20日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■半導体株やAI関連株への押し目買い意欲は強そう
■岡野バル、上方修正 営業利益 8.80億円←4.92億円
■前場の注目材料:TOPPANHD、トルコに「建装材」新工場、米は設備増設
■半導体株やAI関連株への押し目買い意欲は強そう
20日の日本株市場は、やや売り優勢の相場展開が見込まれるが、全体としてはこう着感の強い相場になりそうだ。19日の米国市場は、奴隷解放記念日(ジューンティーンス)の祝日で休場。欧州市場はドイツ、フランス、イタリアともに下落した。米国市場が休場のなかで海外勢のフローが限られることから、トレンドの出にくい相場になりそうである。欧州の弱い流れから売りが先行するとみられるが、売り仕掛け的な流れにはならないだろう。円相場は1ドル158円00銭台で推移している。
日経225先物はナイトセッションで一時38300円まで下げる場面も見られており、ボリンジャーバンドの-1σを下回った。市場参加者が限られていたとはいえ、前日に突破した-1σ水準を維持できなかったこともあり、持ち高調整の動きが入りやすいだろう。強い値動きが継続しているハイテク株の一角には利食いが入りやすいと考えられる。ただし、エヌビディアが時価総額で世界首位になるなど、半導体株やAI関連株への押し目買い意欲は強そうだ。短期的な売り仕掛けの動きがあれば、押し目買い好機にもなりそうである。
もっとも、市場参加者が限られているため、AI関連についても物色に広がりはみられないだろう。流動性の大きい銘柄での短期的な値幅取り狙いの動きになりそうである。中小型株については個人主体の売買になるため、資金が集中しやすい反面、逃げ足も速いことから、フットワークが求められよう。買い一巡後の換金売りで大きく値を崩す格好となった銘柄については、売り一巡後の押し目狙いも意識されそうだ。
昨日の日経平均株価は買い先行で始まったが、25日線辺りで上値を抑えられ、後場に入り下落に転じる場面もみられた。海外勢のフローが限られていたこともあり、買い一巡後は持ち高調整の動きが優勢だったようである。本日はボリンジャーバンドの-1σ(38460円)辺りを下回ってくることになりそうだが、-1σ水準での底堅さがみられるようだと、ハイテク株への押し目狙いに向かわせよう。
■岡野バル、上方修正 営業利益 8.80億円←4.92億円
岡野バル<6492>は2024年11月期業績予想の修正を発表。売上高は72.43億円から75.06億円、営業利益を4.92億円から8.80億円に上方修正した。島根原子力発電所2号機の再稼働に向けた工事の前倒しに加え、火力・原子力発電所向け取替部品の販売が好調に推移したこと、上越火力発電所や能登半島地震に伴う七尾大田火力発電所における点検工事が増加したことから、期初の予想を上回る見込みとなった。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(38570.76、+88.65)
・1ドル=158.00-10円
・米国のインフレ沈静化期待
・東証による企業価値向上の要請
・TOPPANHD<7911>トルコに「建装材」新工場、米は設備増設
・パナソニックHD<6752>パナコネクト、ブルーヨンダーとの人材交流2倍
・SUBARU<7270>電動化加速、30年世界販売EV5割
・KDDI<9433>ローソンとの新サービス今秋具体策
・日立<6501>鉄道システム、制御部門の今3月期売上高比率57%へ、事業買収で
・千代化建<6366>米LNGプロでプロザクリーHDの離脱申し立て
・Jパワー<9513>土佐発電の事業終了、今年度末に
・住友商事<8053>マレーシアの服薬・診療助言買収、未病・予防需要に対応
・エイチワン<5989>FCVプレートに20億円、量産一貫体制を強化
・IHI<7013>八代バイオマス発電所完工、木質専焼、熊本県産の木質チップ燃料に
・EIZO<6737>中国でモニター生産2倍、子会社移転・工場拡張
・アドバンテスト<6857>微粒子を高精度計測、創薬・バイオ向け機器
・ミネベアミツミ<6479>スロバキアに開発拠点、車載・産機部品強化
・キヤノン<7751>3D撮影レンズ年内投入、アップルのゴーグル型端末対応
・ENEOS HD<5020>グループのJX金属、次世代半導体向け材料増産、茅ケ崎などに設備
・旭化成<3407>窒化アルミ単結晶基板をサンプル提供、使用可能面積99%以上
・ナカノフドー建設<1827>シンガポールで大規模集合住宅受注
・中部電力<9502>岐阜に水力発電所、27年度運転開始
