[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;38312.66;+377.90
TOPIX;2713.83;+27.35
[寄り付き概況]
30日の日経平均は377.90円高の38312.66円と続伸して取引を開始した。東京市場が3連休中の前週末26日の米国株式市場でダウ平均は153.86ドル高、ナスダックは316.14ポイント高。主要ハイテク企業決算を好感した買いや、3月コアPCE価格指数が予想を上回ったものの警戒されたほどの結果とならず長期金利低下を好感した買いが相場を支えた。昨日29日のダウ平均は146.43ドル高の38386.09ドル、ナスダックは55.19ポイント高の15983.09で取引を終了した。今週予定されている企業決算への期待感が買い材料となったほか、アップル(AAPL)やテスラ(TSLA)の回復もハイテクをけん引した。
今日の東京株式市場は買いが先行した。東京市場が3連休中、先週末26日と昨日29日の2日間の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が2日間で2.38%上昇、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が同じく3.27%上昇と、ダウ平均(2日間で0.79%上昇)に比べ上昇率が大きかったことが、東京市場のハイテク株や半導体関連株の株価支援要因となった。一方、昨日は円相場が乱高下し、日銀による為替介入の観測も浮上しており、市場の警戒感となった。また、今週の東京市場の取引は3日間のみということに加え、30日-5月1日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれるほか、3日には4月の米雇用統計の発表もあり、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された3月の完全失業率(季節調整値)は2.6%となり前月比横ばいだった。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.5%だった。また、3月の有効求人倍率(季節調整値)は1.28倍で前月から0.02ポイント上昇した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は1.26倍だった。同じく取引開始前に発表された3月の鉱工業生産指数(季節調整済み)速報値は前月比3.8%上昇だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同3.5%上昇だった。
セクター別では、海運業、精密機器、不動産業、卸売業、輸送用機器などが値上がり率上位、空運業、鉱業、銀行業、水産・農林業が値下がりしている。東証プライムの売買代金上位では、日立<6501>、コマツ<6301>、さくら<3778>、第一三共<4568>、郵船<9101>、ニデック<6594>、川崎船<9107>、丸紅<8002>、東エレク<8035>、ホンダ<7267>、伊藤忠<8001>、三井物<8031>、ダイキン<6367>、ファーストリテ<9983>などが上昇。他方、エムスリー<2413>、アドバンテスト<6857>、TDK<6762>、OLC<4661>、ANA<9202>、デンソー<6902>、三井E&S<7003>、三菱UFJ<8306>、野村<8604>、みずほ<8411>、ルネサス<6723>、三井住友<8316>、レーザーテック<6920>などが下落している。
[日經股票平均指數 TOPIX(表)]
日經平均指數;38312.66;+377.90
TOPIX; 2713.83; +27.35
[Snuggle 概述]
日經平均指數30日繼續上漲至38312.66日元,上漲377.90日元,交易開始。上週末26日,在東京市場爲期三天的假期期間,美國股市道瓊斯平均指數上漲了153.86美元,納斯達克指數上漲了316.14點。儘管3月份的核心個人消費支出價格指數超出預期,但市場受到了有利於主要高科技企業財務業績的購買的支持,以及有利於長期利率下降但沒有取得令人震驚結果的購買。昨天,道瓊斯平均指數上漲146.43美元,至38386.09美元,納斯達克指數收於15983.09點,上漲55.19點。對定於本週公佈的企業財務業績的預期成爲買入因素,蘋果(AAPL)和特斯拉(TSLA)的復甦也引領了高科技行業。
今天東京股市的買盤佔據了優先地位。在東京市場連續三個假期中,美國股市上週末,即26日和昨天29日連續兩天上漲,這一事實支撐了東京市場的股價。最重要的是,高科技股票比率高的納斯達克綜合指數在2天內上漲了2.38%,由主要半導體相關股票組成的費城半導體股票指數(SOX指數)也上漲了3.27%,漲幅大於道瓊斯平均水平(2天內上漲0.79%),這是東京市場高科技股票和半導體相關股票的股價支撐因素。同時,日元匯率昨天出現波動,對日本央行匯率干預的觀察也浮出水面,導致市場出現謹慎情緒。此外,除了本週的東京市場交易僅持續3天之外,除了美國聯邦公開市場委員會(FOMC)將於30日至5月1日舉行外,3日還公佈了美國4月份的就業統計數據,並且也有放棄激進購買以確定這些交易的趨勢,但在合約階段買盤占主導地位。請注意,交易開始前公佈的3月份的完全失業率(經季節性調整後的數值)爲2.6%,與上個月持平。QUICK編制的市場預測中位數爲2.5%。此外,3月份的有效就業機會比率(經季節性調整後的值)爲1.28倍,比上個月上升0.02個百分點。QUICK編制的市場預測中位數高出1.26倍。同樣在交易開始前公佈的3月份工業生產指數初值(經季節性調整後)較上個月上漲了3.8%。QUICK編制的私營部門預測中位數比同期增長了3.5%。
按行業劃分,航運業、精密設備、房地產業務、批發業務、運輸設備等的價格上漲率很高,航空運輸、採礦、銀行、漁業/農業和林業的價格正在下跌。日立 <6501>、小松 <6301>、櫻花 <3778>、第一三共<4568>、友信 <9101>、日本電產 <6594>、川崎線 <9107>、丸紅<8002>、東電 <8035>、本田 <7267>、伊藤忠<8001>、三井物產<8031>、大衆 Kin <6367>、Fast Lite <9983> 等已經崛起。同時,M3 <2413>、愛德萬測試 <6857>、TDK <6762>、OLC <4661>、全日空<9202>、電裝 <6902>、三井電產 <7003>、三菱日聯<8306>、野村 <8604>、瑞穗<8411>、瑞薩<6723>、三井住友 <8316> >、Lasertech <6920> 等出現下滑。