13日の日本株市場は、買い一巡後は次第にこう着感が強まりやすい相場展開になりそうだ。12日の米国市場は、NYダウが35ドル安、ナスダックは264ポイント高だった。5月の米消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことから、年内の利下げ観測が高まり、買い先行で始まった。米連邦準備理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り政策金利据え置きを決定も、年内の利下げ予想が3回から1回に修正され金利が下げ止まると、NYダウは下落に転じた。ナスダックは半導体関連株が買われるなか、連日で史上最高値を更新。シカゴ日経225先物は大阪比220円高の39170円。円相場は1ドル156円70銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い優勢で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで75日線辺りを支持線とした底堅さが意識されるなか、CPIの結果を受けて上げ幅を広げ、一時39290円まで買われる場面もみられた。米国ではアップルが連日で最高値を更新したほか、エヌビディアなどハイテク株が買われるなか、東京市場においてもTDK<6762>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株への支援材料になりそうだ。
昨日の日経平均株価は下落したものの、前場終盤にかけて38809円まで売られた後は、下げ渋る動きがみられた。39026円辺りで推移する75日線を下回ったが、本日は再び75日線を捉えてくることになりそうだ。買い一巡後は日銀の金融政策決定会合の結果待ちのなか、次第にこう着感が強まる可能性はあるものの、75日線を上回っての推移が続くようだと、売り方の買い戻しを誘う動きも意識されてきそうである。
また、6月限の先物オプション特別清算指数算出(SQ)を前に再び39000円を上回ってきたことから、ヘッジに絡んだ買いの動きも意識されてくる。先物主導の上昇をみせてくる可能性が高まるなか、より指数インパクトの大きい値がさハイテク株に関心が集まりそうである。一方で、インデックスに絡んだ商いが中心になることから、中小型株などへの物色は限られ、個別に材料のある銘柄などへ資金が集中することになるだろう。グロース250指数は前日の上昇で25日線を明確に上回ってきており、一段の上昇をみせられれば、センチメントを明るくさせそうだ。
13日日本股市在經歷買入潮後,可能會逐漸進入僵局階段。12日美國市場,道瓊斯指數下跌35點,納斯達克指數上漲264點。由於5月份美國消費者物價指數(CPI)超出預期,因此對今年的多次降息預期上升,市場以買入開市。儘管美國聯邦儲備委員會(FRB)在聯邦公開市場委員會(FOMC)上像預計的那樣維持了政策利率不變,但預計今年三次降息的觀點已被修正爲降息一次,利率下降趨勢停止後,道瓊斯指數轉爲下跌。納斯達克指數在半導體相關股票受到買盤吸納的情況下,已提交了歷史最高值的連續更新。芝加哥日經225期貨大阪比高220日元,報39170日元。日元匯率在1美元156日元70錢左右波動。
在介紹芝加哥期貨的過程中,我們可以看到市場將受到買方的影響。在夜間交易中,日經225期貨保持在底部支撐線75日均線附近,但在收到CPI結果後,上漲幅度擴大,曾經看到價格達到39290日元。在美國市場中,蘋果公司股票連續多日出現歷史最高值,同時,英偉達和其他高科技股也受到買盤的影響。這些c指數對大指數的影響可能會引起股價上漲的關注。
儘管昨日日經平均股價有所下跌,但在上午收盤時,價格已經跌至38809日元,之後出現了下跌勢頭。雖然跌破了底部支撐線75日均線,但在今天再次重啓前,已經成功抓住了75日均線。經過買入一次之後,貨幣政策決策會議成爲期待的結果。然而,即使在市場可能逐漸進入僵局階段之後,從75天均線維持上升,買家的買賣動作也可能會被注意到。
此外,在清算指數(SQ)中再次超過39000日元之前,對保護市場的需求將增加,可能會有類似於買盤的動作,以控制主導期貨的上漲趨勢。在這種情況下,熱門高科技股的指數影響可能會更受關注。然而,商業活動主要與指數相關,因此對中小型股的需求是有限的,資金很可能會集中在具有個股素材的股票上。成長250指數在前一天的上漲中明顯超過了25天線,如果能夠再次上漲,那麼情緒將明顯好轉。