したGENDA<9166>も希薄化が嫌気されて売られた。一方、円高ドル安を材料にアドベンチャー<6030>が買い優勢となったほか、弁護士ドットコム<6027>もしっかり。売買が目立った銘柄では、決算発表延期が嫌気されたJフロンティア<2934>が急落したほか、ELEMENTS<5246>は決算発表を材料に買い優勢となったが、買い一巡後は利益確定売りに押された。一方、シンバイオ製薬<4582>、オンコセラピー・サイエンス<4564>、ノイルイミューン<4893>、コージンバイオ<177A>などバイオ関連に短期資金が向かい大幅高が続出した。なお、18日にスタンダード市場に上場したカドス・コーポレーション<211A>の初値は、公開価格を10.7%上回る3210円となった。
■急落したバイオ関連に押し目買いが入れば、グロース市場の活況は続くか
来週の新興市場は、トランプ前大統領の言動で揺れるプライム市場よりはしっかりとしそうだが、東証グロース市場指数、東証グロース250指数ともに200日移動平均線水準を維持できるか注目したい。足元の新興市場の刺激材料だったラッセル2000指数は上げ一服だが、NYダウやナスダックなど主要株価指数と比べると、米国市場での中小型株物色は引き続き強いと見る。
物色の中心は引き続きバイオ関連となりそうだが、週末、セルシード<7776>、シンバイオ製薬、ノイルイミューン、コージンバイオ、クオリプス<4894>など足元買われていたバイオ関連が軒並み急落したことは気がかりだ。バイオ関連内での循環物色が止まれば、バイオ関連以外の受け皿が必要となる。宇宙関連に期待したいところだが、アストロスケールHD<186A>は上場来安値圏で推移。QPS研究所<5595>もじり安基調で浮上のきっかけが見出せない状況にあることから受け皿としては厳しいか。週明け、急落したバイオ関連に押し目買いが入れば、グロース市場の活況は続くと考えるが、バイオ関連総崩れとなると投資家のマインドも低下しそうだ。
なお、来週は23日にスタンダード市場と名証メインにフィットイージー<212A>、26日にグロース市場にタイミー<215A>がそれぞれ上場する。知名度が高く規模も大きいタイミーは注目度が非常に高い。換金売りも警戒だが、初値及び初値形成後の値動き次第では、グロース市場の物色の柱となろう。
買盤優勢的走勢也在周基礎上略微下跌
本週新興市場略有下跌。鑑於同一期間的上漲和下跌率,日經平均指數爲-2.74%,成長市場指數爲-0.10%,成長型市場250指數爲-0.21%,新興市場呈堅挺的發展態勢。假日結束之後,受美國市場以小型和中型爲核心的羅素2000指數持續上漲的刺激,以及以成長市場的主力股票和生物醫療相關的股票爲重心的買盤優勢展開。在一些場合,可以看到在日本證券交易所成長市場指數和成長型市場250指數的情況下,這些股票的200日移動平均線也有所上升。然而,由於全球半導體股份下跌,導致投資者心態下降。此前漲勢很快的成長股市場也在獲利平倉壓力下,在周基礎上稍稍下跌。
市值前列的公司中,伊藤忠商事的(4485)在週末下跌了超過6%,更新了上市以來的最低價,此外,夥伴(2160)也受到了買盤反彈的打壓。 iSpace(9348)的價格差不多是橫盤,GENDA(9166) 在上市以來的歷史高位發佈了公募增發,並被投資者拋售。與此同時,Adventure公司(6030)因爲日元走強美元走弱的利好消息,出現了買盤優勢,也得到了一定的支撐。律師·com (6027)也表現不錯。在交投活躍的股票中,Wer smart Frontier公司 (2934)因推遲財務報告而下跌,Elements (5246)依據業績公告的信息成了買盤優勢,但在一輪股票買盤之後,賣盤壓力得到了控制。另一方面,循環挑選生物科技相關的短期資金,其行業中的股票出現了大幅上漲,如Shinbio (4582), Oncotherapy Science (4564), Noilimmun (4893)、Kojinbio (177A)等。值得一提的是,Kados Corporation(211A),該公司於18日在標準市場上市,股價高於發行價10.7%,達到3210日圓。
如果抄底買入急跌的生物科技股,成長市場還會繼續繁榮嗎?
下週新興市場將比動盪的主板市場更加牢固,但值得關注的是東證成長指數和東證成長250指數能否保持在200日移動平均線水平以上。 Russell 2000指數,這個新興市場的刺激因素已經有所減緩,但是相比納斯達克等主要股市指數,投資者在美國市場尋找中小型企業的行動仍然強勁。
一些短期資金仍然圍繞生物科技相關的股票,並且最近,像Cellseed(7776)、Shinbio、Noilimmun、Kojinbio和Quolips(4894)這樣的生物醫療行業中的大量股票被購買並出現急跌的情況,這是令人擔憂的。如果這個大輪廓的循環選擇在生物科技領域中難以突破,它需要尋找生物養護的替代品。太空概念值得期待,但是AstroscaleHD(186A)一直在略微下跌. QPS Research Institute (5595)正處於牽強附會的狀況, 作爲受支持的公司非常弱。下週一,如果抄底買入急跌的生物科技股,成長市場還會繼續繁榮,但是如果出現生物科技股的全面下跌,那麼投資者的信心也可能會減弱。
此外,下週23日將有Fit Easy (212A)在標準市場和名古屋證券交易所上市,26日將有時代(215A)在成長市場上市。Fit Easy由於知名度高且規模大,其注目度非常高。儘管需要警惕兌現的賣壓,但隨着是否超出首發價格和形成首日價格之後的波動,該公司可以成爲成長市場中的核心產品。