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人事

Human Resources

Mitsubishi Electric ·  Mar 26 15:00
1 2025 3 27
三菱電機株式会社

学校法人早稲田大学

三菱電機と早稲田大学
DX 人財育成おける産学連携にする協定締結
左から:三菱電機
人財統括部グローバル人財部人財開発センター長 西川 孝典、常務執行役 CHRO 阿部 恵成、
早稲田大学 データ科学センター所長 松嶋 敏泰、副総長 須賀 晃一

三菱電機株式会社(以下、三菱電機)と学校法人早稲田大学(以下、早稲田大学)は、デジタル
トランスフォーメーション(以下、
DX)の人財育成における産学連携を推進するため、三菱電機
人財統括部と早稲田大学データ科学センターの間で協定(箇所間協定)を本日締結しました。

三菱電機は、デジタル基盤「
Serendie®1」を活用し、お客様から得られたデータをデジタル空
間に集約・分析するとともに、グループ内が強くつながり知恵を出し合うことで、新たな価値を
生み出し社会課題の解決に貢献する「循環型
デジタル・エンジニアリング」を推進しています。
その中核となる
DX 人財の強化に向けたグループ従業員育成施策の一つとして、2025 4 1
に「
DX イノベーションアカデミー」を設立することを発表しています※2
早稲田大学は、
2017 12 1 日に「データ科学センター」を設立し、理工系・人文社会系の
専門領域で得られた知見と、最新のデータ科学との融合を図るプラットフォームを提供すること
により、総合知・新しい知の創造と複雑でグローバルな社会問題解決を行うことができる人財の
育成を目指すとともに、大学全体の研究力の向上を目指しています。また、データサイエンスに
おける早稲田大学のハブとして、産官学を問わず学外機関とも連携し、データサイエンス領域の
教育や研究を通じて様々な社会問題の解決を図っています。

両者は今回の協定に基づき、早稲田大学の教育プログラムを活用した最新の技術と理論を習得
する場を、
2025 年度中に三菱電機グループの「DX イノベーションアカデミー」講座として同グ
ループ従業員向けに提供するとともに、その成果を早稲田大学における社会人および学生向け
データ科学教育プログラムにフィードバックして発展させていくことで、共に価値の向上を図る
産学共創スキームの構築を目指します。

なお、本協定は
2023 11 8 日、三菱電機と早稲田大学との間で締結した「サステナビリ
ティ社会の実現に向けた包括連携に関する基本協定※
3」に基づくものです。

1 三菱電機がありたい姿として掲げる、「循環型 デジタル・エンジニアリング企業」への変革をさらに加速するため
のデジタル基盤。
Serendipity(偶然の巡り合いがもたらすひらめき)と、Digital Engineering を掛け合わせた造語
2 2024 12 16 日広報発表 https://www.MitsubishiElectric.co.jp/news/2024/pdf/1216-b.pdf
3 2023 11 8 日広報発表 https://www.MitsubishiElectric.co.jp/news/2023/1108-b.pdf
2
本協定の概要
1
稲田大学教育プログラムを活用した三菱電機グループにおけるDX 人財育成の推進
データサイエンスや
IoTAIDX 分野において先進的な研究、教育に積極的に取り組んで
いる早稲田大学のカリキュラム・講座をもとに、三菱電機が定める
DX 人財のスキルセット※4
の能力開発に最適な講座を
2025 年度から「DX イノベーションアカデミー」の育成プログラ
ムに組み込みます。早稲田大学が既に保有している講座に加えて三菱電機グループ専用講座
を新規に開発し、講座修了においては「早稲田大学データ科学オープン認定制度※
5」などの
枠組みにより
DX の知識・スキルの基準を満たしていることを早稲田大学が認定することで、
即戦力として活躍できる
DX 人財を効果的に育成する仕組みを構築します。今後は、三菱電
機の多様な事業領域におけるビジネス課題、最新のデータサイエンス技術や
IoTAI 技術、
産業界での応用などの視点で、早稲田大学と共に
DX イノベーションアカデミーの育成プロ
グラムのさらなる改良、開発を進めます。また、同プログラムを通じて得られた
DX 人財育
成の成果を、早稲田大学におけるデータ科学教育プログラムにフィードバックし発展させて
いくことで、共に価値の向上を図ります。

