大日本印刷株式会社(DNP)のグループ会社で、自動車用サイドバイザーやオートバイ用スクリーン等の製造を手掛けるDNP田村プラスチック株式会社(本社:愛知県)が、萩原工場(岐阜県)でツバメの見守りを行っていることで、公益財団法人日本野鳥の会から感謝状を受けました。
2024年6月14日(金)に、日本野鳥の会 岐阜の伊藤恭博代表を萩原工場にお迎えし、工場長の星野正次が感謝状を受け取りました。
伊藤代表(前列左)と工場長の星野(前列左から2人目)とDNP田村プラスチックの社員たち
萩原工場での「ツバメの見守り」
2023年6月にツバメが萩原工場に飛来し、正面玄関の軒下で巣作りを始めました。その際、同工場の社員が、ツバメが巣を作りやすいように台となる板を設置しました。その後、ツバメが巣作りを終えて無事に卵を産むと、ツバメが子育てしていることを来客に伝えるポスターを巣の下に貼りました。3羽の雛が巣立つまで、社員が交代で、ツバメの様子について記録しながら、見守りを行いました。
巣のために板を設置している様子(左)とツバメの子育てを伝えるポスター(右)
日本野鳥の会のツバメの見守りに対する感謝状贈呈
日本では古くから、ツバメが軒先に巣を作ると縁起が良いと言われてきたほか、害虫を食べる益鳥でもあることから、ツバメの巣作りが人々に歓迎されてきました。しかし近年は、不衛生などを理由に、作られた巣を落とすといった例も見受けられるようになりました。こうした状況に対して日本野鳥の会は、ツバメと人の共生を肯定的に捉える意識を社会に広げることを目的として、2019年度から、ツバメの巣や生息環境を見守る企業・団体等に感謝状を贈呈しています。
※記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
大日本印刷株式會社(DNP)的集團公司DNP田村塑料株式會社(總部:愛知縣)生產汽車遮陽板和摩托車屏幕等,因在岐阜縣的萩原工廠進行燕子的守護工作,受到公益財團法人日本野鳥之會的感謝狀。
伊藤恭博代表(日本野鳥協會岐阜)於2024年6月14日(星期五)來到萩原工廠,並由該工廠主任星野正次接受感謝狀。
伊東代表(前列左)和工廠長星野(前列左二)以及DNP田村塑料的員工們。
在萩原工廠進行的「燕子的守護」。
2023年6月,燕子飛至萩原工廠,在正門門廊下開始築巢。此時,工廠的員工爲了讓燕子更容易築巢,特地設置了可以作爲支架的木板。接着,燕子完成了巢的建造並有了卵後,員工們在巢的下方貼上了告知來客燕子已經有小鳥需要照看的海報。在3只鳥雛離開巢之前,員工們輪流記錄並守候着燕子的情況。
設置板子以便築巢的情況(左邊)和告知燕子繁殖情況的海報(右邊)。
日本野鳥之會對燕子守護的感謝狀頒發。
在日本,燕子在屋檐下築巢被視爲吉祥物,此外,因其能夠捕食害蟲,燕子的巢築也備受人們的歡迎。然而,近年來,出於不潔等原因,人們不得不將築巢的巢摧毀。針對這種情況,日本野鳥之會從2019年開始向守護燕子巢和生存環境的企業和團體等頒發感謝狀,旨在在社會中推廣人與燕子合作共處的意識。
※所載公司名稱·商品名稱爲各公司商標或註冊商標。