30日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は大幅続伸、好決算銘柄が買われて75日線を上回る
・日米金利差の早期縮小観測後退でドル買い縮小の可能性低い
・値上り寄与トップは東京エレクトロン＜8035＞、同2位は信越化学工業＜4063＞
■日経平均は大幅続伸、好決算銘柄が買われて75日線を上回る
日経平均は大幅続伸。前営業日比524.25円高（＋1.38％）の38459.01円（出来高概算9億8000万株）で前場の取引を終えている。
米国株式市場は続伸。ダウ平均は146.43ドル高（＋0.38％）の38386.09ドル、ナスダックは55.19ポイント高（＋0.35％）の15983.09、S&P500は16.21ポイント高（＋0.32％）の5116.17で取引を終了した。マイクロソフト、アルファベットの決算を受けAI（人工知能）への楽観的見方に買われ寄り付き後、上昇。今週予定されている企業決算への期待感もさらなる買い材料となったほか、アップルやテスラの回復もハイテクをけん引し終日堅調に推移した。終盤にかけ、米連邦公開市場委員会（FOMC）を控えた利益確定売りに伸び悩んだほか、財務省が発表した4－6月期の借り入れ推定額が予想外に上方修正されたことが警戒材料となり一時下落に転じた。しかし、押し目買い意欲も強く相場はプラス圏を回復し終了。
米国株上昇を受けて、連休明けの東京市場は買い優勢で取引を開始した。先週末に決算を発表した日経平均採用銘柄が複数大幅高となっていることも影響し、日経平均は38300円台で寄り付いた後はじりじりと上げ幅を拡大。75日移動平均線38231円水準を上回って前場の取引を終えた。為替が1ドル156円70銭台と先週末比で円安に振れていることも材料視されたもよう。
日経平均採用銘柄では、今期業績や自社株買いの枠設定、株式分割などが材料視された日立＜6501＞が急騰し上場来高値を更新したほか、今期業績予想が市場予想を大幅に超えた三菱電＜6503＞も大幅高となった。また、コマツ＜6301＞も自社株買いの枠設定などが材料視されて上場来高値を更新。このほか、トクヤマ＜4043＞、住友商事＜8053＞、ソシオネクスト＜6526＞、住友ファーマ＜4506＞が上昇。日経平均採用以外の銘柄では、さくら＜3778＞が今期大幅増益見通しを材料に大幅高となった。
一方、今期業績見通しが市場予想を下回ったことでアドバンテスト＜6857＞が大幅安となったほか、日東電工＜6988＞も今期最終減益見通しが嫌気されて売られた。また、エムスリー＜2413＞は前期業績などが嫌気されて大幅安。このほか、オリエンタルランド＜4661＞、セイコーエプソン＜6724＞、ANAホールディングス＜9202＞、TDK＜6762＞、住友化学＜4005＞が下落した。
業種別では、ゴム製品、海運業、機械、卸売業、電気機器などが上昇した一方、空運業、パルプ・紙、サービス業、水産・農林業の4セクターが下落した。
29日の為替市場では、13時過ぎに円が急伸し、一時1ドル154円台に入る場面も見られた。神田財務官は、介入実施の有無に関して「ノーコメント」としているが、5円超の円高ドル安を受けて、市場では「覆面介入が実施された」と指摘する声が多い。介入実施の有無や介入資金が判明するのは、5月末に財務相が公表する「外国為替平衡操作の実施状況」まで待つ必要がある。
ただ、日本銀行が発表する当座資金の推移から実施の有無を推測することはできる。仮に介入実施ということであれば「160円以上の円安は容認しない」という意思表示と理解できる。一方、介入資金は限りがあり、無尽蔵に介入を行うことが可能なわけではないので、今回の介入資金次第では、2回目、3回目という介入実施は難しい可能性もあるので、介入を巡る疑心暗鬼な状況はしばらく続くと考える。後場の東京市場は、為替動向を横目に、ランチタイムに決算が発表される商船三井＜9104＞、JPX＜8697＞など個別銘柄物色中心の地合いとなりそうだ。
■日米金利差の早期縮小観測後退でドル買い縮小の可能性低い
30日午前の東京市場でドル・円は156円70銭台で推移。156円07銭まで下げた後、156円99銭まで反発。日本の為替介入に対する警戒感は消えていないため、ドルは157円近辺で上げ渋る状態が続いてる。ただ、日米金利差の早期縮小観測は後退しており、ドル買い・円売りが大幅に縮小する状況ではないとみられる。
ここまでの取引レンジは156円07銭－156円99銭、ユーロ・ドルは上げ渋り。1.0703ドルから1.0725ドルで推移。ユーロ・円は反発。167円23銭から168円02銭まで値上り。
■後場のチェック銘柄
・ペプチドリーム＜4587＞、トリプルアイズ＜5026＞の、2銘柄がストップ高
※一時ストップ高（気配値）を含みます
・値上り寄与トップは東京エレクトロン＜8035＞、同2位は信越化学工業＜4063＞
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・米・4月ダラス連銀製造業活動指数：-14.5（予想：-11.3、3月：-14.4）
・独・4月消費者物価指数速報値：前年比+2.2％（予想：+2.3％、3月：+2.2％）