講座名
特長 対象とするスキルセット
DX
人財育成
データサイエンス

教育プログラム

早稲田大学の「データサイエンス実践講座」
をベースとして、「
DX イノベーションアカデ
ミー」用に新規に開発したプログラム

データサイエンスの「理論」とビジネス領域
で活用できる「スキル」を同時に学ぶことによ
り、データサイエンスの実践的な活用能力を
鍛える。
実際のデータを用いた分析やモ
デル構築を通じて、実践的なスキルを習得
・データエンジニアリング
スマートエスイー※
6 IoTAI コース
センサー技術、データ収集、機械学習な
ど、
IoT AI の最新技術を学び、スマートシ
ステムの設計・開発に必要なスキルを習得

ビジネス、アプリケーション、情報処理、通
信・物理の
4 つの専門領域に総合実践を合
わせた
5 つの領域をカバーする科目群を、
iCD
7 RAMI4.08 等を参照モデルとし
て整理し体系化
DX アーキテクチャー
デザイン

DX エンジニアリング
DX クオリティアシュア
ランス

スマートエスイー※
6 DX コース
デジタル技術を活用したビジネス戦略の立
案と実行に焦点を当て、戦略的思考を養成

PBL(課題解決型学習)やゼミ形式による
DX
計画立案を通して、実践的なアジャイル
マインドや転移可能なスキルを習得するとと
もに、抽象化・構想力を養う「ビジネス領
域」、活用・実践力を養う「アプリケーション
領域」、データ分析力を養う「情報処理領
域」、総合力を養う「総合実践領域」の
4
の領域をカバーした科目群で構成
DX マーケティング
・ソリューションクリエイ
ション

早稲田大学で
2025 年度に開講する三菱電機グループ向け講座(2025 4 1 日時点)


4 職務ごとの特性や要件を明確にする「ジョブ」の概念
5 早稲田大学データ科学センターが提供する教育プログラム(ノンディグリー)を受講した方を対象に所定の
要件を満たした場合に、データ科学に関する能力を保証する制度(認定取得者には認定証明書を発行)

6 早稲田大学を中心とし、第一線の教育者・研究者・実務家が、超スマート社会を国際的にリードするイノベー
ティブ&
DX 人材を育成する、AIIoT・ビッグデータ技術分野のビジネススクールとしての社会人学び直し
プログラム
https://www.waseda.jp/inst/smartse/about/overview
7 i コンピテンシディクショナリ:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)がIT 関連企業のビジネスモデルの
変化や、将来必要とされる
IT 人財像を踏まえて策定したIT 人財育成のためのフレームワーク
8 ドイツが提唱する「インダストリー4.0」における標準的な参照アーキテクチャーモデル。製造業におけるデ
ジタル化とスマートファクトリーの実現を支援し、異なるシステムやデバイスが相互に連携しやすくするた
めのフレームワーク
3 2三菱電機でのキャリア形成支援を通早稲田大学における人財育成の推進
早稲田大学の学生が大学で学んだ理論を実践で応用する機会として、三菱電機の実際の
DX
関連プロジェクトに早稲田大学の学生をインターンシップで受け入れるなどの、産学連携型
キャリア教育プログラムを
2025 年度中に開始します。これにより、データサイエンスの知識
を深め、実際のビジネスに応用可能なスキルを獲得するなど、学生のキャリア形成を支援し
ます。また、早稲田大学が持つ最新の技術と知識、および三菱電機が持つ現場の知見を相互
に共有する場を構築することで、新たな価値の創出やイノベーションの創造を目指します。
この取り組みを通じ、早稲田大学におけるさまざまな産業分野での課題解決や新しいビジネ
スモデル創出で活躍する人財の育成に寄与します。
3相互の人財交流を通じた産学連携・共創の推進
三菱電機と早稲田大学の双方で実施する
DX やデータサイエンスに関する講演会・研究会、
交流イベントなどを通じた相互の人財交流を推進します。これらの活動を通じて、企業にお
ける人財育成のあるべき姿や、大学が期待する企業のキャリア教育などについて議論し、大
学教育から企業での実際のビジネスへの適用までを考慮した能力開発、人財育成スキームの
構築を産学一体となって進めていきます。

