カンロ＜2216＞は26日、2024年12月期第1四半期（24年1月-3月）決算を発表した。売上高は前年同期比1.3%増の76.13億円、営業利益が同2.0%増の12.12億円、経常利益が同2.1%増の12.17億円、四半期純利益が同11.7%増の9.41億円となった。
同社は企業パーパス「Sweeten the Future 心がひとつぶ、大きくなる。」の下、「中期経営計画2024」の最終年度である当期においても3つの事業戦略（「価値創造」・「ESG経営」・「事業領域の拡大」）を着実に推し進めており、当第1四半期の売上高は増収となった。
飴は、商品アイテムの絞り込みと人員増強等の生産体制整備により、高いのど飴需要に対応し、安定供給に必要な在庫水準を保ちながら、競合他社の休売もあり過去最高となった前年同期比0.3%減の39.38億円となった。商品形態では、移動機会及び喫食シーンの増加に伴いコンパクト形態が増加した。製品別では、休売・終売商品の減少を、のど飴群と2月から価格改定を実施している「金のミルクキャンディ」がカバーした。グミでは、主力ブランドである「ピュレグミ」シリーズが3月からの価格改定効果もあり大きく販売増となり、直営店舗ヒトツブカンロ・デジタルプラットフォーム「Kanro POCKeT」での高付加価値商品「グミッツェル」も依然好評を博している。これにより、「マロッシュ」の伸び悩みや輸入商品の販売が減少するも、前年同期比3.5%増の35.38億円となった。素材菓子は、前年同期比7.1%減の1.35億円となった。
利益面では、原材料価格の値上がり基調は円安と共に継続しており、当第1四半期において一部商品の価格改定及び内容量の変更を実施した。変動費率は前年同期比で上昇したものの、生産性向上等による限界利益の増加により吸収し、売上総利益は前年同期比0.8%増の32.58億円となった。営業利益については、販管費に大きな変動は無く増益となった。経常利益も増益となり、四半期純利益は政策保有株式の縮減による特別利益の計上により、増益となった。
2024年12月期通期の業績予想については、売上高が前期比4.4%増の303.00億円、営業利益が同1.8%増の34.50億円、経常利益が同1.1%増の34.70億円、当期純利益が同1.5%増の25.00億円とする期初計画を据え置いている。
甘露＜2216＞于26日公布了截至2024/12财年的第一季度（1月至3月24日）的财务业绩。净销售额比去年同期增长了1.3％，达到76.13亿日元，营业利润增长了2.0％，达到12.12亿日元，普通利润增长了2.1％，达到12.17亿日元，季度净利润增长了11.7％，达到9.41亿日元。
该公司的企业宗旨是 “甜蜜未来：同心协力，成长壮大”。在此之下，即使在本财年，也是 “2024年中期管理计划” 的最后一年，三项业务战略（“价值创造”、“ESG管理” 和 “业务领域扩张”）也得到了稳步推进，第一季度的销售额也有所增长。
糖果为39.38亿日元，比去年同期下降0.3％，创历史新高，这要归因于缩小了产品范围和改善了生产系统，例如人员增加，同时维持了稳定供应所需的库存水平，同时维持了稳定供应所需的库存水平。在产品形式中，随着出行机会和用餐场景的增加，紧凑型的形式也随之增加。按产品来看，已停产和停产产品的下降由润喉糖集团和 “金牛奶糖” 所弥补，后者自2月份以来一直在进行价格调整。至于软糖，主要品牌 “Pure Gummy” 系列由于3月份的价格调整，销量大幅增长，直营商店Hitotsubukanro数字平台 “Kanro Pocket” 上的高附加值产品 “Gummitzel” 仍然受到好评。结果，尽管 “marosh” 增长缓慢，进口产品的销售额下降，但仍为35.38亿日元，比去年同期增长3.5％。生糖果比去年同期下降7.1％，至1.35亿日元。
在利润方面，随着日元贬值，原材料价格上涨的趋势仍在继续，今年第一季度对某些产品进行了价格调整和内容变更。尽管可变成本比率较去年同期有所上升，但它被生产率提高等带来的边际利润的增加所吸收，毛利比去年同期增长了0.8％，达到32.58亿日元。至于营业收入，销售和收购费用没有重大变化，利润有所增加。普通收入也有所增加，季度净利润增加，这是由于战略持股减少而录得的特别利润。
至于截至2024/12财年的全年收益预测，最初的销售计划为303.00亿日元，比上一财年增长4.4％，营业收入为34.50亿日元，同期增长1.1％，普通利润为34.7亿日元，净收入为25亿日元，同期增长1.5％。
