■筑波精工<6596>の今後の見通し
2025年3月期の業績は、売上高は前期比13.6%増の370百万円、営業利益6百万円(前期は6百万円の損失)、経常利益5百万円(同7百万円の損失)、当期純利益は前期比95.2%減の1百万円と予想している。
製品別の売上高予想は開示されていない。主力の「Supporter」については、前期に量産用の自動機の販売があり、それに伴う需要が見込めるため増収を見込んでいる。「自動機」については、引き合いは増加しており、会社は、「現在でも4~5案件が来ているが、出荷までに6ヶ月ほどかかるので、今期の予想には全く含めていない」と述べている。しかし仮にこれらの案件が1~2件でも成立すれば、業績の上振れ要因となる。また前期の業績には期中に生じたレーザー加工機の不具合による追加コスト(10~15百万円ほど)が含まれている。これが今期発生しないだけでも、前期業績を大きく上回る可能性はある。言い換えれば、現時点の予想がボトムラインであり、これがいつどのくらい上方修正されるかが今後の焦点となるだろう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
■筑波精工<6596>未來展望
預計2025財年營業收入將增長13.6%,達到3.7億日元,營業利潤爲600萬日元(去年同期爲600萬日元的虧損),經常利潤500萬日元(去年同期爲700萬日元的虧損),當期淨利潤預計將下降95.2%至100萬日元。
尚未公佈按產品劃分的營業收入預測。主力產品“支持者”因爲去年出售了量產用自動機,因此預計將增加收入。至於“自動機”,詢價在增加,公司表示:“雖然我們現在已經收到了4到5項業務,但由於發貨需要6個月左右,我們沒有納入本期的預測。” 然而,如果這些工程中的1到2個能夠成立,它們將成爲業績上行的因素。此外,前期業績包括中期發生的激光加工機故障產生的額外成本(約1000-1500萬日元)。即使這種情況本期沒有發生,前期業績也可能會大幅超過。換句話說,目前的預測是底線,未來關注的焦點將是何時以及在多大程度上進行上調。
(作者:日經FISCO客座分析師 寺島昇)
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