協定締結者コメント
早稲田大学 データ科学センター 所長 松嶋 敏泰
コメント
「三菱電機と
DX 人財育成における産学連携において、互恵関係を前提に互いに支援・協力する
ことに合意し、協定を締結できることを嬉しく思います。データ科学分野の社会人教育プログラ
ムの活用やインターンシップ等のキャリア形成支援、相互の人財交流と連携内容は多岐に渡りま
すが、この連携の肝は中長期的な視野に立ち、
PDCA サイクルによってブラッシュアップを図り
つつ、既存の枠組みに囚われない新たな産学連携による人財育成スキームの構築を目指すことで
す。三菱電機と継続的に協働できることを楽しみにしております。」

三菱電機株式会社 常務執行役
CHRO 人財統括部長 阿部 恵成 コメント
「当社グループがありたい姿として掲げる『循環型
デジタル・エンジニアリング』の推進にあたっ
て、
DX 人財2 万人の早期確保は最重要課題の一つです。当社が2025 4 月に設立する『DX
ノベーションアカデミー』の設立を機に、
DX に関する先進的な取り組みを進めている早稲田大学
と協定を締結できることを非常に嬉しく思います。専用講座の新設をはじめ、早稲田大学の最先
端技術と当社の事業への適用技術・応用知識を組み合わせ、大学と企業が一体となった産学共創
の新たな形として
DX 人財育成を強力に推進し、サステナブルな社会の実現に貢献していきます。」
参考情報
三菱電機グループの
DX 人財育成機関「DX イノベーションアカデミー」
三菱電機が
2025 4 月に設立するグループ従業員向け育成機関「DX イノベーションアカデ
ミー」は、同グループで
DX 人財に求めるスキルセットに基づき、それぞれに必要な技術・知識・
マインドセットを集中的に習得し、実践に活かすことができる体系的な学びの場を同グループ内
へ提供します。

社内外講座を組み合わせた段階的な学習体系を整備するとともに、スキル・能力の社内認定制
度などにより、既存の
DX 関連技術保有者およびDX 関連業務従事者だけでなく、他業務からの
職務転換者や新規入社者など、個々人の保有するスキルや知識レベルに応じた幅広い層の人財育
成を推進します。

スキルセット(学習コース)
概要
DX
マーケティング デジタル技術でマーケティングを変革する人財を育成 ソリューションクリエイション デジタルビジネスの企画・推進を担う人財を育成 データエンジニアリング データの分析・管理を担う人財を育成
UI/UX
デザイン DX サービスのUI/UX 設計を担う人財を育成
DX
アーキテクチャーデザイン DX サービスのシステム設計を担う人財を育成
DX
エンジニアリング DX サービスのシステム開発・運用を担う人財を育成
DX
クオリティアシュアランス DX サービスの品質・セキュリティを担保する人財を育成
7
種類の学習コースの概要
4 お問い合わせ先
<報道関係からのお問い合わせ先>

三菱電機株式会社
広報部
100-8310 東京都千代田区丸の内二丁目7 3 TEL 03-3218-2332 https://www.MitsubishiElectric.co.jp/news/contact.html
学校法人早稲田大学
広報室広報課
169-8050 東京都新宿区戸塚町1-104 TEL 03-3202-5454 E-mail: koho@list.waseda.jp

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