日経平均は6日続伸。前日比137.84円高(+0.34%)の41051.49円(出来高概算8億株)で前場の取引を終えている。
4日の米国市場は独立記念日の祝日に伴い、株式市場、債券市場は休場。為替は、1ドル161円33銭まで買われた後、一時160円95銭まで下落したが、161円24銭で取引終了した。
米国市場休場に伴い、目立った売買材料に欠けるなか、東京市場はやや買い優勢で取引を開始した。前日の史上最高値更新の余波などから、日経平均は取引時間中の史上最高値を更新する場面も見られたが、TOPIXは小幅安となるなど、まちまちの状況。今晩の米雇用統計発表を前に積極的な買いは手控えられた。
日経平均採用銘柄では、昨日売られた川崎重<7012>が反発しているほか、三越伊勢丹<3099>は国内証券会社によるポジティブなレポートを材料に買われた。また、スクリーンHD<7735>、ソシオネクスト<6526>、東京エレクトロン<8035>など半導体株の一角も上昇。このほか、IHI<7013>、三菱電機<6503>、ZOZO<3092>、第一三共<4568>などが買われた。
一方、足元買われていた日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>など海運株が売られたほか、円安ドル高基調が一服したことなどから、ホンダ<7267>、日産自<7201>、マツダ<7261>など自動車株もさえない。このほか、古河電工<5801>、三井化学<4183>、住友電工<5802>が売られた。
業種別では、鉱業、医薬品、サービス業、小売業、電気機器などが上昇した一方、海運業、電気・ガス業、繊維製品、輸送用機器、非鉄金属などが下落した。
今晩の6月米雇用統計発表を控えて、後場の東京市場は様子見姿勢が強まり、日経平均、TOPIXともに買い一服となりそうだ。両指数ともに史上最高値を更新したことで、やや達成感も意識されそうだ。週末にはフランス選挙も控えていることから、大引けにかけては、三菱重<7011>や日立<6501>など足元上昇していた銘柄の利益確定の売りが強まる可能性もあるが、一時的な調整であることから、さほど悲観的に捉える必要は無いだろう。
日經平均連續第6天上漲。收於41051.49日元(成交量約8億股),較上一交易日上漲137.84日元(+0.34%)
7月4日,由於獨立日節日,美國的股票市場和債券市場都休市。匯率方面,美元最高漲到161.33日元,但隨後下跌到160.95日元,最終以161.24日元結束交易。
美國市場休市,交易幾乎缺乏明顯的買賣消息,東京市場略微偏多開始交易。由於前一日創歷史新高等因素,日經平均指數也有更新歷史新高的場面,但TOPIX稍有下降,呈現各異的情況。在今晚美國就業數據統計公佈前,積極購買已經受到了限制。
在被選爲日經平均指數成分股的股票中,昨天下跌的川崎重工業<7012>反彈,三越伊勢丹<3099>因國內證券公司發佈的積極報告而受到購買的影響。此外,屏幕HD<7735>、SociNEXT<6526>、東京電子<8035>等半導體股上漲。此外,伊藤忠商店<7013>、三菱電機<6503>、ZOZO<3092>、第一三共<4568>等也受到購買的影響。
另一方面,足部購買的日本郵船<9101>、商船三井<9104>、川崎汽船<9107>等航運股下跌,此外,由於日元貶值和美元升值的基調有所減弱,本田<7267>、日產自動車<7201>、馬自達汽車(adr)<7261>等汽車股也未表現出色,此外,古河電工<5801>、三井化學<4183>、住友電工<5802>也下跌。
按行業板塊劃分,礦業、藥品、服務業、零售業、電子設備等指數上漲,而海運、電力和燃氣業、纖維製品、運輸設備、有色金屬等指數下跌。
在今晚公佈6月美國就業數據之前,東京市場在後市觀望的姿態下,日經平均指數和TOPIX都將暫停交易。由於兩個指數都創下歷史新高,因此也可能會有一些成就感的意識。由於即將來臨的是法國選舉,到收盤時,像三菱重工<7011>和日立<6501>等仍持股上漲的個股可能會出現利潤的現實的賣出,但鑑於這只是暫時的調整,不必過於悲觀。