・三菱瓦斯化学<4182>国内車運搬船にメタノール供給
・東ソー<4042>ペースト塩ビ樹脂を来月値上げ
・栗田工業<6370>インドに水処理薬品販社
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・6月政府月例経済報告
<海外>
・07:45 NZ・1-3月期GDP速報値(前年比予想:+0.2%、10-12月期:-0.3%)
・10:15 中・1年物ローンプライムレート(現行3.45%)
在20日的交易中,我們應該關注以下三個方面的積分。
據悉,買入意願對於半導體股和AI相關股票來說是較強的。
岡野バル公司上調了其營業利潤,從4.92億日元升至8.80億日元。
當天的關鍵資訊:TOPPANHD公司在土耳其建立了新的“建築材料”工廠,美國擴大了其設施規模。
據悉,買入意願對於半導體股和AI相關股票來說是較強的。
預計20日的日本股市將面臨相對弱勢的賣壓,但整體市場將保持僵局。19日美國市場休市,因爲是“奴隸解放日”。歐洲市場則全線下跌。由於美國市場休市期間海外資金流入的限制,市場走勢預計不會有明顯下跌,但也不會有明顯的上漲。儘管預計將會有賣盤主導市場,但不太可能成爲一個觸發拋售的循環。美元兌日元匯率維持在當前的158.00日元水平。
日經225期貨在夜間交易中一度下跌至38300日元的低點,並跌破了布林帶的-1σ水平。雖然參與市場的交易者數量有限,但前一日突破的-1σ水平無法保持,從而更容易進行持倉調整。當前高波動股票的利潤會受到賣方壓力。不過,由於英偉達的市值在全球處於領先地位,因此買入半導體股和AI相關股票的意願很強。如果有短期的拋售行爲,這也將是買入的好機會。
由於參與市場交易的交易者數量有限,因此AI股票可能不會引發市場追捧。它可能會變成在交易量大的股票中,尋求獲取短期波動性收益的行爲。因爲中型和小型股票的交易主要由個人投資者主導,所以資金的集中和快速流動要求相應的腳底板。注意,那些由於買入壓力而引起股價下跌的股票可能會在一輪買入後被大量出售,然後出現尋找抄底機會的局面。
昨日的日經平均指數開始呈現買入的趨勢,但在25日線的水平受到壓制,在下午的交易中出現了跌勢。由於海外資金流入受到限制,買入一輪後持倉調整的動作在市場中更爲主要。今天,交易的傾向有可能會跌破了布林帶的-1σ(38460日元)附近,但是如果在-1σ水平得到了支撐,將有機會尋求將買入投資侷促的市場推向高峰。
岡野バル公司上調了其營業利潤,從4.92億日元升至8.80億日元。
岡野巴爾<6492>宣佈對2024年11月份業績預測進行修正。銷售收入從7.243億日元上升至7.506億日元,營業利潤從4.92億日元上升至8.8億日元。由於加快了第二臺島根核電站的再啓動工程,並且火力發電廠和核電站的更換部件銷售情況良好,加上上越火力發電站和七尾大田火力發電站因能登半島地震而進行的檢查工作增加,因此預計將超過初期預測。
前期注意事項
日經平均指數上漲(38570.76、+88.65)
1美元=158.00-10日元
・美國通脹降溫預期
・東證提出企業價值提升要求
TOPPANHD公司在土耳其建立了新的“建築材料”工廠,美國擴大了其設施規模。
松下公司的Panasonic宣佈與Blue Yonder進行了雙倍的人才交流。
斯巴魯公司加速電氣化,到2030年,其電動汽車在全球的銷售量將佔到50%。
Kddi(ADR)公司將在今年秋季與Lawson推出新的服務方案。
日立公司鐵路系統製造部門在今期中的營業收入佔比爲57%,將通過收購來擴展其業務。
千代田建設公司的LNG項目中,Prozacri HD申請退出。
J-Power公司關閉土佐發電業務,將在本財年末實施。
住商不動產公司收購了馬來西亞的“服藥和醫療建議”,以滿足未病和預防需求。
強化FCV板材,投資20億日元,提升量產一體化制度。
完成八代生物質發電廠,採用木材專燃、使用熊本縣產的木質切片燃料。
在中國將顯示器產量提高兩倍,子公司搬遷和工廠擴建。
高精度測量微粒子,用於創藥和生物製品設備。
在斯洛伐克設立開發基地,加強汽車和產業零部件。
3D 拍攝鏡頭將在年內推出,可適用於蘋果的頭戴式設備。
JX 金屬將加強下一代半導體材料的研發。在茅崎等地增設設施。
提供氮化鋁單晶基板樣品,可使用面積達99%以上。
獲得在新加坡大規模住宅開發工程的合同。
在岐阜設立水力發電站,計劃在2027年開始運營。
向國內汽車運輸船供應甲醇。
來月將提高塑料樹脂粉末的價格。
在印度開設水處理化學品銷售子公司。
上午事件日程表:
<國內>
・沒有特別的事情
6月份政府經濟月報。
<境外>
07:45 新西蘭第一季度GDP初值(預計同比增長0.2%,10-12月期:-0.3%)。
中國銀行一年期貸款基準利率(目前是3.45%)。