【要人発言】
・神田財務官
「介入かどうか申し上げないが24時間対応できる準備をしている」
＜国内＞
・特になし
＜海外＞
・特になし
我想在30日的售后交易中注意以下3点。
・日经平均指数继续大幅上涨，财务业绩良好的股票被买入并高于75日线
・由于观察回落，日美利率差异的提前缩小不太可能缩小
・东京电子 ＜8035＞ 是价格上涨的最大贡献者，信越化学（4063）位居第二
■日经平均指数继续大幅上涨，财务业绩良好的股票被买入并突破75日线
日经平均指数继续大幅上涨。前端交易收于38459.01日元（预计成交量为9.8亿股），与前一个工作日相比增长了524.25日元（+ 1.38％）。
美国股市继续增长。道琼斯平均指数收于38386.09美元，上涨146.43美元（+ 0.38％）；纳斯达克指数上涨55.19点（+ 0.35％），至15983.09点；标准普尔500指数收于5116.17点，上涨16.21点（+ 0.32％）。在微软收到Alphabet的财务业绩并被对人工智能（人工智能）的乐观看法收购后，它上涨了。对定于本周公布的企业财务业绩的预期也成为进一步的买盘材料，苹果和特斯拉的复苏也引领了高科技行业，全天保持稳定。在游戏快要结束时，除了在美国联邦公开市场委员会（FOMC）召开之前的盈利销售增长缓慢外，财政部公布的4月6日财年的估计借款额被出人意料地向上修正的事实成为令人震惊的材料，变成了暂时的下降。但是，由于强烈的买入动机，市场价格回升至正值区域并收盘。
为了应对美国股市的上涨，东京市场在连续假期后开始以买入优势进行交易。上周末公布财务业绩的日经平均指数采用的多只股票大幅上涨这一事实也产生了影响，在日经平均指数接近38300日元区间之后，涨幅逐渐扩大。它突破了38231日元的75天移动平均水平并关闭了前端市场。与上周末相比，汇率贬值至每美元156日元70日元，这一事实也被视为证据。
在日经平均指数采用的股票中，被视为本财年业绩、股票收购框架设置、股票拆分等重要因素的日立＜6501＞自上市以来飙升并刷新了高价，而本财年收益预测大大超出市场预期的三菱电机（6503）也大幅上涨。此外，由于公司股票收购框架被视为重要内容，小松＜6301＞也更新了上市以来的最高价格。此外，德山＜4043＞、住友商事＜8053＞、Socionext ＜6526＞ 和住友制药＜4506＞均上涨。根据对本财年利润大幅增长的预测，在日经平均指数采用的股票以外的股票中，樱花（3778）大幅上涨。
同时，由于本财年的收益预测低于市场预期，爱德万测试＜6857＞大幅贬值，日东电工（6988）也对本财年的最终利润下降预测感到厌恶。此外，由于对上一财年的业绩感到厌恶等，M3＜2413＞大幅贬值。此外，东方置地（4661）、精工爱普生（6724）、全日空控股（9202）、TDK（6762）和住友化学（4005）均下跌。
按行业划分，橡胶制品、航运、机械、批发贸易、电气设备等上涨，而航空运输、纸浆/造纸、服务业和渔业/农业和林业这四个板块却下降了。
29日的交易所市场上，日元在13点之后迅速上涨，还出现了它一度进入154日元1美元区间的场景。财政部长神田对是否实施了干预措施表示 “不予置评”，但针对日元升值和美元贬值超过5日元的情况，有许多声音指出，对市场 “进行了隐蔽干预”。必须等到5月底财政部长宣布 “外汇均衡操作的实施状况” 后，才知道是否存在干预措施实施和干预资金。
但是，可以从日本银行宣布的经常账户变化中推断出实施的存在与否。如果要实施干预措施，则可以理解为 “日元贬值160日元或以上是不可接受的” 的意向声明。另一方面，干预资金有限，不可能进行无穷无尽的干预，因此，根据目前的干预资金，有可能难以实施第二或第三次干预措施，因此我认为围绕干预的可疑情况将持续一段时间。东京后台市场可能以寻找诸如MOL ＜9104＞和JPX ＜8697＞等个股为中心，这些股票的财务业绩将在午餐时间公布，汇率走势处于观望状态。
■日美利率差异提前缩小由于观察回落，美元买盘萎缩的可能性很小
30日上午，东京市场美元和日元维持在156日元70日元的区间内。在跌至156日元07日元之后，它反弹至156日元99日元。由于对日本汇率干预的谨慎情绪尚未消失，美元仍然不愿在157日元左右上涨。但是，对日美利率差异缩小的早期观察已经消退，看来美元买入/日元销售并未急剧萎缩。
到目前为止，交易区间为156日元07日元至156日元99仙，欧元和美元不愿上涨。它从1.0703美元变为1.0725美元。欧元和日元反弹。价格从 167 日元 23 日元上涨到 168 日元 02 日元。
■后台查看股票
・PeptiDream ＜4587＞ 和 Triple Eyes ＜5026＞ 的两个品牌都是止损价
*包括临时停车高度（符号值）
・东京电子 ＜8035＞ 是价格上涨的最大贡献者，信越化学（4063）位居第二
■经济指标和关键人物的陈述
[经济指标]
・美国4月达拉斯联储制造业活动指数：-14.5（预测值：-11.3，3月：-14.4）
・德国4月初步消费者物价指数：与上年相比增长2.2％（预测：+ 2.3％，3月：+ 2.2％）
[贵宾致辞]
・神田财务主管
“我并不是说这是否是干预措施，但我们正准备能够每天24小时做出回应”
＜国内＞
・没什么特别的
＜海外＞
・没什么特别的
