■株主還元策
日本和装ホールディングス<2499>は、株主尊重の立場から、株主利益を守り継続かつ安定した配当を実施することを利益配分に関する基本方針としている。この方針に基づき、2020年12月期は年間7.0円(配当性向67.2%)、2021年12月期は同12.0円(配当性向40.2%)の配当を行った。
さらに、株主に対していち早く経営成績を還元することで、株式の魅力を高め新規株主の増加を図ることを目的として、2022年12月期から四半期配当を導入している。2022年12月期には、第1四半期から第3四半期はそれぞれ3.0円、第4四半期(期末)は4.0円と、年間13.0円配当を行った。2023年12月期は、創業40周年であることから、記念配当1.0円を加えて年間14.0円配当を行ったが、進行中の2024年12月期は通常の年間13.0円配当の予定だ。配当金額や配当性向だけでなく、「いち早く株主へ還元したい」という同社の姿勢は評価できる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
■股東回報政策
日本和商控股<2499>制定了基本的利潤分配政策,以保護股東利益,從尊重股東的角度實施持續穩定的分紅。根據該政策,截至2020/12財年的年度股息爲7.0日元(股息支付率67.2%),截至2021/12財年的年度股息爲12.0日元(股息支付率40.2%)。
此外,從截至2022/12財年的財政年度開始引入季度分紅,目的是通過快速向股東返還管理業績來增加股票的吸引力並增加新股東的數量。在截至2022/12財年的財年中,年度股息爲13.0日元,第一季度至第三季度分別爲3.0日元,第四季度(財年末)爲4.0日元。由於2023/12財年是公司成立40週年,通過增加1.0日元的紀念股息支付了14.0日元的年度股息,但正在進行的2024/12財年計劃爲13.0日元的正常年度股息。除了股息金額和股息支付比率外,還可以評估公司 “希望儘快向股東返還資金” 的態度。
(由FISCO客座分析師寺島升撰寫)