国内資源循環による脱炭素社会の実現に向けたプロジェクト「Fry to Fly Project」に参画
社員食堂の廃食用油を持続可能な航空燃料(SAF)に再利用
2024年6月19日
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:浜 直樹)は、気候変動への対応の取り組みの一環として、国内資源循環の促進と脱炭素社会の実現に向けたプロジェクト「Fry to Fly Project」に参画します。「Fry to Fly Project」は、企業や家庭で発生する廃食用油を回収して国内で持続可能な航空燃料(Sustainable Aviation Fuel以下、SAF )を製造し、航空機の運航に利用することで資源循環の促進、脱炭素社会の実現に貢献することを目指すプロジェクトです。
当社では、横浜みなとみらい事業所の社員食堂から排出される廃食用油から「Fry to Fly Project」への提供を開始し、従業員や同事業所へ来訪されるお客様に同プロジェクトの取り組みを発信してSAFの普及に貢献します。今後、富士フイルムグループの他拠点の社員食堂にも対象を拡げていく予定です。
富士フイルムビジネスイノベーションは、これまでにも循環型社会の実現に貢献するため、性能や品質、安全性を確認した上で積極的に部品をリユースしたフルカラーデジタル複合機を発売しています。また、脱炭素社会の実現に貢献するため、当社事業所における省エネルギー活動の推進や、再生可能エネルギーの活用などによる自社のCO2排出量削減、オフィスで使用される複合機やプリンターの消費電力を低減する技術開発※1に取り組んできました。今回、当社が目指す事業活動を通じた「資源循環の促進」や「気候変動への対応」といった方向性と、「Fry to Fly Project」の趣旨が合致すると考え、同プロジェクトへの参画を決定しました。
今後も、2030年度をゴールとした富士フイルムグループ のCSR計画「Sustainable Value Plan 2030」のもと、資源循環の促進と気候変動への対応に取り組み、サステナブル社会の実現にさらに貢献する企業を目指します。
- ※1 当社の脱炭素社会の実現への貢献に向けた取り組みは、以下サイトをご確認ください。
https://www.fujifilm.com/fb/company/csr/svp2030/environment/climate.html
Fry to Fly Projectについて
Fry to Fly Projectとは、廃食用油を再利用してSAFを国内で製造するプロジェクトです。廃食用油を原材料とするSAFの導入には大量の廃食用油が必要となります。このプロジェクトは、設立主旨に賛同した参加企業・自治体・団体から発生する廃食用油を回収しSAFの製造を通じて、日本国内での資源循環を促進し、気候変動への対応に貢献することを目的としています。回収された廃食用油を原料とした国産SAFは、日揮ホールディングス株式会社、コスモ石油株式会社および株式会社レインボーインターナショナルの3社により設立された「合同会社SAFFAIRE SKY ENERGY」により、2025年度初頭から製造・供給が開始される予定です。現在102の企業、自治体、団体が本プロジェクトに参加しています。(2024年4月17日時点)
Fry to Fly Project特設ウェブサイト
https://www.jgc.com/jp/esg-hsse/initiative/fry-to-fly/
持続可能な航空燃料(SAF)について
SAFはSustainable Aviation Fuel(持続可能な航空燃料)の略称で、バイオマス(植物由来)や廃食用油など化石燃料以外を原材料に使用している航空燃料です。従来の化石燃料から作られている航空燃料の「調達」から「燃焼」までと、バイオマスや廃食用油などから作られたSAFの生産・収集から製造・燃焼までのライフサイクルで比較した場合、廃食用油は、従来の航空燃料に比べて温室効果ガスの排出量を約80%削減できるといわれています。日本政府では2030年度までに航空機燃料の10%をSAFにする目標を掲げています。これにより、航空業界の環境負荷を低減し、サステナブル社会の実現に貢献することが期待されています。
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富士フイルムビジネスイノベーションお客様相談センター
土・日・祝日を除く、9:00~12:00、13:00~17:00
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參與“Fry to Fly Project”項目,實現國內資源循環,達成無碳社會目標。
將公司食堂的廢食用油再利用爲可持續航空燃料(SAF)。
2024年6月19日
作爲應對氣候變化的一項舉措,富士膠片業務創新株式會社(總部位於東京都港區,代表董事社長CEO:浜直樹)參加了旨在促進國內資源循環和實現脫碳社會的“Fry to Fly Project”計劃。該計劃旨在收集在企業和家中產生的廢食用油,並製造可持續航空燃料(以下簡稱“Sustainable Aviation Fuel”,SAF),以在航空器運營中使用,以促進資源循環和實現脫碳社會。
我們已經開始從橫濱港未來事業處的員工餐廳提供廢食用油供應“Fry to Fly Project”,並向員工和來訪同事處傳達該項目的信息,以推廣SAF。今後,我們計劃將富士膠片集團其他基地的員工餐廳也納入範圍。
富士膠片業務創新已經推出了使用部件回收利用技術,開發了性能、品質和安全性得到確認的全綵色數字複合機,以實現循環型社會。此外,爲了實現脫碳社會,我們已經致力於推廣節能活動、利用可再生能源來減少 CO2 排放量、開發技術以降低辦公室使用的複合機和打印機的能耗等。※1我們認爲我們公司的經營活動目標是爲了促進“資源循環”和“應對氣候變化”,與“Fry to Fly Project”的主旨相一致,因此決定參加該項目。
在未來,根據富士膠片集團CSR計劃“Sustainable Value Plan 2030”的目標,我們將致力於促進資源循環和應對氣候變化,以實現可持續社會,併成爲推動這個目標的企業。
- 請查看以下網站以便了解我們與實現脫碳社會做出的貢獻。
https://www.fujifilm.com/fb/company/csr/svp2030/environment/climate.html
Fry to Fly Project簡介
Fry to Fly Project是一個項目,利用回收的廢食用油國內製造SAF,所需量龐大。本項目旨在收集自主企業和家庭產生的廢食用油,並製造SAF以在航空器運營中使用,旨在促進國內資源循環和應對氣候變化。日本援助控股公司(JGC Holdings Corporation)、COSMO石油股份有限公司(Cosmo Oil Co., Ltd.)和Rainbow International Co.,Ltd。聯合創辦的合資公司SAFFAIRE SKY ENERGY,計劃在2025年初供貨和生產國產SAF。目前,已經有102家公司、自治體和團體參加該項目。 (截至 2024 年 4 月 17 日)
Fry to Fly Project官網
https://www.jgc.com/jp/esg-hsse/initiative/fry-to-fly/
關於可持續航空燃料(SAF)
SAF 是 Sustainable Aviation Fuel(可持續航空燃料)的縮寫,是一種使用生物質(植物來源)或廢食用油等非化石燃料作爲原材料的航空燃料。與使用化石燃料製造的傳統航空燃料相比,“Fry to Fly Project”使用原材料和經過生產、收集、製造和燃燒等整個生命週期比較,廢食用油的二氧化碳排放量約爲傳統航空燃料的80%。日本政府將在2030年之前將航空燃料的10%目標制定爲 SAF。由此可以看出,此舉有望減少航空業的環境負擔,併爲實現可持續社會做出貢獻。
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